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2013年4月27日 (土)

世界遺産「宮島」初上陸! ~ ①出発編

日本が誇る世界遺産であり、かつ日本三景のひとつ。

といえば、広島の宮島ですよね。

4月の初旬、ついに僕にも行く機会が巡って来ました。
って、ちょっと無理やりだったりもしたんですけどね。
何が無理やりかって?
それは秘密です。 (ー ー;)

広島駅からJRで約30分、宮島口という駅で降り、フェリー乗り場へと向かいます。

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宮島へいくフェリー乗り場には、「宮島ゆき直行便」と書かれた建物と、「JR宮島行のりば」と書かれた建物があります。

とりあえず、直行便のほうが早そうなのでそちらへ向かいます。
切符はJR宮島口で往復分買っていたのでそれで乗ろうとすると、係の人に止められました。

「その切符じゃ乗れないよ。」

「えっ?」

「それはJRの切符。あっちの乗り場だよ。」

「あっ、そっ、そうですか。。。」


そう、こちらの乗り場は「宮島松大汽船」という会社が運営するフェリー乗り場。
JR宮島口で売っていた切符は、当たり前ですがJR西日本が経営するフェリーの切符なので、こっちのフェリーには乗れないってこと。

ということで、JRのほうへと移動します。
ちなみに、JRの方は正確には「JR西日本宮島フェリー株式会社」です。
(そんなのどうでもいっか。。。)

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桟橋へ到着すると、ちょうど船が出たあとでした。
しまった、遅かったかぁ、と思っていたんですが、数分すると沖合いから船が迫ってきます。

そう、このフェリーは15分間隔、多いときには10分間隔で運行しているんです。
しかも料金は片道170円。

これで需要と供給のバランスが成り立っているってことは、それだけ利用者が多いってことなんですよね。

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ランプウェイが降り、いよいよ乗船です。
2階の室内客席もあるんですが、せっかくなので3階の展望デッキへと向かいます。

乗船が終わるとすぐ出航。
と、ここでちょっと違和感が。。。

たしか、船が入港してくるときは先頭から入ってきて、そのままランプウェイを下ろしました。
なので、出航するときは当然向きを180度変えてから進むはず。
なのに、船は向きを変えず、そのまま走り出した。。。
つまり、バック走行で進み続けるってこと?
どういうこと?

その答えは下船してわかりました。

とにかく、船は宮島へ向かって加速していきます。

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途中、牡蠣の養殖場が広がっていました。
広島の牡蠣は有名ですもんね。
何てったって国内シェアの50%を占めてるんですから。

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さて、対岸にある宮島がだんだん近づいてきました。
よく見ると、砂浜の向こうに桜が見えます。

ちょっとズームアップで迫ってみましょう。

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今年は、桜の時期が例年より異常に早く、東京ではすでに散ってしまっていたので、半ばあきらめていたのですが、何とこちらはまだ満開をキープしていました。

何だかとっても得した気分になりましたよ、ホント。

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そして、出ました。
海に浮かぶ大鳥居です。

宮島、厳島神社のシンボルですよね。

JRフェリーは、9:10~16:10の間はこのように大鳥居に接近するコースをとってくれるので、船上から参拝、なんてことができるんです。
行きはJRフェリーのほうがお勧めかもね。

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そして僕らの船は、宮島の桟橋へと入ってきました。
いよいよ宮島へ上陸です。

とここで、船の形に注目。
屋根が邪魔してわかりにくいかもしれませんが、よく見るとこの船、左右対称の形をしていませんか?
これで先程の違和感の答えがわかりました。
前も後ろも無いってことですよね。
考えてみるとJRの車両と一緒じゃないですか。
上りと下りで前と後ろが入れ替わる、あれと一緒です。

という訳で、出発編はここまで。
次回は、上陸編をお届けします。
お楽しみに。

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2013年4月22日 (月)

久しぶりに本場広島お好み焼き! ~ 麗ちゃん

久々に広島へ行って来ました。

いや、正確に言うと、海上自衛隊岩国基地へ行くのに、広島経由で行ったというのが正しい説明です。
だって、岩国基地は山口県だしね。

昨年、岩国錦帯橋空港がオープンしたので、わざわざ広島経由で行く必要もなかったんですが、一緒に言った同僚がどうしても広島でお好み焼きを食べたいというので、広島空港経由となったわけです。

で、その同僚の行きつけが広島駅の駅ビル「アッセ」にある、

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「麗ちゃん」というお店。

彼は広島へ来ると必ずこの店に来るんだとか。

ちなみにアッセのこのフロアには5、6軒のお好み焼きやさんがありますが、麗ちゃんの行列が一番長い。
かなり期待できそう。

入店待ちの間にメニューが配られ、先に注文を決めます。

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結構いろんな種類があるんだ。
右半分が麺なし、左半分が麺入り。
やっぱ、麺入りですよね、ここは。
で、丸印がついているのが人気メニューなんだ。
でもって、赤字の「スペシャル」っていうのが一番人気ってことね。

