翠嵐楼
九州にはたくさんの温泉があります。
熊本県も例外ではなく、阿蘇、菊池、天草など多くの温泉があります。
今回、僕は熊本から鹿児島を巡る研修ツアーに参加したのですが、その時に泊まったのが
人吉温泉 「翠嵐楼」 (すいらんろう)
という温泉旅館でした。
人吉温泉は熊本県人吉市、熊本県の中では南に位置し、もう少し南へ下ると宮崎県えびの、そして鹿児島県へと続きます。
市内には球磨川が流れ、球磨焼酎をはじめとする焼酎の酒蔵が多く所在する町としても有名です。
なお、球磨川は流れの早い川で、日本三大急流のひとつであり、ここ人吉の観光の目玉の一つに「球磨川下り」があります。
球磨川下りHP : http://www.kumagawa.co.jp/start.html
ちなみに、日本三大急流とは最上川、富士川、そして球磨川のことです。
JR人吉駅の周辺にはいくつかの温泉宿が立ち並んでいますが、今回泊まったこの翠嵐楼は人吉の街から3km程西へ離れた場所にあります。
今回はツアーだったので観光バスで向かったんですが、こんな所に旅館があるのだろうかと思うくらい町の中心から外れて行き、田んぼや民家の脇道を通り抜けていくと、突然この旅館が現れました。
旅館自体はそれほど大きくはありませんが、本館のすぐ裏には球磨川が流れ、その奥には山をいただく、とても清楚な感じがする佇まいです。
それもそのはず、この翠嵐楼は創業明治43年(1910年)という人吉では最も歴史のある旅館で、しかも皇室御用達なんだとか。
なるほど、納得。
ここの旅館の特徴は、何といってもその温泉の質の良さでしょう。
ここには足湯も入れると5つの風呂があるんですが、基本的にはすべてかけ流し、
しかも、なんとこの旅館には源泉が2つもあるんです。
人吉駅周辺の温泉と違い、ここの温泉名は、
「翠嵐楼温泉」
と名付けられているそうです。
源泉の温度も47.3℃、毎分143リットルも湧き出すため、夏の暑い時期には多少加水するものの、基本的には源泉かけ流しなんだそうです。
特に、半地下のような場所にある「御影の湯」というお風呂は創業当時からあるお風呂で、ポンプも使わず直接源泉を湯舟に注ぎ込むという正真正銘100%源泉かけ流しなんだそうです。
お湯はとてもなめらかな感触がしました。
説明によると、ここの泉質は食塩性アルカリ炭酸泉で無色透明、多少塩味のする温泉で、重曹を多く含み、肌がつるつるすべすべするお湯なんだそうです。
「翠山の湯」 : こちらは本館3階にある大浴場
2階には「翠河の湯」(今回は女湯)がある。
大浴場の脱衣所にはここの温泉で作られたというミネラルウォーターが置いてありました。
「球磨のちから」というミネラルウォーターで、市内でも一般販売されている商品なんだそうです。
ミネラルウォーターの他に、「美肌水 球磨のちから」なんていう商品もあるそうですよ。
飲んだ感じはちょっと硬めな感じがしました。
球磨焼酎をこの水で割ると二日酔になりにくいらしいですよ。
歴史のある旅館ですが部屋もきれいだし、若女将をはじめ従業員も皆さん親切で愛想がよく、とっても好印象でした。
人吉温泉「翠嵐楼」、お勧めの宿です。
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