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2009年6月23日 (火)

サイロ隊舎

陸上自衛隊真駒内駐屯地にある建物で有名なものがあります。

通称 「サイロ隊舎」

と呼ばれる建物です。

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以前から、真駒内駐屯地に来るたび気になっていた建物だったんですが、今回やっとこのサイロ隊舎を見学することができました。

というのも、このサイロ隊舎はここ真駒内駐屯地の歴史を知る上で、とっても重要な場所なんです。

このサイロ隊舎に入ると、真駒内駐屯地の歴史を学ぶことができる他、実際のサイロの最上階まで昇り、市内の景色を堪能することができるんです。

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真駒内駐屯地があったこの場所の歴史は、明治9年まで遡ります。

明治9年にこの地に、「真駒内種畜場」が誕生しました。

北海道で畜産業を広げようとする国策がスタートした訳です。

その後、「北海道種畜場」、「北海道農業試験場」と名前を変え、北海道の農業、畜産業の発展に寄与してきたのです。

現存するこのサイロは昭和12年に造られたもので、北海道内に現存するサイロとしては最大なんです。
当時建設にかかった費用も、通常の大型サイロの2倍はしたとのことです。

さて、終戦とともに種畜場としての役割を終え、米軍の駐留地となりました。

この地へ進駐した米軍は、ここを「キャンプ・クロフォード」と名付け、約8年間駐留していました。

その間、このサイロだけは取り壊されないどころか、ここを改装し「下士官クラブ、集会場、ボウリング場」と、福利厚生施設として再利用したのです。

中に、当時の米軍時代の建物の写真が展示してありました。

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ちょっと話は横に逸れますが、この写真のすぐ近くに当時の駐留軍の司令部隊舎の写真を発見。

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やっぱり五角形ですよ。

そうです、国防総省「ペンタゴン」と同じ五角形。

アメリカの軍人って五角形が好きなんでしょうかね。

と思い、ペンタゴンを調べてみました。

ワシントンに建造された国防総省「ペンタゴン」は1943年1月に完成、5階建てながら当時は世界最大のオフィスビルだったそうです。

であるにもかかわらず、どんなに遠い場所でも10分以内で到着できるよう設計されているそうで、この「ペンタゴン(五角形)」がいかに機能的で合理的な構造だったかがわかります。

ここ真駒内にあるキャンプ・クロフォード司令部は、戦後1946年以降に建造されたはずなので、国防総省ペンタゴンの完成から数年後であり、当時の司令官が米軍のシンボルであるペンタゴンと同じ五角形にこだわったことも十分推測できますよね。

ここ真駒内駐屯地内には、このサイロ隊舎の他にも、米軍駐留時代の建物、教会やら映画館等いくつか残されています。

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昭和29年に米軍からこの地を返還され、ここは陸上自衛隊真駒内駐屯地として新たなスタートを切ったわけですが、このサイロ隊舎には業務隊、会計隊といった部隊が入居し、現在も使用されています。

ちなみに、「サイロ隊舎」と呼ばれるようになったのも自衛隊時代からなんだそうです。

さて、実際にサイロ部分の展望台に登ってみました。

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この日はあいにくの天気だったので、景色もイマイチでした。

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いつもならきれいに見える「もいわ山」も、てっぺんが雲に隠れて残念でした。

自衛隊は気軽に行ける場所ではありませんが、記念行事のように駐屯地を開放する日も年に何回かあるので、そういうときに是非訪れてみてはいかが?

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2009年6月22日 (月)

第2師団記念行事 ~ おまけ

今年の第2師団記念行事における目玉は、前回お伝えしたとおり、

「増強第2音楽隊」「第2特科連隊」のコラボによるチャイコフスキー「序曲 1812年」ですが、、、

そのあと行われた祝賀会食も去年までとはちがう趣向が準備されていました。

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それは、会場(体育館)のコーナーに設置された屋台

屋台はいろんなところで企画はされているのですが、今回僕的に気になった屋台を2つ紹介しておきます。

一つ目は、「スープカレー」

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最近、北海道がラーメンに続いて力を入れている(?)のがこの「スープカレー」。

もともとの発祥の地も札幌だと言われていて、現在では札幌市内だけでも200以上のお店があると言われています。

今や全国的にも有名になりつつあるスープカレーですが、僕はまだ食したことがなく、今回この屋台を見つけた時には、まず最初にゲットしたかった一品でした。

そして、並んで手に入れたのがこちら。

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左下のヤツです。

決してカレーを薄めたものではありません。

カレーなんだけど、何かダシが効いているような。。。

そう、これにラーメンの麺が入るとカレーラーメンになるって感じ?

