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2011年12月31日 (土)

陸上自衛隊国分駐屯地

今回(といっても1ヵ月程前になりますが...)訪問した陸上自衛隊の駐屯地は、鹿児島県霧島市にある、

陸上自衛隊国分駐屯地

です。
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かつては国分市と呼ばれていたこの辺り、平成17年に1市6町が合併してできた新しい自治体です。

いわゆる「平成の大合併」というやつですね。

ちなみに、1市6町とは、
国分市
溝辺町
横川町
牧園町
霧島町
隼人町
福山町

です。

国分市が「市」だけあって人口は一番多く、合併当時の人口12万8千人中5万5千人。
一方、霧島町は約6千人。
なのに、合併後の名称は「霧島市」。
なんだか不思議な気もしますが、霧島市のサイトによると、当時新しい市の名前を公募したところ3887件の名前が寄せられ、「霧島市」、「きりしま市」、「南九州市」の3件が残ったとのこと。
この時点で「国分市」が候補から消えてしまっているのが面白いですね。
で、その中から全国的な知名度、地域イメージなどを考慮して最終的に「霧島市」決定したのだそうです。

で、霧島市役所は旧国分市の市役所が使われているのだそうです。
今はもう地元の住民も馴れたでしょうが、当時は国分市に霧島市役所って違和感あったんじゃないでしょうか。

霧島市の話はこれくらいにしておきましょう。
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11月末の鹿児島はちょうど紅葉の真っ盛り。
駐屯地の中もいろんな色に染まった木々が綺麗でした。

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とはいえ、さすがに南国だけあって、敷地のあちこちにはこのようなソテツの木が植えられていたり、、、

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なんと、ハイビスカスまで咲いているではないですか。
こんな時期でもハイビスカスって咲くんですね。

木枯らし吹く、肌寒い季節にハイビスカスって何だか違和感ありません?

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

国分駐屯地に所在する主要部隊は、

第12普通科連隊

です。

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鹿児島県のほぼ真ん中に位置するこの12連隊は、鹿児島県の全域を警備担当区域としています。
つまりどういうことかというと、九州本土だけでなく種子島、屋久島、奄美大島そして与論島まで、たくさんの離島を抱えているってことなんです。

さらに、鹿児島県には現在も活発に活動を続けている火山を2つも持っています。
そのひとつがこちら。

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駐屯地から見て北東の方向、一番奥の雲をかぶったところが「新燃岳」です。
今年1月に大噴火を起こし、現在も定期的(?)に噴煙を吹きだしているそうです。

ちなみにこの写真、連隊本部庁舎の屋上から撮ったものです。
連隊長、ありがとうございました。

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そして駐屯地から見て南西の方向、レンジャー訓練塔の後ろにそびえているのが「桜島」です。
こちらも頭に雲の帽子をかぶっていたため、上の部分が見えず残念です。

桜島の方が若干近いような気もしますが、どちらも50km以内にあって風の方向によっては、かなりの火山灰が降ってくるそうです。

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したがって、駐屯地内にはこのような立派な洗車場がありました。

第12普通科連隊って、実は他の連隊と比べてかなり特殊性のある部隊なんですね。

最後は記念館より。

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他の駐屯地にある記念館も同じなんだと思いますが、これらの遺留品はほとんどが寄贈によるもの。
痛まないようにするためには結構お金もかかるそうなんですが、そのための予算はほとんどゼロ。
駐屯地司令(=連隊長)も、これにはかなりの御苦労をされているんだとか。

事業仕分けや予算削減も結構ですが、こういうところには多少の配慮をお願いしたいところです。
そう思いませんか?政治家のみなさん。

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2011年12月21日 (水)

帝国ホテルでの披露宴より ~ 後編

(前編を読んでいない方は、是非そちらからどうぞ)

前菜のあとは、通常スープと続くのですが、前回の最後でもお伝えしたとおり、
もう1品前菜が続くんです。

それがこちらです。
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カップの中に入った、黒っぽい物体とツブツブは。。。
これって、ひょっとして、一般ピープルがお目にすることはないという、あの幻の食材?

