« 陸上自衛隊旭川駐屯地 | トップページ | 陸自第2師団記念行事 ~ 最新装備品② »

2008年6月14日 (土)

陸自第2師団記念行事 ~ 最新装備品①

6月8日(日)、陸上自衛隊第2師団記念行事へ行ってきました。

07

ところで、陸上自衛隊の装備品というと戦車、装甲車といった車両、榴(りゅう)弾砲やミサイルといった火砲、あと通信器材や施設器材といった各種器材等があります。
これらの装備品はいずれも高価なため、全国一斉に配備するのが難しく、毎年ちょっとずつ、長いものでは10年以上かけて全国に行き渡ります。
なかには全国配備が完了する前に次の新しい器材が開発されるというケースもあります。

というわけで、新しい器材はまず最初に第2師団に配備されることが多く、他の師団では見られない最新装備を見ることができます。

なぜ第2師団が最初なのかというと...

平成16年12月に「新防衛大綱」(正式には「平成17年度以降に係る防衛計画の大綱」といいます)が閣議決定されました。
その中で、陸上自衛隊はそれまでの師団(13コ師団、2コ混成団)を見直し、9コの師団と6コ旅団に見直すこととしました。
またこれらを「即応近代化師団・旅団」と「総合近代化師団・旅団」という2種類に分類、さらに地域特性に応じた役割を持たせることとしました。
例えば第1師団(練馬)と第3師団(千増)は「総合近代化師団(政経中枢タイプ)」といった具合です。

第2師団は総合近代化師団に位置づけられるのですが、その中でも特に先進部隊実験師団という役割も持っていて、多様な事態に対応するためのいろんな取り組みを試す部隊でもあります。
したがって、最新装備はまず第2師団に配備され、実戦(と言ってもほとんど訓練ですが)で試されるという訳なのです。

さて、今回展示してあった装備品や観閲行進で他の師団ではなかなかお目にかかれないものをいくつか紹介します。

まずは、90式戦車。

02

第7師団は機甲師団なので別格として、第2師団は他の師団と違い戦車連隊を持っています。
戦車も90式戦車と74式戦車の両方がありますが、主力はやはり90式戦車でしょう。

90式戦車は教育用(富士教導団や学校など)を除くと北海道でしか見ることができません。
今回観閲行進で90式戦車が隊列を組んでやってくる姿はなかなか壮観でした。

01

次は、96式装輪装甲車(WAPC)。

13

何といっても特長は8本のコンバットタイヤでしょう。
通常走行時は後部4輪駆動ですが、スイッチ1つで8輪駆動に切り替えることができます。
最高速度は自衛隊の装甲車両の中ではダントツの100km/h。
ドライバーを含め10人の隊員を乗せることができます。

通常の観閲行進では普通科部隊は歩いてくるか、ジープ、トラックに乗って行進しますが、今回はすべての隊員がこのWAPCに乗ってやってきました。

08_2

さすが第2師団!!こんな光景もここでしか見れないのではないでしょうか。

今回はここまで。
次回は火砲を中心にレポートします。

|

« 陸上自衛隊旭川駐屯地 | トップページ | 陸自第2師団記念行事 ~ 最新装備品② »

自衛隊訪問記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 陸自第2師団記念行事 ~ 最新装備品①:

« 陸上自衛隊旭川駐屯地 | トップページ | 陸自第2師団記念行事 ~ 最新装備品② »