思ったより辛さも効いてて、個人的には好きな味でした。

ところで、横に添えてあるご飯とともにどうやって食べたらよいか分からなかったのですが、自分流ということで、スプーンですくったご飯をスープに浸して食べました。

誰か、食べ方違ってたら教えて下さいね。

ちなみに右側の食べ物は、「いももち」(だったと思う)と言って、別の屋台からゲットしてきたんですが、ジャガイモで作ったお餅の中にチーズが入っていて、こちらも意外と美味しかったです。

さて、もう一つの屋台は、やはり何と言っても「旭川ラーメン」です。

今回は、旭川観光協会だったかラーメン協会だったか忘れちゃったけど、とにかくちゃんとしたところの協力を得て、本格的な旭川ラーメンを提供していたとか。

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今回のは醤油ラーメン。

旭川と言えばやっぱ「醤油」でしょう。

麺も中細のちぢれ麺で、スープとよく合っていてホント本格的な味でした。

それと今回驚いたのは、この旭川ラーメンの屋台にできた行列

一番長い時で30メートルから40メートルくらいの行列ができたのではないでしょうか。

一番長い時の最後尾に並んだ人は、おそらく30分以上待ったんじゃないでしょうかね。

いや、会食の時間ってだいたい90分でしょ。

でもって、挨拶やら祝辞やら乾杯やらで、歓談の時間が始まるのはだいたい30分後くらいでしょ。

ということは、祝宴時間正味60分の間の30分以上を行列に費やしたことになります。

ラーメン以外、ちゃんと飲み食いできたんでしょうか。。。

って、余計な御世話か。。。

ちなみに、どうして僕がこれにありつけたかって言うと、たまたま近くの人が1つ余分にゲットしてて、たまたま僕がその1つを貰えたんです。

ラッキー!!

でもってさらに驚いたのは、通常こんなに人気がある屋台は、すぐ品切れになって会食時間の途中に店を閉めてしまうのですが、今回この屋台はこんなに人気があったのにちゃんと最後までラーメンを提供していたことです。

これは素晴らしい!!

これはおそらく第2師団の誰か偉い方の配慮によるものじゃないでしょうか。

  「今回の屋台メニューは、最後まで絶対に切らしてはならんっ!!」

なんてね。

「最強第2師団」は、気配りの面でも「最高第2師団」でした。

お後がよろしいようで。。。<m(_ _)m>

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2009年6月21日 (日)

第7師団記念行事 ~ その3

(その2の続き)

いよいよ、第7師団主力部隊の登場です。

まずは、第7高射特科連隊

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見て下さい、この87式自走高射機関砲」の数。

陸上自衛隊が現在保有している装備品の中で、僕個人的には最もカッコイイと思う装備のひとつです。

それが4列縦隊でやってきたのですから、たまりませんよね。

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続いてやってきたのは、第7特科連隊です。

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こちらも正式配備としては第2師団とここでしか見られない、「99式155㎜自走りゅう弾砲」が隊列を組んで登場してきました。

高射部隊の時と同様、4列での行進はかなり迫力があります。

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続いての登場は、第7施設大隊です。

なんとなく順番的にはもう少し前なんじゃないかなって感じですけど。。。

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ここでのポイントは、やはり写真の中ほどの車両、「91式戦車橋」でしょう。

ちょっとした沢や地隙(ちげき)に橋を架け、戦車を通すための器材です。

この後の訓練展示では実際に端を架ける作業が行われていました。

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続いてやってきたのは、「第11普通科連隊」です。

第7師団なのに第11普通科連隊、ちょっと違和感ありますよね。 

  「11連隊は第11旅団(真駒内)なんじゃないの?」

  「いやいや、真駒内にあるのは18連隊。」

  「じゃあ7連隊ってどこ?」

  「7連隊は京都の福知山駐屯地にあるんだよ。」

  「ということは7連隊は3師団隷下ってこと?じゃ3連隊は。。。」

・・・これ以上やるとキリがないのでやめときます。(;一_一)

さて、最初に登場してきた車両ですが、最初戦車かなっと思ったんですが、砲身の太さが全然違います。

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これは、「89式装甲戦闘車」といって、車内から撃てる35mm機関砲を装備した装甲車です。