おそるおそる、メニューで確認します。

「Foie gras et royale de lentilles aux truffes」

だからフランス語はもういらないっつーの。
いや、フランス語だけど、最初の2つの単語と最後の単語は何となくわかりません?

そうです、やっぱりあの、僕ら田舎もんにとっては幻の食材。
フォアグラトリュフじゃないですか、やっぱり 

ちなみに、日本語表記のメニューだと以下のようになります。

「フォアグラのポワレとランティーユのロワイヤル トリュフをあしらって」

トリュフを足げにする、いや、あしらうなんて、何て贅沢なんでしょう。

こんな料理二度と食べることはできないと思うので、もっとじっくり目で堪能することにしましょう。

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結構大ぶりのフォアグラからは香ばしい、高級感あふれる香りが漂ってきます。
トリュフも結構贅沢にあしらわれています。

フォアグラは口の中でフワッと広がって、「ここで死んでも悔いなしっ」って気分になります。
新郎新婦より幸せかも~♪
(冗談!ちょっとはしゃぎすぎ。。。反省<m(_ _)m>)

続いては、スープ。
メニューを見ると、

「ダブルコンソメスープ 紅白のロワイヤルと野菜入り」

ここで疑問、「ダブルコンソメ」って、普通のコンソメスープとどう違うの?
あと、さっきも出た言葉「ロワイヤル」って食材だったの?
「王室風」みたいな意味かと思ってたんだけど。。。

とにかく、出てきたスープがこちらです。

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何という綺麗な色!
澄みきったスープが黄金色に輝いています。

そう、ダブルコンソメとはこの深い色合いが特徴。
普通のコンソメはブイヨンを2~3時間煮出して作るのですが、
ダブルコンソメはさらにもう1度ブイヨンを加え煮出すという、2倍の手間をかけてつくられるのだそうです。
(にわか仕立ての知識なので間違ってたらゴメンナサイ)

「ロワイヤル」についても調べてみました。

フランス料理にしばしば登場する「ロワイヤル」という言葉はいくつかの意味でつかわれるそうです。
ここでいう「ロワイヤル」とはやはり食材のことで、ひとことで言うと「洋風玉子豆腐」
とき卵に調味料とブイヨンを加え、こしたものを蒸し器で10分くらい蒸しあげると完成、だそうです。
フランス料理でスープの浮き実として使われることが多いそうです。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

さて、いよいよメインの御登場です。

メインの一品目は魚料理から。

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「帝国ホテル特製 車海老と舌平目のグラタン エリザベス女王風」

何だか凄いタイトルの料理が出てきました。
料理長の解説によると、1975年、エリザベス女王が来日した際に先代の料理長が考案した料理なんだそうです。
車海老が包まれているもの、これは新鮮な魚介のすり身を塗った舌平目。
こちらを、白ワインで蒸し、さらにホワイトソースをかけてこんがり焼き上げるんだとか。
こんな贅沢な一品を僕なんかが食べてもいいのでしょうか?

ちなみにこの料理、披露宴では長年出していなかったそうなんですが、帝国ホテル開業120周年を記念して復活させたのだそうです。
ラッキー!

素材の美味しさはもちろんですが、このホワイトソースが目茶苦茶ウマイ。
まろやかでクリーミィ、ブイヨンの下味がちゃんと引き立ったソースです。

もったいないので、残ったソースはパンにつけて食べました。
これがまた美味しい。
思わず、「パンお替わりっ!」って言いそうになりました。
(恥ずかしいのでやめときましたけど。。。)

そして、おまたせ肉料理。

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「特撰 和牛のローストビーフ ヨークシャープディングとともに」

帝国ホテルと言えば、定番中の定番、ローストビーフの登場です。
(って、知らなかったくせに、また知ったかぶり。。。(^_^;))

この肉が実に柔らかい。
口の中で溶けていくような食感です。
そして、あっさり目で自身を強調しない上品なソースと一緒に体中に広がって行くような感覚。
さすが、帝国ホテルで長年愛され続けてきたローストビーフです。

このローストビーフ、なんとお替わり自由なんですよ。
おいおい、そんな贅沢やめてくださいよ。
田舎もんにとって、「お替わりください」なんて、恥ずかしくって言えっこないじゃないっすか。

でも、こんな贅沢、二度とできないかもしれないし。。。
で、会場の一角では実際にシェフが切り分けてるし。。。

という訳で、あっさり誘惑に負け、お替りしちゃいましたぁ。
(●^o^●) 幸せ❤
(だんだんオカマキャラ入ってきてないか?大丈夫?)

