« 護衛艦初体験記 ~ 前編 | トップページ | スープ春雨にハマってます 【第2弾】 »

2011年12月 7日 (水)

護衛艦初体験記 ~ 後編

前回に続き、海上自衛隊が所有する最新イージス艦、

「あしがら」

のお話です。

イージス艦の特長は、その名の通り「イージス武器システム」にあります。
イージスシステムとは、アメリカ海軍で開発された最新鋭の射撃指揮統制システムで、高性能レーダー、射撃統制や武器管制のためのコンピュータシステム、ミサイル等の武器からなります。

04

船体の側面に8角形の板のようなものが見えます。
これがイージスシステムの目とも言える、「スパイレーダー」と呼ばれるもので、四方4面で360度、天頂までをカバーします。

また非常に高性能、多機能で、一度に多数の対空目標や水上目標を自動で捜索、探知、追尾できる他、発射されたミサイルを誘導することもできるんだそうです。

続いて、武装について。
まずは、上の写真に写っている「高性能20ミリ機関砲」から。

11

白い円筒形のものはレーダー、その横には赤外線カメラが付いていて、上空に飛来してきた航空機を自動で探知、追尾し、射撃します。
1分間に約4500発という発射速度を持っていて、上空に弾幕を張ることで敵の攻撃から身を守るための武装と言えます。

次は主砲。

07

62口径5インチ砲です。
間近に見るとかなりでかいです。

08

なので砲弾も相当重いです。
持ち上げようとしましたが、腰をやられそうなのでやめときました。

09

こちらは隣の「こんごう」の主砲です。
だいぶ形が違いますよね。
あしがらの方が角ばった形をしていますが、この方がステルス性、つまり敵のレーダーから探知されにくいのだそうです。

10

と、いきなり砲頭が僕のすぐ目の前に向けられました。
撃たないとはわかっていても、これはかなりゾッと来ましたよ。

最後はこちら。

05

イージス艦最強の武器、「VLS(Vertical Launching System)」と呼ばれる垂直発射装置です。
あしがらの場合、艦首側に64の四角い蓋のようなものが並んでいます。
この中に対空ミサイル、あるいは対潜水艦用ミサイル(通称「アスロック」)を装填することができます。

対空ミサイルは、スパイレーダーで探知発見した敵航空機やミサイルに対し、コンピューターが目標の未来位置を計算、その結果を元に発射されます。
アスロックは遠方の潜水艦を攻撃できるよう魚雷本体にロケットをつけて遠くまで飛ばし、空中でパラシュートを開いて着水、魚雷となって潜水艦を追いかけます。

ちなみに、艦首側には64セルですが、艦尾側(中央より)にあと32セルあって、これらの合計96発のミサイルは全てイージス武器システムによってコントロールされるんです。

説明だけだと何だかよくわからないかもしれませんが、とにかく凄いんです。

艦首にて武器システムの説明をひととおり受けた後、続いて艦橋へと移動。
ここは船を操る設備がいろいろとあるのですが、どこまで掲載していいのかわからないので、とりあえず艦長席だけにしておきます。

12

さすがにこの席に座る勇気はありませんでした。

最後は艦尾です。

13

「あしがら」の特徴でもある「ヘリ格納庫」です。
隣の「こんごう」にはありません。

以上で「あしがら」の搭乗体験は終了。
地上へは、こんごう、おうみ(輸送艦)をつたって降りました。

15

このビルのような船が、海上自衛隊が所有する最大の船「おうみ」です。
あしがらも相当ですが、おうみは本当にデカイと感じました。

これで海上自衛隊佐世保基地の見学も終了。
今回は本当に数多くの貴重な体験をさせてもらいました。

日本は四方を海に囲まれた国。
海上自衛隊は、海を越えてやってくる侵入者から僕たちを守ってくれる心強い存在なんだなって、あらためて感じることができた1日でした。

|

« 護衛艦初体験記 ~ 前編 | トップページ | スープ春雨にハマってます 【第2弾】 »

自衛隊訪問記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 護衛艦初体験記 ~ 後編:

« 護衛艦初体験記 ~ 前編 | トップページ | スープ春雨にハマってます 【第2弾】 »