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2012年4月23日 (月)

高田駐屯地創立62周年記念行事 ~ 前編

4月22日、陸上自衛隊高田駐屯地創立62周年記念行事に行ってきました。

高田駐屯地は新潟県上越市にある、歴史古き駐屯地。
古(いにしえ)の時代より、「軍都」として栄えてきた高田の地にあります。

今年のニューイヤー駅伝に「高田自衛隊」として出場していたので、聞き覚えのある方も多いんじゃないでしょうか。

僕がここを訪れるのは2年4ヵ月ぶり2回目。
前回は冬が訪れる直前でしたが、今年は桜が満開、最高の季節。
(前回訪れた際の記事はこちら

そんな、桜満開という最高のタイミングで行われた、62周年記念行事でした。

01

天気予報では雨が降るかも、とちょっと気になる天気でしたが、式典の間はなんとか雨も降らずにすみました。
ただ、風がかなり強く、寒さと砂塵に悩まされました。
でも、隊旗を持つ隊員さんが風に煽られグラつきながらも必死に掲げる姿を見ていると、こっちだってそんなことで弱音を吐く訳にはいきません。

02

前回の記事にも書いたとおり、ここには第5施設群第2普通科連隊という2つの部隊が主力です。
施設群長も普通科連隊長も同じ1等陸佐ですが、観閲官は駐屯地司令でもある施設群長です。

実はかつては第12普通科連隊長が駐屯地司令を兼務していました。
2001年に第12師団第12旅団と改編された際、第2普通科連隊は4個中隊から3個中隊へと規模が縮小され、第5施設群長が第2普通科連隊長より格上となったため、それより第5施設群長が駐屯地司令を兼務するようになったのです。

だったら第2普通科連隊長はこの式典では観閲部隊指揮官なんだなって思ったんですが、なんとその役は副連隊長でした。
まっ、このあたりに関してはこれ以上考えるのはやめときましょう。

さて、記念行事ではお馴染みの観閲行進が始まりました。
まずは第2普通科連隊の登場です。

03

各中隊は徒歩行進。
小銃、機関銃MINIMI、84mm無反動砲を携行しての行進でした。

連隊の最後には、新隊員で構成された部隊が登場。
04

初々しいっていうか、入って間もないのになかなか立派で堂々とした行進です。

中には緊張してなのか、手と足が合ってない隊員もいましたが、そこは愛嬌。
全然許せます(笑)

続いては第5施設群の登場です。
施設部隊には、さまざまな装備車両があります。

掘削、整地、架橋、そして地雷処理等数多くの種類があり、今回の行進でもそれらの車両が次々に出てくるのですが、全部を紹介するとキリがないので、3つに絞って掲載します。

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こちらは、道路障害作業車
道路の修復の他、敵の進入を阻止するために障害を作るのも役割だとか。

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右はグレーダ、左はクレーン車です。
グレーダとは、いわゆる道を均(なら)す機械で、除雪にも使用されるそうです。

05

ちなみに、今回観閲行進の音楽演奏を行っていたのは、駐屯地音楽クラブを主力とする編成でした。
方面や師団クラスだと、正式な音楽隊が登場するのですが、地方になるとこういう特別編成の部隊が活躍します。
高田駐屯地の音楽クラブも50年以上の歴史を持つそうで、このような式典だけでなく、地元のいろんなイベント等でも活躍しているのだとか。

前編はここまでです。
次回、後編では訓練展示の様子をお届けします。
お楽しみに。

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コメント

一般的に観閲部隊指揮官は司令職務担任部隊の副長が務めることが慣例となっています。
但し、これはあくまでも慣例であって駐屯地司令の考え一つで変わるものでして、駐屯部隊長の中で次位にある隊長に指定する例(高田駐屯地だと2普連長)もありますし、司令・部隊長・副長を除いた幹部の中で最上位者に指揮官を命ずる例もあります。
司令担任部隊の副長が2佐指定職であっても序列上2佐では他部隊の副長の中で一番下になる例もありますしね。

部隊長の中でも序列がありまして、必ずしも司令職にある方が駐屯地の最上位ではなく、中には序列上3番目や4番目の方が司令職を拝命する事だってあります。

司令兼部隊長と部隊長との関係がそれなりに良好な関係であればそれなりに遠慮して司令担任部隊の副長に観閲部隊指揮官を命ずる事もありますが、関係があまり宜しくない(例えば同期でも仲が良くなかったり、司令が防大卒の先輩にあたり部隊長が後輩になっている例)とかだと遠慮無く部隊指揮官を部隊長に命ずる事もあります(人間ですからね、色々とあります)。
逆に防大の卒業期が司令より部隊長の方が先輩な例がありますが、この場合は後々の人間関係(俗に言う今後のおつきあいの関係)から、司令側が部隊長に遠慮するといった例もあります(防大の先輩は絶対ですからね)

投稿: 通りすがり | 2015年2月 2日 (月) 15時19分

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