ローストビーフ2枚攻撃ですっかり満腹になったのですが、まだデザートが残っています。

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「ガスコーニュ産桃のコンポートとシャンパンのジュレ
フルーツを添えたブランマンジェとともに」

すみません、全く意味不明なんですけど。。。
ブラマンジェとともに、どこへ行っちゃうんですかぁ、って感じ。

といっても仕方ないので、ネットで検索しまくって、この暗号を解読しましょう。

まず、「ガスコーニュ」ですが、フランス南西部の地方を指します。
ガスコーニュ地方で有名な都市と言えば、ワインで有名なボルドーでしょうね。

続いて「コンポート」
こちらは、スイーツの調理方法で、果物をそのままシロップ漬けにしたり、砂糖で煮たもので、タルトやケーキのトッピングとしてもよく出てきます。

「ジュレ」はゼリーのこと。

「ブランマンジェ」とは、直訳すると「白い食べ物」。
牛乳に砂糖といくつかの香りをつけ、ゼラチンで固めたデザートの一種で、大雑把に一言でいうと、洋風杏仁豆腐のようなものでしょうか。

つまり、先程のメニューをわかりやすく言うと、

「フランス南西部ガスコーニュ地方で採れた桃のシロップ漬けとシャンパンゼリー、果物を添えた洋風杏仁豆腐とともに」

こうなると、帝国ホテルの品格にはほど遠い食べ物のような感じになってくるので、この辺でやめときましょう。

しかし、帝国ホテルの披露宴ってさすがに凄いですね。

伊勢海老、鮑、たらば蟹、フォアグラ、トリュフ、車海老、舌平目、ローストビーフ・・・

一生のうち、一度食べられるかどうかっていう食材を1日のうちで食べてしまったんですから。
(ちょっと大げさ?)

よぉし、もっとお金持ちになって、帝国ホテルの常連になってやるぅ。
でもって、毎日こんな豪華な料理を。。。

いやいや、そんなことしてたら、体がフォアグラになって早死にしそう。。。
僕は、田舎もんの一般ピープルで十分です。

ごくたまぁに、こんなことが経験できるだけで幸せです。
ハイ。

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2011年12月18日 (日)

帝国ホテルでの披露宴より ~ 前編

とある吉日、とある披露宴に出席してきました。

おそらく今回の会場は、国内でも最高級にランク付けされるのではないでしょうか。

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そう、ザ・「帝国ホテル」です。
英語で言うと、「IMPERIAL HOTEL」です。
「インペリアル」ですよ、インペリアル!
(何で英語で言い直し、かつ強調したのか自分でもよくわかりませんが。。。)

という訳で、帝国ホテルの結婚披露宴、すなわち「インペリアル・ウェディング」完全実況中継しようと思ったのですが、新郎新婦の許可も取っていないし、個人情報とプライベートの垂れ流しになってしまうので、今回は披露宴で出てきた料理の紹介にとどめておきます。

今回披露宴が行われたのは帝国ホテル、「光の間」という会場。

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何だかすごい雰囲気。
ホテルスタッフがこっちをガン見しています。
いや、そうじゃなくて微笑みながら僕たちを迎え入れてくれます。
実は、それぞれのテーブル担当が決まっていて、一人の人が最初から最後まで面倒を見てくれるんです。
さっすがぁ、インペリアル!

