(前編を読んでいない方は、是非そちらからどうぞ)
前菜のあとは、通常スープと続くのですが、前回の最後でもお伝えしたとおり、
もう1品前菜が続くんです。
それがこちらです。
カップの中に入った、黒っぽい物体とツブツブは。。。
これって、ひょっとして、一般ピープルがお目にすることはないという、あの幻の食材?
おそるおそる、メニューで確認します。
「Foie gras et royale de lentilles aux truffes」
だからフランス語はもういらないっつーの。
いや、フランス語だけど、最初の2つの単語と最後の単語は何となくわかりません?
そうです、やっぱりあの、僕ら田舎もんにとっては幻の食材。
フォアグラとトリュフじゃないですか、やっぱり !
ちなみに、日本語表記のメニューだと以下のようになります。
「フォアグラのポワレとランティーユのロワイヤル トリュフをあしらって」
トリュフを足げにする、いや、あしらうなんて、何て贅沢なんでしょう。
こんな料理二度と食べることはできないと思うので、もっとじっくり目で堪能することにしましょう。
結構大ぶりのフォアグラからは香ばしい、高級感あふれる香りが漂ってきます。
トリュフも結構贅沢にあしらわれています。
フォアグラは口の中でフワッと広がって、「ここで死んでも悔いなしっ」って気分になります。
新郎新婦より幸せかも~♪
(冗談!ちょっとはしゃぎすぎ。。。反省<m(_ _)m>)
続いては、スープ。
メニューを見ると、
「ダブルコンソメスープ 紅白のロワイヤルと野菜入り」
ここで疑問、「ダブルコンソメ」って、普通のコンソメスープとどう違うの?
あと、さっきも出た言葉「ロワイヤル」って食材だったの?
「王室風」みたいな意味かと思ってたんだけど。。。
とにかく、出てきたスープがこちらです。
何という綺麗な色!
澄みきったスープが黄金色に輝いています。
そう、ダブルコンソメとはこの深い色合いが特徴。
普通のコンソメはブイヨンを2~3時間煮出して作るのですが、
ダブルコンソメはさらにもう1度ブイヨンを加え煮出すという、2倍の手間をかけてつくられるのだそうです。
(にわか仕立ての知識なので間違ってたらゴメンナサイ)
「ロワイヤル」についても調べてみました。
フランス料理にしばしば登場する「ロワイヤル」という言葉はいくつかの意味でつかわれるそうです。
ここでいう「ロワイヤル」とはやはり食材のことで、ひとことで言うと「洋風玉子豆腐」。
とき卵に調味料とブイヨンを加え、こしたものを蒸し器で10分くらい蒸しあげると完成、だそうです。
フランス料理でスープの浮き実として使われることが多いそうです。
.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.
さて、いよいよメインの御登場です。
メインの一品目は魚料理から。

「帝国ホテル特製 車海老と舌平目のグラタン エリザベス女王風」
何だか凄いタイトルの料理が出てきました。
料理長の解説によると、1975年、エリザベス女王が来日した際に先代の料理長が考案した料理なんだそうです。
車海老が包まれているもの、これは新鮮な魚介のすり身を塗った舌平目。
こちらを、白ワインで蒸し、さらにホワイトソースをかけてこんがり焼き上げるんだとか。
こんな贅沢な一品を僕なんかが食べてもいいのでしょうか?
ちなみにこの料理、披露宴では長年出していなかったそうなんですが、帝国ホテル開業120周年を記念して復活させたのだそうです。
ラッキー!
素材の美味しさはもちろんですが、このホワイトソースが目茶苦茶ウマイ。
まろやかでクリーミィ、ブイヨンの下味がちゃんと引き立ったソースです。
もったいないので、残ったソースはパンにつけて食べました。
これがまた美味しい。
思わず、「パンお替わりっ!」って言いそうになりました。
(恥ずかしいのでやめときましたけど。。。)
そして、おまたせ肉料理。

「特撰 和牛のローストビーフ ヨークシャープディングとともに」
帝国ホテルと言えば、定番中の定番、ローストビーフの登場です。
(って、知らなかったくせに、また知ったかぶり。。。(^_^;))
この肉が実に柔らかい。
口の中で溶けていくような食感です。
そして、あっさり目で自身を強調しない上品なソースと一緒に体中に広がって行くような感覚。
さすが、帝国ホテルで長年愛され続けてきたローストビーフです。
このローストビーフ、なんとお替わり自由なんですよ。
おいおい、そんな贅沢やめてくださいよ。
田舎もんにとって、「お替わりください」なんて、恥ずかしくって言えっこないじゃないっすか。
でも、こんな贅沢、二度とできないかもしれないし。。。
で、会場の一角では実際にシェフが切り分けてるし。。。
という訳で、あっさり誘惑に負け、お替りしちゃいましたぁ。
(●^o^●) 幸せ❤
(だんだんオカマキャラ入ってきてないか?大丈夫?)
ローストビーフ2枚攻撃ですっかり満腹になったのですが、まだデザートが残っています。
「ガスコーニュ産桃のコンポートとシャンパンのジュレ
フルーツを添えたブランマンジェとともに」
すみません、全く意味不明なんですけど。。。
ブラマンジェとともに、どこへ行っちゃうんですかぁ、って感じ。
といっても仕方ないので、ネットで検索しまくって、この暗号を解読しましょう。
まず、「ガスコーニュ」ですが、フランス南西部の地方を指します。
ガスコーニュ地方で有名な都市と言えば、ワインで有名なボルドーでしょうね。
続いて「コンポート」。
こちらは、スイーツの調理方法で、果物をそのままシロップ漬けにしたり、砂糖で煮たもので、タルトやケーキのトッピングとしてもよく出てきます。
「ジュレ」はゼリーのこと。
「ブランマンジェ」とは、直訳すると「白い食べ物」。
牛乳に砂糖といくつかの香りをつけ、ゼラチンで固めたデザートの一種で、大雑把に一言でいうと、洋風杏仁豆腐のようなものでしょうか。
つまり、先程のメニューをわかりやすく言うと、
「フランス南西部ガスコーニュ地方で採れた桃のシロップ漬けとシャンパンゼリー、果物を添えた洋風杏仁豆腐とともに」
こうなると、帝国ホテルの品格にはほど遠い食べ物のような感じになってくるので、この辺でやめときましょう。
しかし、帝国ホテルの披露宴ってさすがに凄いですね。
伊勢海老、鮑、たらば蟹、フォアグラ、トリュフ、車海老、舌平目、ローストビーフ・・・
一生のうち、一度食べられるかどうかっていう食材を1日のうちで食べてしまったんですから。
(ちょっと大げさ?)
よぉし、もっとお金持ちになって、帝国ホテルの常連になってやるぅ。
でもって、毎日こんな豪華な料理を。。。
いやいや、そんなことしてたら、体がフォアグラになって早死にしそう。。。
僕は、田舎もんの一般ピープルで十分です。
ごくたまぁに、こんなことが経験できるだけで幸せです。
ハイ。
最近のコメント