実部隊配備はこの11普連のみで、あとは教育用として富士教導団や武器学校等にあるそうです。

なんと10人乗りなんだそうですよ。

89式装甲戦闘車に続いて、僕的には初めて見る車両が出てきました。

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これも装甲車のようなんですが、よくみると車体の後ろから砲身が突き出ています。

これは、「96式自走120mm迫撃砲」です。

これは、牽引式としてよく見る「120mm迫撃砲RT」をそのまんま車体に入れてしまったようなもので、通常走行時は迫撃砲は完全に車体の中に納まっています。

この装備もここ11普連の重迫撃砲中隊にしかないそうです。

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そしていよいよ最後に戦車部隊の登場です。

トップバッターにやってきたのは南恵庭駐屯地に所在する「第73戦車連隊」

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この部隊は「コア部隊」といって、主力が即応予備自衛官で構成される部隊です。

予備自衛官というのは、通常は民間企業等に努めていて、イザというときに出動命令を受けて自衛官として配属する自衛官のことです。

ここ73戦車連隊も500人規模の部隊なのですが、通常時は4分の1の120名程度しかいないそうです。

続いての登場は、同じ千歳市内、北千歳駐屯地に所在する「第71戦車連隊」

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戦車が5列になって行進するのって、ここでしか見られない光景ですよね。

しかも、全部90式戦車ですよ。

世界に誇る「90戦車」がこんなにいっぱい!!

そしてトリを飾るのは北恵庭駐屯地に所在の「第72戦車連隊」です。

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上の写真はで敬礼をされているのは第72戦車連隊長です。

僕(チンムー)とも面識があるので、一応雄姿を(勝手に)掲載させて頂きました。

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いやぁ、さすが噂に名高い、ド迫力の第7師団観閲行進でした。

しかもここでしか見ることのできない装備品も思ったより多くて、今回はかなり収穫が多かったのも嬉しいです。

我が国唯一の機甲師団「陸上自衛隊第7師団」

ここ何年かは雨続きらしいのですが、今度来る時は天気の良い日に巡り合いたいですね。

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2009年6月20日 (土)

第7師団記念行事 ~ その2

いよいよ観閲行進の始まりです。

普通最初は音楽隊が登場するのですが、音楽隊はすでに遠くで演奏を開始していました。

最初に登場してきたのは、ホーク部隊(地対空誘導弾)でした。

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あれ、確か第7師団にはホークはなかったような気がするんですが。

そう、この部隊は第7師団の部隊ではなく、方面直轄部隊の第1高射特科団だったのです。

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そのあと登場してきたのが、TSEJと呼ばれる電子戦システム

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ということは、この部隊は第1電子隊

なるほど、まずはじめに東千歳に駐屯する方面直轄部隊から登場するんですね。

他にもいくつか方面直轄部隊が登場したみたいだけど、そこは省略?

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さて、いよいよ第7師団が登場するんですが、まずやってきたのは第7通信大隊

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車の上にいろんなアンテナを乗せているのが特徴です。

ただ、この装甲車のような車にアンテナが乗っかったやつはこれまで見たことないような気がする。

ひょっとして、ここでしか見られない装備品なのでしょうか?

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続いて、第7後方支援連隊

後方支援連隊は、施設、補給、輸送、衛生といった各種後方支援のための部隊で、地味ではありますが数多くの装備品を持っています。

ここでも今回僕が初めて見る車両を発見。

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最初は除染車3型だと思っていたんですが、なんか形が違う。

前を走っているのがタンク車なので、おそらく補給隊の装備品だと思う。

ということで、後で調べた結果、これはあのイラク復興支援で活躍した「浄水セット 逆浸透型」と呼ばれる車両にたどり着きました。

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とここで、上空よりローター音が聞こえてきました。

第7飛行隊がこのタイミングで登場です。

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飛行隊は普通最初か最後が多いのですが、途中で入ってくるのは珍しいのではないでしょうか。

タイミングをピッタリ合わせるのって大変でしょうね。

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続いて登場してきたのは、第7偵察隊

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あれっ?オートバイの後ろにいるのは74式戦車じゃない

第7師団にも74戦車がいたんだ。

っていうか、さすが機甲師団の偵察隊には戦車が配備されているんですね。

この後いよいよ主力戦闘部隊、すなわち「普特機」部隊の登場となるのですが、今回はここまで。

続きは「その3」にて。

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2009年6月17日 (水)

