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2010年6月26日 (土)

第7師団創隊55周年記念行事 ~その1~

平成22年5月30日(日)、北海道千歳市にある「東千歳駐屯地」にて、

「第7師団創隊55周年・東千歳駐屯地創立56周年記念行事」

が晴天の下、盛大に開催されました。

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「晴天」

そう、これまでの第7師団の式典と言えば「」が定番だったんです。
僕が初めて参加した昨年も雨の中での行事でした。

聞くところによると、第7師団の式典が晴天下で行われたのは、

なんと11年ぶりなんだとか。。。

主催関係者はさぞかし嬉しかったでしょうね。
だれが晴男なんだろうなんて噂話も聞こえてきたりしそうでした。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

さて、今回の記念行事ですが、招待参加者にはこんな冊子が配られました。

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この中には、全般スケジュールや座席の案内図の他に、

観閲部隊の並び順、観閲行進の順番と装備品の説明、訓練展示の内容なんかが説明してあり、とっても役に立ちました。

今回も昨年に引き続き観閲行進を中心に写真主体でお届けしたいと思いますが、この冊子のおかげで順番も間違えずにレポートできそうです。

記念式典は9時30分開始でした。

式典自体は30分もかからずに終わり、観閲行進準備へと移行します。

第7師団の場合、この準備に20~30分程の時間を要するため、この時間を利用して航空自衛隊の主力戦闘機、

「F-15J」

が近くの千歳基地より飛来してきました。

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これも雨天時は中止になる行事なので、今回見れたのはラッキーだったのかも。。。

一方地上では、砂埃が立たないよう、除染車による散水が行われています。

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この散水のスケールだけを見ても、他の師団とは全然違います。

準備が整い、いよいよ観閲行進のスタートです。

まずは、観閲部隊指揮官である第7師団副師団長が登場します。

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さすが第7師団、指揮官も90式戦車に乗って登場するんですね。

続いては、東千歳駐屯地に所在する、北部方面直轄部隊の登場です。

まずは、「第1高射特科群」です。

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この部隊は、ホークと呼ばれる地対空ミサイルを保有しています。
かなり古い機材で現在はもう生産されていませんが、今でも各地で活躍する高射部隊の主力装備です。

続いてやってきたのは「第一電子隊」です。

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行進してきた器材は、「電子戦システム」と呼ばれるもので、ちょっとずつ形の違うこれらの装置で1セットとなります。

電子戦とは、簡単に言うと相手の通信(電波)やレーダーを妨害して機能を麻痺させることを目的とする戦闘だと言えばいいでしょうか。

方面直轄部隊のトリは、北部方面教育連隊です。

そして、いよいよ第7師団の各部隊が登場します。

が、今回はここまで、続きは「その2」にて。。。

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2010年6月21日 (月)

旭川にブルーインパルスがやって来た!

6月13日、北海道旭川市で陸上自衛隊第2師団創立記念行事が行われました。

今年の式典は昨年と打って変わって、快晴のもとで行われました。

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しかも、気温がとても高く、日中は30度くらいまで上がったんじゃないかと思うくらい暑い中での行事でした。

昨年の目玉行事は、音楽隊と特科連隊の競演による、

チャイコフスキー 序曲 1812年

でした。あの時は大雨の中で行われたんです。
見る方も大変でしたが、それより音楽隊と特科連隊も本当に大変だったと思います。
(その時の記事は、こちら

で、今回の目玉は、表題のとおり、

「ブルーインパルス」

です。

去年のレポートで僕がプレッシャーをかけといたからでしょうか。
今年もまたやってくれました。第2師団。

ブルーインパルスとは、航空自衛隊松島基地に所属する第4航空団第11飛行隊によって結成されている、アクロバット飛行を披露する専門チームのことです。

航空自衛隊の基地祭等で時々見ることができるんですが、陸上自衛隊の記念行事にやってきたのは初めてなんじゃないでしょうか。
少なくとも僕が知る限りでは初めてです。

ブルーインパルスが旭川の地に飛来したのも今回が初めてだったそうです。

旭川の市民もびっくりしたでしょうね。
特に今回ブルーインパルスが来るのを知らなかった人なんかは、

「何が襲ってきたんだぁ」

なんて思ったんじゃないでしょうか。

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使用している航空機は、「T-4」と呼ばれる機体です。

「T」とは「Traning」の略で、いわゆる練習機のことです。
つまり、本来の「T-4」の役割は、飛行教育、練習用の航空機なんです。

ブルーインパルス以外のT-4は通常グレー1色なんですが、ブルーインパルスの機体は飛行展示用ということもあり、白地にブルーのラインが入っています。

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現在のブルーインパルスは3代目で、1996年から現在のT-4による編成となっています。

初代のブルーインパルスは、「F-86F」というアメリカから輸入された機体で、1960年に結成されました。
ちなみに「F」は「Fighter」の略で、言うまでもなく実戦でも戦える戦闘機です。

1964年の東京オリンピックでは上空に五輪のマークを描いたり、大阪万博で「EXPO70]の文字を描いたりしたことで有名になりました。

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2代目のブルーインパルスは、「T-2」と呼ばれる練習機で、国産初の音速を超える練習用航空機と言われています。

