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2010年3月27日 (土)

陸上自衛隊第15旅団新編行事①

平成22年3月26日(金)、沖縄にある陸上自衛隊那覇駐屯地というところに行ってきました。

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那覇空港に隣接した場所にあり、正門の前にあるパイナップルハウスが目印です。

また、ゆいレール(沖縄市内を走るモノレール)を挟んだ反対側には航空自衛隊那覇基地、および海上自衛隊那覇航空基地があり、つまりは、那覇空港を取り囲むようにして陸海空それぞれの部隊がいるという、かなり珍しい場所なんです。

沖縄を守る陸上自衛隊は、第1混成団という部隊だったんですが、この26日をもって第1混成団は廃止され、新たに、

「陸上自衛隊第15旅団」

として、生まれ変わったんです。

そして、この日、第15旅団新編行事というのがあり、それに参加してきたって訳です。

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まっ、わかる人はともかく、わからない人からすると何のことやら全くわからないと思いますので、若干解説したいと思います。

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昭和20年8月、第二次世界大戦で日本はアメリカに負け、沖縄は米軍の占領地となりました。

そして沖縄が日本に返還されたのは、それから27年後の昭和47年(1972年)5月15日です。
(ちなみに僕はもうとっくに生まれてましたけど。。。)

翌年の昭和48年10月に、沖縄県にある各島々を守るため、陸上自衛隊第1混成団が編成されたのです。

そんな、第一混成団は沖縄を守るという特性から、他の部隊とはちょっと違った編成になっています。

沖縄は最後の戦場となった経緯から、大規模な空襲を受けた場所でもあります。
なので、本土のあちこちには未だ数多くの不発弾が眠っていると言われています。

不発弾が発見された場合、その処理を安全、確実に行うために組織されたのが、

「第101不発弾処理隊」

です。
ちなみにこの不発弾処理隊というのは全国に2つしかありません。
一つはここ沖縄県、そしてもう一つはどこかというと、埼玉県朝霞市にある「第102不発弾処理隊」です。
そう、有名な「東京大空襲」で大量に落とされた爆弾の不発弾を処理するための部隊です。

そして、第一混成団のもうひとつの特長とは、混成団の中に

「第6高射特科群」

があることです。

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高射部隊とは、読んで字のごとく敵の航空機やミサイルを撃ち落とす部隊なんですが、沖縄以外にある高射特科群は通常、方面隊の隷下部隊なんです。

通常旅団の下には、高射特科中隊がひとつあるだけで、規模も小さいのですが、沖縄の場合は陸上戦に備えるよりも航空攻撃に備える方が重要ということで、主に4つの高射特科中隊からなる「群」という部隊なんです。

さて、今回そんな第1混成団第15旅団として新たにスタートを切ることとなったのですが、何が変わったのでしょうか。

最も変わったのは、隊員数が増えたことです。

混成団から旅団へ、というのはある意味格上げになったと言えるでしょう。
それに伴って、今までなかった新たな部隊ができました。それが、

「第51普通科連隊」

です。

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これにより、第1混成団の定員1800人から第15旅団では2100人と約300名の隊員増となりました。

では、なぜ今回混成団から旅団へと格上げになったのでしょう。

これを説明するためには、平成7年度に当時の防衛庁より発表された、

「平成8年度以降に係る防衛計画の大綱について」(通称「07大綱」)

までさかのぼる必要があります。

ただ、これを説明しだすと簡単には終わらないので、今回はやめときます。
また機会があったら触れたいと思います。

そして、すでに今回の記事もかなり長くなってしまったので、続きは次回にします。

(記念行事本題に入れずスンマセン m(_ _)m 

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