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2007年11月27日 (火)

胃カメラ初体験記 ~ 後編

~ 前編のつづき ~

検査室には医師が1人、助手(看護婦)が2人が待ち構えていた。
中央に診察台(ベッド)、そしてその横に大きな胃カメラの機械が居座っている。
「仰向けに寝てください」
と助手に言われ、横になるとさっきとは違う麻酔薬を飲まされる。
液体を口に含んだ後、首を大きく左右に振った後、今度は飲み込む。
液体が喉を通る時軽い刺激を感じる。

横向きになり、マウスピースをくわえたらいよいよ胃カメラの登場だ。
どす黒いチューブは想像していたよりも太い。
いよいよ挿入だ。
マウスピースの穴を通して管が入ってきた。
「楽にして」と言われるが、さすがに緊張感で一杯。
先端が喉に達したところで、さっそく強烈な嗚咽が沸き起こる。
やっぱり最初の麻酔薬を5分で吐き出したのが仇になったようだ。

自分の体の中へズンズンとチューブが入っていくのがわかる。
そう、エイリアンに体の中を侵食されているみたいな気分だ。
嗚咽は止まらない。
看護婦が背中を撫でてくれているようだが、ほとんど意味なし。
やがて、胃カメラは胃に達した模様。
そのあたりで、ようやく嗚咽が治まってきた。
エイリアンは胃を通り過ぎ、十二指腸へ侵入したらしい。
そこまで行くなんて聞いてないよ。

ところでこの機械、胃を膨らませるために常に空気を送り込んでいるらしく、嗚咽が治まったと思ったら今度はゲップが出だした。
医者から、ゲップを我慢してと言われるが無理なものは無理。

ひととおり十二指腸をまさぐられた後、エイリアンは胃に戻って来た。
ここで、医師がモニタを見るよう促される。
やや首を持ち上げ、モニタを見ると、自分の胃の中の様子が映し出されている。
もちろん自分の胃の中を見るのは初めて。
きれいなピンク色をしている。
医師が管を動かすとピンク色の壁がウネウネと動く。
へぇ、胃の中ってこうなってるんだ。
「とてもきれいな胃ですよ」と言われるが、「きれい」の基準が判らないし、チューブを咥えているしで返事に詰まる。

「これがポリープですね」
と医師が言うと、モニタに問題のポリープが映し出された。
4ミリ程度のイボみたいな物体がピンク色の壁にくっついている。
「でもこれは全然問題ないので大丈夫ですよ」
ふ~ん、全然問題ないのか。でも、本当か?
これからも問題ないのか?
なんて若干の疑問を持ちながら、モニタを見ていると、
「では、これで終わりです」と言いながら、医師の命令でエイリアンは撤退を開始した。

エイリアンの撤退が完了し、やっと私の体に平和が戻ってきた。
エイリアンの侵入時間は賞味10分弱くらいだったようだが、僕的には1時間くらい居座られていたような気分だ。
とても疲れた。ぐったりだ。いや、本当に疲れた。

・・・・・・・・・・

予想通り、その日の午後は麻酔と疲れからほとんど仕事になりませんでした。

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私も最近ブログ始めました。よろしくお願いします。

投稿: ずーさん | 2007年11月27日 (火) 12時11分

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