第2師団記念行事 ~ 後編

(前編の続き)

雨の中、いよいよ第2音楽隊が入場してきました。

なんとなく人数が多いような気がします。

というのも、「1812年」は最後に大砲とコラボするため、通常の音楽隊員だけでは大砲の音に負けてしまうらしく、今回は北部方面音楽隊と第11音楽隊から支援を受けているのだそうです。

こういうのって、「増強第2音楽隊」って言うんですかね。

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音楽隊は配置についたのですが、第2特科連隊がどこにも見当たりません。

そしてそのまま演奏開始。

マイクが雨の音を拾っていて、遠くで機関銃か何かの射撃音のようにも聞こえる。

そして、演奏の中ほどまで来たときです。

突然、グランドの両サイドからエンジン始動音が鳴り始めました。

見ると、両サイドからたくさんの155mm自走榴弾砲が2列になって登場してきたのです。

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両サイドから9両ずつ、全部で18両がやってきました。

そして、音楽隊の後ろに等間隔に並んで止まると、一斉に旋回を始め、銃口を後ろに向けピタッと止まったのです。

綺麗に一直線に並び終わり、射撃体勢に入る

18両の車両の一つ一つの動作がぴったり合っています。

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さすがは最強?第2特科連隊の精鋭たちです。

そしていよいよ、クライマックスへ。

音楽の盛り上がりとともに、まずは両端の火砲から順に発射。

そして、曲の最後には全火砲が同時に斉射

全くズレはなし。

人間の耳はかなり正確にできていてほんのちょっとのズレも感じ取ることができますが、全く違和感なし。

おそらく0.1秒以下の誤差だったはずです

当然会場は拍手喝采!!

ブラボーッ!!

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このあと、第2特科連隊にお邪魔して裏話を聞きました。

今回の演奏に際しては昨年から準備を始め、それぞれの射撃手は各中隊の最も優秀な隊員を配置したそうです。

また、全員が車両の中にいるため、射撃の指示は無線で行ったらしいのですが、実はこれが一番大変で、特に最後の斉射はタイミングを合わせるため、命令の出し方や射撃方法等いろいろと工夫をし、練習に練習を積み重ねたとのことです。

心残りはあいにくの天候でしたが、自分自身ずぶ濡れになっていることをすっかり忘れさせてくれる、それくらい素晴らしい演奏でした。

増強第2音楽隊の皆さん、そして第2特科連隊の皆さん、本当にお疲れ様でした。

・・・・・・来年は何を見せてくれるのか、とっても楽しみです。

(これってある意味プレッシャー?)

実は最後のクライマックスはデジカメのビデオモードで撮影したのですが、イマイチだったので掲載はやめときます。

そのうち誰かがYouTubeにでもアップするでしょうし。。。

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2009年6月16日 (火)

第2師団記念行事 ~ 前編

6月14日(日) 陸上自衛隊第2師団創立59周年記念行事に参加してきました。

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先々週の第11師団、先週の第7師団に続き、3週連続で北海道の師団を巡ったことになります。

第2師団司令部は旭川市、旭川駐屯地に所在し、道北の守りを担う部隊です。

第2師団と旭川駐屯地については昨年の記念式典レポートで詳しく書いていますので、そちらを見てくださいね。

 ※「陸上自衛隊旭川駐屯地」 : http://hirohi.cocolog-nifty.com/hirohi1/2008/06/post_b2dd.html

第2師団の式典は今回で2年連続の参加ということになります。

去年はそこそこの天気でしたが、今回は雨。

なんと、11師団、7師団、2師団と3週連続の雨です。

しかも今回がいちばん激しい雨だったんじゃないでしょうか。

それでもやっぱり「晴天行事」でした。

というか、どういう状態なら「荒天行事」になるんでしょうね。

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観閲式、観閲行進については昨年もレポートしていますので、今回は昨年と違う部分をレポートします。

まずは装備品展示コーナーから。

こんなものを見つけました。

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「地雷探知器画像型セット」

というそうです。

地中に埋設された地雷を電波と磁気で探知し、ヘルメットに装着したヘッドマウントディスプレイに画像で表示、同時に音でも知らせることができるのだそうです。

今年の3月に装備されたばかりのものだということで、僕が見たことないのも当然なのでした。

よくわかんないけど、このハイテク機器によって地雷探知の安全性が高まるんでしょうね。

次に音楽演奏です。

実は今回の記念行事の目玉がこの音楽演奏だったのです。

今回の演目は、いつもの行進曲とかじゃありません。なんと、

チャイコフスキー作曲 「序曲 1812年 作品49」

です。

僕もCDを持っているのでよく聞くのですが、最後のクライマックスで大砲とのコラボレーションがあるんです。

この曲を演奏するなんて当日まで知らなかったので、とっても期待に胸が膨らみました。

ところで、「1812年」ってなんだかわかりますか?

