« 富士総合火力演習2011 ~ その1 | トップページ | 富士総合火力演習2011 ~ その3 »

2011年9月 2日 (金)

富士総合火力演習2011 ~ その2

2011年8月28日(日)、今年も行ってまいりました。

陸上自衛隊 「富士総合火力演習」 2011

前回に引き続き、今回は陸上自衛隊が保有するヘリコプターに関する訓練展示の模様をお伝えします。

陸上自衛隊が保有するヘリコプターは大きく分けると4種類。

偵察ヘリ、多用途ヘリ、輸送ヘリそして攻撃ヘリです。

偵察ヘリはOH-1、OH-6という2種類あるんですが、今までも何度か紹介しているので今回は省略。

今回はまず、多用途ヘリ「UH-1」による地雷散布のシーンから。

201106

ヘリコプターの機体に装着された「87式地雷散布装置」が、地上に向けてパラパラと地雷を散布しているシーンです。

地雷というと、何だかイヤな響きですが、撒いているのは戦車等の車両用。
日本は「対人地雷全廃条約」に加盟しているので、対人地雷は2003年に全廃しています。
人が踏んだくらいでは爆発しないのでご安心を。

続いては輸送ヘリ、「CH-47(略称『チヌーク』)」からいくつかピックアップ。

まずは、レンジャー隊員のリペリング降下から。

201107

ロープを伝って、次々と降りてきます。
展示では、CH-47からの降下と先程のUH-1からの降下と両方行っていました。

林の中など、ヘリが着陸できないところではこうやって降りるんです。

ところで、降りるのは良しとして、帰るときにはどうするのでしょう。
同じ様にロープをよじ登ってると時間もかかるし、敵地では簡単に標的にされてしまいます。

なので。。。

201108

わかりますか?
5人から10人の隊員が、みんなでロープにしがみついたまま、飛んでくんです。

このロープ、「エクストラクションロープ」といって、人員吊り下げ専用のロープなんです。

チョー怖そう。
見てるだけで十分、絶対にやりたくないっす。

この輸送ヘリが吊り下げるのは人だけじゃありません。

201115

こうやって、車両だって吊り下げて運びます。
中に人が乗ってるかどうかはわかりませんけどね。。。

201114

当然、機体の中にも車両が搭載できます。

上の写真は、高機動車、つまり大型のジープが出てくるところです。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、車両には10名ほどの隊員が乗っています。
おもしろいのは荷台に乗ってる隊員が思いっきりかがんでいるってこと。
そうしないとギリギリ頭がぶつかっちゃうんですね。
これから戦場へって時に、ムチ打ちになってちゃしょうがないですもんね(笑)。

さて、最後は戦闘ヘリから2シーン。

まずは陸上自衛隊が保有する最新ヘリ、「AH-64D(通称『アパッチ』)」

201122

上の写真は機関銃での射撃を行っているところ。
射撃による煙が下方向へ流れているのがわかります。

アパッチは現在陸上自衛隊が保有する主力戦闘ヘリ「AH-1S(通称『コブラ』)」の後継として装備を始めた最新鋭のヘリコプター。
ところが余りに高価なため、一旦は調達打ち切りにまでなり、国内でライセンス生産を手掛ける会社が国を相手に訴訟まで起こすという、この業界ではかなり話題になったいわく付きのヘリです。

昨年防衛省から出された「次期中期防衛力整備計画」で、一応調達再開が決定されたためこの問題も落ち着いたみたいですが、1機の値段はおそらく航空自衛隊の戦闘機とほぼ同じ値段なんだとか。。。

さて、最後は先程話題に出た、AH-1Sから。

201123

ヘリの前方に見える白いものは、コブラから発射された対戦車ミサイルです。
このミサイルはTOW型ミサイルといって、有線誘導型のミサイル。
つまりミサイルとヘリはケーブルでつながっていて、ヘリに載っている射撃手がコントロールしながら目標に飛んでいくらしいのですが、数キロ先の目標までケーブルが伸びるってちょっと想像できません。

ま、このあたりが気になる方はネットで調べてみてください。

さて、次回は最終回。
総合火力演習の後段から、つたない撮影技術を駆使したショットを紹介します。
といっても、バカチョン・コンパクトカメラの写真なので期待しないでくださいね。

|

« 富士総合火力演習2011 ~ その1 | トップページ | 富士総合火力演習2011 ~ その3 »

自衛隊訪問記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 富士総合火力演習2011 ~ その2:

« 富士総合火力演習2011 ~ その1 | トップページ | 富士総合火力演習2011 ~ その3 »