光の間だけあって、とても明るい部屋です。
そして天井がとても特徴的です。

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何て言うんでしょうか。
なんだか幾何学的な模様の中に高級感が漂うって言うか、とっても印象的でした。

さて、案内された席につくと、このようなテーブルセッティングが。。。

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いきなり、目の前に金色のお皿が。
これはいわゆる、「インペリアルゴールド」と呼ばれるテーブルコーディネイトじゃないですか。
光の間にふさわしいコーディネイトです。
(実はあとで調べて知ったかぶりしてるだけですが。。。(+_+))

しかもこの金色のお皿、ナプキンを乗せるためだけのお皿なんです。
確かにゴールドの部分にナプキンの影が映って花のように見えます。

で、僕がナプキンをかけると、すばやくお皿も下げられました。

さすが、僕の専属スタッフだけあって、行動が素早い!
(いや、僕担当じゃなくてテーブル担当なんだけど。。。)

披露宴が始まり、乾杯まで進んだところでいよいよコース料理がスタートとなります。
コース料理がスタートするに当たり、本コースの料理長が登場、これから出てくる料理の説明をしてくれました。
ただし、こういう場所が不慣れな僕にとって、部屋の奥で喋る料理長の話が日本語なのかフランス語なのかよく聞き取れませんでした。。。
(いや、全然目の前で喋ってたんじゃなかったっけ。。。)

前菜の一つめに出てきたのは、こちらの料理です。

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ガラスの器に美しく盛られた、何と上品な一品なんでしょう。
えーっと、事前に配られたメニューで確認しましょう。

「Assiette de langouste,crabe taraba et ormeau en couronne au caviar et aux herbes」

さすが帝国ホテル、メニューもフランス語じゃん。
いやいや、これじゃさっぱりわからんってば。

でも大丈夫、ちゃんとその下に日本語で書いてあります。
(だったら最初から日本語で書けっつーの)

「伊勢海老、鮑、たらば蟹の取り合わせ 王冠飾り」

おおっ!いきなりの豪華食材てんこ盛りじゃないですか。
いや、てんこ盛りは帝国ホテルにふさわしくないので、却下。

しかも、まわりに敷き詰められているのはいくらじゃないですか。
のっけからこんなんじゃ、この後の料理もチョー期待しちゃいます。

味の方?
こんな取り合わせ、経験不足のためコメントできません。
とにかく素材の味がそのまま生かされていて、とっても上品な味に仕上がっている、
・・・んだと思います。
きっと。

実はこの後、もう一品前菜が出てくるのですが、
この続きは後編にて。

次回は、フルコースの残りを全部お届けします。
後編をご期待ください!
(↑クリックでジャンプします)

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2011年12月10日 (土)

スープ春雨にハマってます 【第2弾】

以前、今年の7月だったかな。
スープ春雨、しかもピリ辛系のスープ春雨にハマっていたものをランキング形式でお送りしました。
(以前の記事はこちらから)

あれから数カ月。
当時のベスト3を凌駕する商品を発見してしまいました。

きっかけは、会社の近所にダイソーができたこと。
会社の近くに百均って、便利じゃん。
なんて思いで何気なく店内を物色してた時に発見しちゃいました。

それがこちらの2品。

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グリコから、今年5月に発売された、

「赤はるさめスープ」「赤はるさめカレースープ」です。

どちらも激辛系のスープとしてはかなりキテます。

さっそく、「赤はるさめスープ」から行ってみましょう。

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こちらは、赤唐辛子をベースに、キムチ、赤味噌、にんにくなどを入れて仕上げた、コクと辛さが特長のキムチ入りチゲスープです。
(グリコの紹介サイトより抜粋)

スープはもちろん辛め、そして春雨にも唐辛子が練りこんであります。
そ、その上、

「ジョロキア入り!辛味増強パウダーッ!」

をお好みに応じて足してください。
なんだそうです。
こちらのパウダーッ!は後で説明するとして、
お湯を入れ、3分待って出来たのがこちら。

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本当に赤い。。。
前回第2位にランクインした、明星食品「炎麻堂 麻婆春雨」もかなりのレベルの辛さでしたが、こちらはその上を行ってると思います。

ところが、その上を行ってるんじゃないかと思わせたのが、もうひとつの、
「赤はるさめカレースープ」なんです。

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こちら、赤唐辛子をベースに、玉ねぎ、トマト、じゃがいもなどを入れ、汗のにじみ出るほど辛いけれどウマイを表現したカレースープです。
辛さでは定評のあるグリコ「カレーLEE 辛さ × 20倍」の味をイメージして仕上げました。
(こちらもグリコの紹介サイトより抜粋)

だって。
これを読んだだけでチョー辛そうでしょ?