1982年から1995年までの14年間活動したんですが、途中残念な事故があったりして中断期間があったため、あまり世間に取り上げられることがなかったような気がします。

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現在のブルーインパルスは3代目ですが、6機編成となっていて、演目によっては6機だったり4機だったり単機だったりします。

今回は最初6機が三角形の形をして登場した後、4機による体形変換をやったり、大空に桜の花を咲かせたり(上の写真)、5機が固まって接近した後目の前で広がって扇の形を作ったり、、、

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とにかく約30分間、旭川の上空が文字通り青いキャンパスとなり、ブルーインパルスが自在に絵を描く姿を堪能することができました。

個人的には6年ぶりくらいに見たブルーインパルスだったんですが、あらためてあの演技の美しさに感動しました。
今回は雲ひとつない快晴のもとで行われたので、余計に綺麗に見えたのかもしれませんね。

なお、旭川の式典自体はいつものとおり行われたんですが、こちらのレポートはまた気が向いたときに書くつもりです。

それまでは、昨年の雨の第2師団式典レポートを見といてください。
(その時の記事は、こちら

<m(_ _)m>

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2010年6月11日 (金)

熊本・和数奇・司館 ~後編~

~前回に続き、熊本・和数奇・司館のお話しです~

さて、いよいよ部屋に到着です。

今回僕が泊まった部屋はシングルなんですが、これが思ったよりとても広い部屋でした。

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ダブルベットに机、テーブルと椅子が置かれています。
全ての家具は、前回お伝えしたとおり福岡県大川の特注品で、また黒っぽい色で統一されています。
そして、全ての家具が低めに作られています。
これも「和創」を意識したもので、家具を低めに設定することで天井を高く見せ、空間の広がりを感じることができる設計になっているんです。

後でわかったんですが、このホテルにはシングルはなく、ダブル、ツイン、和室の3タイプなんだそうです。
ダブルの部屋は28平方メートルあり、ビジネスホテルと比べても十分な広さです。
僕の部屋にはなかったんですが、部屋の一部に畳を敷いてある部屋もあるそうです。

洗面所、トイレ、風呂がそれぞれ独立しているところも気に入りました。

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この和数奇・司館にはもう一つ自慢のものがあります。

それは、このホテルの最上階(といっても6階なんですが。。)にある、

天空の湯「満月」

です。

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満月の夜に湯船に浸かると窓越しにきれいな満月を拝むことができることが、この湯の名前の由来なんだそうです。

そのお風呂とは、ズバリ、

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そう、檜風呂なんです。

しかも、浴槽自体は天然鉱石で作られていて、ラドン、ラジウム、トルマリン、遠赤外線に各種ミネラル、そしてマイナスイオンを発生させるんだそうです。

いわゆる、「人口温泉」ですね。

お湯の温度は低めに設定してあるので、長く浸かることができます。
このお湯に入ると、肌にヌメリを感じるのですが、これが体にいいんでしょうね。
体の芯からあったまります。

いやぁ、ホント至れり尽くせりの人口温泉です。

熊本市内の中心地にありながら、一切の喧騒を忘れさせてくれる、そんなおもてなしを体験することができる宿、

熊本 和数奇 司館

今度熊本に出張に来た時も、絶対ここに泊まります。

熊本 和数奇 司館のホームページは、こちら。

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2010年6月 9日 (水)

熊本・和数奇・司館 ~前編~

先日熊本に出張したんですが、今回はその時泊まった宿の話をします。

熊本へは年に2~3回は出張します。
普段は市内のビジネスホテルに泊まるんですが、今回はお客様の紹介で旅館風のホテルに泊まることになりました。

「熊本 和数奇 司館」

というホテルです。

場所は熊本市内上通り商店街の近く、ホテル日航熊本の裏辺りになります。
このあたりも言ってみれば市内の中心地です。

これまで聞いたこともなかったので、どんなホテルなのか期待と不安が半分ずつだったんですが、まずホテルの店構えを見てびっくりしました。

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純和風のちょっとした高級旅館のような造りです。

入口にかかった赤いのれんがとても上品な雰囲気を漂わせています。

こんな街の真中にこんなホテルがあるなんてちょっと意外です。
これはかなり期待が持てそう。

フロントは、エレベータで3階まで上がったところにありました。

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フロントはホテルのようなカウンターがあるのですが、こちらも和風感たっぷり。
カウンターに組み込まれた照明がとても綺麗でした。

スタッフの女性は全員和服です。
男性スタッフも含めとても親切で丁寧な応対をしてくれます。
お客様をとても大事にしている姿勢がすごく感じられてとっても好印象です。

部屋のカギを渡されたんですが、フロントと同じ階の部屋でした。

部屋へ向かう途中、左側には談話室のような部屋がありました。
ここも低いテーブルと低い椅子が配置され、また家具も和風アンティークなもので揃えられています。

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ちなみに、ここで使用されている家具は、家具の名産地として有名な福岡県大川地域のある名工に特注したものらしく、椅子、テーブルをはじめ、シックで和風な家具で統一されています。

