« 留萌の風景より ~ 街中編 | トップページ | 留萌~札幌 列車の旅 ~ 前編 »

2010年10月24日 (日)

留萌の風景より ~ 日本海編

北海道留萌市は北海道の北西部、日本海に面した人口2万6千人の、市としては小さめの街です。

出張で泊まった翌朝、初めての土地だったので1時間ほど散策してみることにしました。

街中を通り抜け早足で20分ほど歩くと、留萌港の最西端に到着。

「黄金岬」

ここから日本海を望むことができます。

14

この向こうにはユーラシア大陸、ロシアになるんですね。

この日は天気も良かったせいか、割と穏やかな海でした。

しかし、「黄金岬」とは大層なネーミングですね。
黄金らしきものはみえません。
昔、この地で金でも採れたのでしょうか。

海に面した丘の一角には、10機程の風力発電設備が並んでいます。

10

そういえば風力発電装置も稚内に数多くあったのを思い出しました。
(稚内の風力発電の記事は、こちら

この辺りも風の強い日が多いのでしょうね。

15

黄金岬から留萌港への入り、留萌市内を望みます。
今回は朝だったので逆光、海を照らす陽光の向こうに留萌の街がひっそりと佇んでいました。

ところで、ここには留萌の守り神がいます。

「波灯の女(はとうのひと)」

12

これ実は灯台なんです。
しかも、光源はLEDで最新式、3秒に1回光り、約5km先まで届くんです。

2007年7月16日、海の日に点灯式が行われたのですが、この灯台、なんと一人の市民の寄付によって作られたんです。
「何か観光の起点になるものを造ってほしい」という思いに応え、留萌商工会議所のメンバーによって起案、約2年の歳月を経て完成したのだそうです。

「海、波、風、夕日、港」から未来へ翔く留萌をイメージし、安全な航海を願って設置されました。

13

そうしているうちに女神に後光が差してきました。

とても神聖な気分、つい手を合わせて拝みたくなってしまいます。

一方女神のすぐ近くには、逆にとても無機質な物体が整然と並んでいました。

11

巨大テトラポットの壁です。
壁というより、テトラ部隊と言った方がいいかもしれません。

時として荒れ狂う日本海の荒波をこの地で受け止めることで、テトラ部隊が留萌の人々を守っているんでしょうね。

朝日を背に受け、無機質な物体が頼もしく見えてきました。

さて、家に帰って「黄金岬」の名前について調べてみました。
二つほど説があるようです。

ひとつは、ここから見る夕日はとても美しく、辺り全体が金色に染まることから黄金岬と呼ばれるようになったという説。

もうひとつは、かつてニシン漁が盛んだったころ、この場所にはニシンの魚群を観察する見張り台が設置されていたそうです。
ニシンの大群が波間を跳ねながらやってくる際、陽の光が反射してキラキラと金色に光る様子から名づけられたという説。

いずれにしてもわかったこと。

ここに来るなら晴れた日の夕方にすべきだ、ということです。

黄金に染まる留萌の夕焼け、また来ないといけないのか。。。留萌へ。。。

|

« 留萌の風景より ~ 街中編 | トップページ | 留萌~札幌 列車の旅 ~ 前編 »

VIVA!北海道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 留萌の風景より ~ 日本海編:

« 留萌の風景より ~ 街中編 | トップページ | 留萌~札幌 列車の旅 ~ 前編 »