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2010年12月 4日 (土)

大和ミュージアム

広島県呉市には海上自衛隊の基地がありますが、この地はかつて戦時中は海軍の呉工廠といって戦艦等を建造していた場所でもあります。

あの有名な戦艦大和もここで建造されました。

呉駅のすぐ近くには、

「大和ミュージアム」

という博物館があり、海軍時代の歴史や大和にまつわるエピソード等を知ることができます。

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入場料500円を払って入り、最初の展示コーナーは「呉の歴史展示室」

ここでは呉が海軍の町として発展してきた歴史を学ぶことができます。

明治22年(1889年)に呉鎮守府、明治36年(1903年)呉海軍工廠が設立され、軍港として栄えていきます。

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日清戦争の頃は横須賀、佐世保そしてここ呉の3ヶ所に工廠があったのですが、横須賀は中国から地理的に遠く、また佐世保にはまだ十分な設備が整っていなかったため、呉工廠が艦船の建造や修理に大活躍したそうです。

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昭和10年(1935年)には鉄道開通を記念して、「国防と産業大博覧会」が開催されます。
「景気は呉から」という合言葉のもと、国防意識高揚を図る目的も重なって、約71万人という多数の入場者数を記録したそうです。

そんな中、世界最強と言われた戦艦大和の建造計画が進められ、ここ呉で大和が誕生します。
昭和12年11月4日に起工され、竣工が昭和16年12月16日、世界最大級の戦艦をたったの4年で完成させたことになります。

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全長は263メートル、最大幅は38.9メートルもあり、想像を絶するデカさです。

この船体を動かすための動力源はタービンエンジン4基。
スクリューの大きさは直径5メートル。

最大速度は27.46ノット、車の速度に直すと時速約51キロメートルとかなりのスピードで航行することができます。

戦艦大和は当時最高の技術力を結集して誕生したのです。

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 ここに展示してある大和の模型は10分の1スケールのもの。
つまり、この模型は長さが26.3メートルもある、文字通り世界最大の大和の模型であるということになります。

主砲は45口径46センチ3連装砲が3基、つまり砲弾の直径が46センチ、砲身の長さが20.7メートルの大砲が合計9門装備されているということ。
砲弾の重さは一発なんと1.5トン。
現在海上自衛隊が保有する護衛艦に搭載されている艦砲でさえ直径12.7センチと約4分の1なので、大和の主砲の大きさ、破壊力たるや、全く想像できません。

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その他の兵装や特徴については省略、ウィキペディア等に詳しく出ているので、気になる方はそちらを参考にしてください。
ちなみに宇宙戦艦じゃないので波動砲はありません。
お間違えなく。

就役した大和は数々の作戦に参加しますが、目立った活躍をしたという記録はあまり残っていません。
そして、1945年4月7日東シナ海における坊ノ岬沖海戦において米軍の航空攻撃によって沈没してしまいます。
わずか3年4ヶ月という短い命でした。
考えてみると建造期間より短かったんですね。

今回は、わずか30分という短い時間しかとれず、ほとんど駆け足でまわった大和ミュージアムでした。
今度呉に来るときは、じっくり見学する時間をとりたいと思っています。
おそらく2時間くらいは必要なんじゃないかな。

宇宙戦艦ヤマト実写版も始まったことだし、ここ大和ミュージアムもまた人気が出るのかも知れませんね。

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