こちらも早速いただきます。

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こちらは、3分経ったら割り箸等でよくかきまぜてください。
そうしないと、下の方にスープの塊が沈んだままでおいしくないし、かき混ぜることでトロみが出てくるんです。

でもって、ここで例の「辛味増強パウダー」を投入です。

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思ったより量多くないっすか?
で完成したのがこちらです。

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見てるだけで、汗が出てきそうでしょ。
実際、これを食べると、辛いものOKの僕でさえ鼻の頭に汗を掻いてしまいました。

グリコのサイトによると、本来これは夏季限定商品で、売り切れ次第販売終了とのこと。
以前スーパーでは140円くらいで売ってたけど、最近確かに見ないような気も。。。

でも、会社近くのダイソーにはまだ売ってたんで、早めに大人買いしておかなきゃ。
当然、1個105円だしね。

という訳で、前回お届けしたランキングを以下のように修正します。

第5位 : おどろき野菜シリーズ 春雨 韓国チゲ
      アサヒフード&ヘルスケア


第4位 : 炎麻堂 麻婆春雨
      明星食品

第3位 :
 坦々麺味 春雨スープ
      セブンイレブン&エースコックのコラボ商品

第2位 : 赤はるさめスープ キムチ入りチゲ
      グリコ

第1位 : 赤はるさめスープ LEE カレー味
      グリコ

これを超える春雨スープは出てくるのか。
その時にはまたレポートしますね。

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2011年12月 7日 (水)

護衛艦初体験記 ~ 後編

前回に続き、海上自衛隊が所有する最新イージス艦、

「あしがら」

のお話です。

イージス艦の特長は、その名の通り「イージス武器システム」にあります。
イージスシステムとは、アメリカ海軍で開発された最新鋭の射撃指揮統制システムで、高性能レーダー、射撃統制や武器管制のためのコンピュータシステム、ミサイル等の武器からなります。

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船体の側面に8角形の板のようなものが見えます。
これがイージスシステムの目とも言える、「スパイレーダー」と呼ばれるもので、四方4面で360度、天頂までをカバーします。

また非常に高性能、多機能で、一度に多数の対空目標や水上目標を自動で捜索、探知、追尾できる他、発射されたミサイルを誘導することもできるんだそうです。

続いて、武装について。
まずは、上の写真に写っている「高性能20ミリ機関砲」から。

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白い円筒形のものはレーダー、その横には赤外線カメラが付いていて、上空に飛来してきた航空機を自動で探知、追尾し、射撃します。
1分間に約4500発という発射速度を持っていて、上空に弾幕を張ることで敵の攻撃から身を守るための武装と言えます。

次は主砲。

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62口径5インチ砲です。
間近に見るとかなりでかいです。

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なので砲弾も相当重いです。
持ち上げようとしましたが、腰をやられそうなのでやめときました。

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こちらは隣の「こんごう」の主砲です。
だいぶ形が違いますよね。
あしがらの方が角ばった形をしていますが、この方がステルス性、つまり敵のレーダーから探知されにくいのだそうです。

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と、いきなり砲頭が僕のすぐ目の前に向けられました。
撃たないとはわかっていても、これはかなりゾッと来ましたよ。

最後はこちら。

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イージス艦最強の武器、「VLS(Vertical Launching System)」と呼ばれる垂直発射装置です。
あしがらの場合、艦首側に64の四角い蓋のようなものが並んでいます。
この中に対空ミサイル、あるいは対潜水艦用ミサイル(通称「アスロック」)を装填することができます。