案内パンフによると、和数奇・司館はホテルの機能を追求しつつ、一方で和のテイストをとことん追求した、「和創」ホテルなんだそうです。

「和数奇」という名前は、「和好き」、「和が好き」、つまり日本らしさ、和の風情が好きという意味であり、和美のおもてなしを磨き続けるオリジナリティ豊かな和創ホテルのブランド名なのです。

そんな「和」にこだわった部屋に到着。
期待を膨らませながら中へ入るのですが。。。

この続きは後編にて。。。(^-^;

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2010年6月 7日 (月)

北富士駐屯地創立50周年記念行事

2010年5月16日(日)、北富士駐屯地創立50周年記念行事に行ってきました。

今年はあいにくの雨の中での式典でした。

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最初はそれほど強い雨でもないのかなぁなんて思ってたんですが、式典が始まるころには本降り。招待者席はさすがにテントが張ってあるのでまだ濡れなくて済んだのですが、一般見学のお客さんは大変だったでしょうね。

っていうか、隊員さんたち、特に音楽隊はとても大変なんじゃないかと思います。

この日は音楽隊が整列部隊の中に見えなかったので、あれ、いないのかなって思ったんですが、巡閲の時にちゃんと音楽が流れていたので確認したところ、観閲台の横の方にちゃんといました。

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音楽隊の皆さま、ご苦労様でした。

ところで、北富士駐屯地は文字通り富士山の北側、つまり山梨県側になります。

最寄りの駅は、富士急行の「富士吉田駅」になります。
富士急行はJR大月駅から河口湖までを結ぶ鉄道で、フジサン特急トーマス号といったなかなか魅力的な電車が走っています。

北富士駐屯地には主として2つの部隊が駐屯しています。

第1特科隊 : 第1師団の隷下部隊(隊長は駐屯地司令を兼任)

部隊訓練評価隊 : 通称富士訓練センター(FTC)

この他には、業務隊、会計隊や基地システム通信中隊派遣隊、警務隊派遣隊といった部隊がいます。

第1特科隊は、第1師団の隷下部隊としての任務の他に、唯一礼砲を持っている部隊でもあり、外国からの国賓が来日した時などに礼砲を打つ任務も持っています。

それはともかく、今回は雨の中の式典となったため、かなり内容をはしょったものとなったようです。

観閲行進はもともと部隊が少ないため短いのですが、音楽演奏、ラッパ演奏等はかなり短い内容でした。
とくにラッパ演奏は登場したかと思うとそのまま退場していくという、ある意味珍しい展示内容だったと思います。

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訓練展示は、特科部隊が主力装備である155ミリ榴弾砲FH-70の展開から撤収までの一連の流れを展示するものでした。
いくら天候に関係ない自衛隊とはいえ、降りしきる雨の中での展示は大変だったと思います。

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来年は是非、いい天候での式典を見てみたいと思いました。

天気がよければ、観閲部隊が整列している後ろに綺麗な富士山が見えるはずなんです。
ここから見える富士山は、いわゆる「裏富士」といって形の綺麗な富士山が見えるんです。

Photo

こんな風にね。

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2010年6月 4日 (金)

陸上自衛隊第3師団記念行事 ~写真集~

前回お伝えしたとおり、5月16日は陸上自衛隊第3師団の創立記念行事に行ってきました。

で、これも前回お伝えしたとおり、式典会場となるグランドが結構狭いため、観閲行進やら訓練展示が目の前で繰り広げられます。
なので、結構迫力ある写真がとれたりするので、今回は写真集形式で紹介したいと思います。

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第3音楽隊です。記念行事にはかかせない部隊です。

ある意味もっとも活躍する部隊ですよね。

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普通科連隊の徒歩行進です。

一糸乱れぬ行進はさすがです。
バックに流れる音楽ははやり「抜刀隊」が一番ですよね。

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ヘリからスルスルッとおりてくる隊員は簡単そうで、実はメチャメチャ大変なんですよね。

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偵察隊のバイクです。このあとウイリーもやってくれました。

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イラクでも活躍した、軽装甲機動車、通商「LAV」です。

隊員が構えているのは、01式軽対戦車誘導弾、通称「軽MAT」と呼ばれるやつですね。

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これは、通信系の装備品で、前を走るのは衛星通信を行うための機材です。

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いうまでもなく、戦車です。
これは、通称「74戦車」と呼ばれるものですね。

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陸上自衛隊が保有するヘリコプターのうち、「OH-6」と呼ばれる偵察ヘリです。

丸っこい姿が特徴です。

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千僧駐屯地は隊舎地区とグランドの間に国道が通っているのが特徴です。
国道を渡るのはこの歩道橋がひとつだけしかなく、今日みたいな日は歩道橋を渡るのに大渋滞ができるんです。

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子供向けの遊具ですが、こんな形のものは初めてみました。

子供はともかく、大人も乗ってみたいと思うのは僕だけ?

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というわけで、第3師団記念行事写真集、いかがでした?

一般の人も入れるので、近くに自衛隊がある方、行ってみると意外と楽しいもんですよ。

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