1812年とは、ナポレオンが約60万の大軍を率いてロシアに侵攻した年(ロシア侵攻作戦)で、これをロシア軍が激戦ののち打ち破り、ナポレオンを敗退させたという、ロシアにとってはとっても歴史的な年なんです。

この戦争で焼失してしまったモスクワの中央大寺院が70年後の1982年に再建されたのですが、その再建を祝って作曲されたのがこの曲「序曲1812年」だと言われています。

この曲の初演もこの年に大寺院の広場で行われ、その時も実際に大砲を撃ち、大寺院の鐘をならして演奏された記録があるそうです。

さて、今回は第2音楽隊と第2特科連隊のコラボレーションが見れるのでしょうか。

・・・・・この続きは次回にて。

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2009年6月15日 (月)

第7師団記念行事 ~ その1

6月7日陸上自衛隊第7師団創隊54周年記念行事の日でした。

陸上自衛隊第7師団は、北海道千歳市にある東千歳駐屯地に司令部を置く師団で、日本で唯一の機甲師団です。

機甲師団というのは、戦車部隊を中心とする師団のことで、ここ第7師団も他の師団と比べて組織構成上大きな違いがあるんです。

通常師団には3つまたは4つの普通科連隊があり、戦車連隊または戦車大隊が1つだけあります。

第7師団の場合はこの構成が逆、

つまり、戦車連隊が3つあって、逆に普通科連隊が1つだけなんです。

実はこの第7師団の式典、前々から行きたかった記念行事のひとつでした。

これまでも何度かチャンスはあったんですが、なかなか縁がなく、今回やっと念願が叶いました。

というのも、第7師団の観閲行進はかなり大規模で、他の師団とはスケールが全然違うらしいのです。

という訳でかなり期待して行ったんですが、あいにくの雨

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先週の第11師団記念行事に続き、2週連続の雨。

しかも今週も晴天行事

まあ、先週に比べると多少小降りの雨なので、まだ良しとしましょう。

あと、配られた雨具が割としっかりしたポンチョだったので、雨はあまり気になりませんでした

実はあとで聞いたのですが、第7師団の式典はほぼ例年決まって雨なんだそうです。

だから、雨対策もバッチリなんでしょうね。

式典開始に先立って部隊が整列しているんですが、上の写真にあるとおり、部隊の後ろには90戦車がズラーっと並んでいました

さすが機甲師団。

式次第は他の師団とあまり変わりません。

観閲官(師団長)登場の後、栄誉礼、式事、来賓祝辞、来賓紹介の後、部隊巡閲と続きます。

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そしていよいよ観閲行進となります。

観閲行進に参加する車両の数は約320両

なので、行進準備も時間がかかります。

っていうか320両って、他の師団の2倍以上じゃん!!

部隊の後ろに整列していた戦車たちが、ライトを点灯して行進開始場所へ向かうシーンも圧巻でした。

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いよいよ観閲行進の開始です。

・・・・・・ですが、この先は次回ということで。

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2009年6月11日 (木)

阿修羅展

もう話題としてはちょっと古くなりかかってる話。

上野の東京国立博物館で先週まで行われていた、

「阿修羅展」

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行ってきましたよ。先週。

僕はあんまり興味はなかったんだけど、どちらかというと妻に強引に誘われた形で行く羽目になってしまったんです。

で、上野の駅に着いたのが10時。

上野駅の公園口にはすでにチケットを買う長蛇の列。

結局そこでは買わずに、直接博物館へ。

博物館のチケット売り場はそれほど混んではいなかったんだけど。。。

門をくぐって左を見るとすでに待ち行列ができていました。

入場制限を行ってるらしく、なんと、そこから80分待ちだって。

1500円払って、80分待って、阿修羅ってそんなにすごいの?