対空ミサイルは、スパイレーダーで探知発見した敵航空機やミサイルに対し、コンピューターが目標の未来位置を計算、その結果を元に発射されます。
アスロックは遠方の潜水艦を攻撃できるよう魚雷本体にロケットをつけて遠くまで飛ばし、空中でパラシュートを開いて着水、魚雷となって潜水艦を追いかけます。

ちなみに、艦首側には64セルですが、艦尾側(中央より)にあと32セルあって、これらの合計96発のミサイルは全てイージス武器システムによってコントロールされるんです。

説明だけだと何だかよくわからないかもしれませんが、とにかく凄いんです。

艦首にて武器システムの説明をひととおり受けた後、続いて艦橋へと移動。
ここは船を操る設備がいろいろとあるのですが、どこまで掲載していいのかわからないので、とりあえず艦長席だけにしておきます。

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さすがにこの席に座る勇気はありませんでした。

最後は艦尾です。

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「あしがら」の特徴でもある「ヘリ格納庫」です。
隣の「こんごう」にはありません。

以上で「あしがら」の搭乗体験は終了。
地上へは、こんごう、おうみ(輸送艦)をつたって降りました。

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このビルのような船が、海上自衛隊が所有する最大の船「おうみ」です。
あしがらも相当ですが、おうみは本当にデカイと感じました。

これで海上自衛隊佐世保基地の見学も終了。
今回は本当に数多くの貴重な体験をさせてもらいました。

日本は四方を海に囲まれた国。
海上自衛隊は、海を越えてやってくる侵入者から僕たちを守ってくれる心強い存在なんだなって、あらためて感じることができた1日でした。

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2011年12月 3日 (土)

護衛艦初体験記 ~ 前編

前回に続き、海上自衛隊佐世保基地よりお届けします。

防火訓練展示を見学した僕たちは、崎辺地区の岸壁より「交通船」と呼ばれる小型船舶で「立神地区」へと向かいます。

とその前に、崎辺地区にはちょっと小ぶりの艦艇が2隻、並んで停泊していました。

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「826」「829」という数字が見えます。
これは、「ミサイル艇」と言って、対艦ミサイルを装備しているのが特徴です。
№826は「おおたか」、№829は「しらたか」というミサイル艇です。

現在全国に6隻あるミサイル艇は2000年から2003年の間に建造されたのですが、1999年に北朝鮮の不審船事案が起こったため、もともと予定されていたものとはかなり違ったものとなったのだそうです。

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そのひとつが、推進機関です。
予定していたプロペラ方式から、ウォータージェット推進に変更、不審船に負けない速度が出せるようになりました。

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武装は艦尾にある対艦ミサイルの他、艦首側に「62口径76mm単装砲」が装備されています。
なんと、1分間に100発もの砲弾を撃てる能力を持っているんだとか。

あと、後部には不審船対処等の近接戦に対応できるよう、機関銃も2基備わっています。

ミサイル艇の話はこれくらいにして、話を先に進めます。

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崎辺地区から立神地区への移動に使われた交通船は、小さいながらも20名くらいは座って乗れる大きさでした。

さて、立神地区で僕たちを待っていたのは、2隻の護衛艦と1隻の輸送艦。
で、僕たちが乗船したのは、海上自衛隊の最新イージス艦、
「あしがら」です。

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ちなみに、この写真は今回記念に頂いた写真です。
海上自衛隊のHP等でも同じ写真が掲載されていました。
勝手に引用してごめんなさい。

あしがらに乗り込んだ僕たちは、まず艦首へ案内されました。
そこで気付いたんですが、なんとお隣にもう1隻似たような船が並んでいたんです。

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左が「あしがら」
そして、右側は「こんごう」です。

海上自衛隊には現在6隻のイージス艦が配備されていますが、最初に建造されたのが「こんごう」、そして6番目に建造されたのが「あしがら」なんです。

初めてのイージス艦搭乗で、こんな光景を見られるなんて、なんてラッキーなんでしょう。

殆ど同じような形をしていますが、よく見ると細かい部分でいくつかの違いがあるんです。
そのあたりも含め、次回「後編」にてもうちょっと詳しく見ていきたいと思います。

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