なんて感じながら、ぴったり80分後の11時30分に館内に入れてもらえました。

中に入って初めて分かったんだけど、展示してあるのは「阿修羅」像だけではなかったんです。

サブタイトルにあるとおり、「興福寺創建1300年記念」ということで、 興福寺の歴史紹介の他に八部衆、十二神といった数多くの仏像が展示してあり、 「なるほど、だから1500円なのね。」 という展示内容でした。

で、最後、いよいよ話題の「阿修羅」が展示してある部屋へ。

ご存じのとおり国宝「阿修羅」は3つの顔を持つ仏像です。

部屋の中央に設置してあって、360度好きな場所から見学できるようになっていました。

っていうか、なっているのはいいんだけど。。。

ものすごい人だかりで、全然進めない。

係りの人が、

「立ち止まらないで、少しずつ歩いてください!!」

なんて叫びながら、

「じゃあ、1歩ずついきますよ。せーのっ!」

なんてやってるけど、全く意味なし。

結局遠目から見て、人混みに酔ったままその場を脱出。

で、本日の滞在時間は約30分。

80分待って、30分の見学かぁ。

ま、しょうがないか。

いつか近いうちに奈良の興福寺で、じっくり見させてもらいます。

余談ですが、僕らが博物館を出る頃、待ち行列最後尾は「110分待ち」になってました。

もうひとつ余談ですが、東京開催の61日間の入場者数は94万6172人だったとか。

僕はその中の1人だったことになります。

しつこいけどもうひとつ余談を。

次は7月14日から、福岡県太宰府にある九州国立博物館で同じ「阿修羅展」が開催されるようですよ。
今回見逃した方、いかがですか?
さらにJR九州では「阿修羅列車」なるものまで登場したそうですよ。

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2009年6月 9日 (火)

陸上自衛隊第11旅団記念行事

5月31日は、札幌市にある陸上自衛隊第11旅団創立1周年記念行事がありました。

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真駒内駐屯地に所在するこの第11旅団はまだできて1年しか経っていないということになります。

実は、もともとこの部隊は「第11師団」という名前で昔からあったんです。

ただ、昨年の3月にいわゆる「陸上自衛隊改編・旅団化」により、第11師団から第11旅団へと変わったのです。

で、旅団化したことで何が変わったかと言うと、

まず、人数が大幅に削減されています。

第11師団はもともとは甲師団だったのでピーク時は9000人くらいの隊員さんがいたと思います。

改編前は普通科連隊が3つだったのでおそらく7000人くらいにまで減っていたのではないかと推測します。

昨年度末旅団化になり、その人数が半数近く、おそらく4000人弱にまで減ってしまったのではないかと思います。

一気に減らされると大変でしょうね。

部隊構成で最も違うのは、特科部隊じゃないでしょうか。

特科連隊から特科隊への縮小されます。

特科連隊の場合、多いところで第1大隊から第5大隊まであるのですが、それがたったの1個部隊のみ。
他の部隊と比べても特に激減してしまう部隊なんですね。

減らされた隊員さん達はどこへ行ってしまったんでしょう。

○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

今回は1周年記念ということもあって、主催者側もかなり気合が入っていたようでした。

ただし、天気はあいにくの「雨」

それでも式典は「晴天行事」

つまり、晴れの日と全く変わらない内容での開催ということ。

ちなみに、激しい雨が降ると、「荒天行事」といって、かなり縮小した内容での行事となります。

たとえば、観閲式も外ではなく体育館とか、訓練展示も中止になったりとか。。。

雨の中での式典は、見ている僕らも大変なんですが、一番大変なのは隊員さん達なんです。

当然傘も差せないし、雨の中グランドで立ちっぱなしだし、ほんと大変だと思います。

特に大変なのは音楽隊ですよね。

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雨の中濡れた楽器を演奏して、栄誉礼、君が代、部隊巡閲、観閲行進、訓練展示準備中の音楽演奏と、大忙しなんですから。

ほんとご苦労様でした。

今回、訓練展示準備中のイベントとして、滝川にある第10普通科連隊の隊員さんたちで構成される「滝川しぶき太鼓」が披露されました。

とても迫力があって、感動しました。

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そのあと、訓練展示だったんですが。。。

すいません。僕はここで避難してしまいました。

というのも、実はここ真駒内にある「サイロ隊舎」を見学したかったからなのでした。

ということで、「サイロ隊舎」のレポートも近日中にお届けしたいと思っています。

お楽しみに。

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