なら、12番のスペシャルで行くっきゃないじゃん。

「すみません、12番のスペシャルで。。。」

ムム。。。
これって、いわゆる誘導尋問に乗せられたってやつなんじゃない?
なかなかやるな、麗ちゃん。

でも、まっ、いいか。

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さすが混んでるだけあって店内は慌しい空気が流れています。
それにしても店員さんの多いこと。

焼く人だけで3,4人はいるんじゃないでしょうか。
これだけ回転率をあげても行列ができるってことは、それだけ期待できるってことでもある訳ですよね。
きっと。

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で、やって来ました。

「麺入りスペシャル」

これが「麗ちゃん」のお好み焼きですか、見た目はシンプル、でもたしかに美味しそう。

「麗ちゃん」は昭和32年に屋台としてスタート。
広島にあるお好み焼きのお店としては、いわゆる「老舗」になります。

昭和40年に広島駅ビルができたのに合わせて、こちらに引っ越してきたそうです。

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広島のお好み焼きは、小麦粉で固めないのが最大の特徴。
大阪のお好み焼きも好きですが、広島のほうが野菜をたっぷり食べられるし、シャキシャキ感もあって良いと思います。

広島新聞社「炎の鉄板」という特集サイトによると、3代目店長のインタビューから次のような言葉が掲載されていました。

『お好みの特徴は、生めんを使うことと野菜が新鮮なことです。めんは甘みをつけるため、ケチャップをつけて、ラードで炒めます。仕上げは青のりだけ。私は しゃべりが得意じゃないし、そういう意味でのもてなしはよーせんのです。ただ、誠意を込めて焼いていたら、必ず分かってもらえると思って働いています。 「おいしかった」と言って帰ってもらうのがうれしいんです。』

だそうです。
努力の結果は必ず報われるってことですよね。
こんな店長が作るんだから、美味しいに決まってるじゃないですか。

最後に、ちょと失礼して上に乗っかってる卵をめくってみます。
なんだか、スカートめくりみたいで、ちょっとドキドキかも(笑)。

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「イヤ~~ン」ってな感じで現れたのは、エビ、イカ、そしてキャベツがソバの上にぎっしり乗っかってます。
使ってる素材はもちろん新鮮な生エビ、生イカ。

ソースは地元、「カープソース」から甘口、辛口を選んで、自分でかけます。

辛口ソースをたっぷりかけて、

「いっただっきまぁーっす」

アツッ、ウマッ!!
フゥォッ、ウマッ!!

口コミランキングでも常に上位に来る理由が食べてみてわかりました。
キャベツのシャキシャキ感、そしてエビ、イカのプリプリ感がちゃんと生かされているんです。

ボリューム感ありそうに見えますが、小麦粉を多用していないためか、満腹って感じでもありません。
もう1枚くらいいけるかも。
でも、今回はお昼なのでこれでやめときます。

いやぁ、良いお店を紹介してもらいました。
同僚に感謝です。

麗ちゃん
昼総合点★★★☆☆ 3.5

関連ランキング:お好み焼き | 広島駅広島駅駅猿猴橋町駅

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2013年4月19日 (金)

動物に大接近(小動物編) ~ 那須どうぶつ王国にて

前回の予告どおり、那須どうぶつ王国より、動物に大接近(小動物編)をお送りします。

まず、王国タウンへ向かうバス乗り場にやってきた2種類の鳥からどうぞ。

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バスの待ち時間が20分程度と長かったので、飼育員さんたちがいろんな動物を連れてきて、並んでる客へのサービスとして見せてくれたんです。
他にもヤギや馬、トナカイなどが来てくれました。

こういう気配りが大切ですよね。
バス待ちでイヤになるのと、身近に動物に触れられて楽しいのとでは大違いですもんね。

ここからは王国タウンで見た動物たちです。
一気にどうぞ。

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この他にもたくさんの動物がいるんですが、紙面の都合上ここまで。

あなたは全部わかりましたか?
答えを知りたい方は、是非那須どうぶつ王国へ行ってくださいね。

(って、僕もよく覚えていなかったりして。。。)

次回も那須どうぶつ王国からお送りします。
次回の主役は、「猫」、です。
お楽しみに。

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2013年4月16日 (火)

動物の顔 ドアーップ!!(牧場編) ~ 那須どうぶつ王国にて

3月下旬のとある週末、家族で那須へ行って来ました。

那須高原って、避暑地ってイメージが強いですよね。
そういうこともあってか、那須の観光協会では12月から3月の冬の期間、

「冬の大感謝祭」

というイベントを開催しているんです。

那須のいろいろな施設や店舗と協力して、とってもお得に楽しめる企画が盛りだくさん。
安く泊まって、安く食べれて、安く遊べる、お得感満載のイベントなんです。

で、今回僕らが向かったのは、

「那須どうぶつ王国」

入場料、隣接する「五峰の湯」、そしてプラスどうぶつ王国内で使える1000円分のチケットがついて、通常3300円のところ、何と1500円!!!
ズバリ半額以下ですよ。
ねっ、とってもお得でしょ?

東京ドーム約10個分(出たっ!この表現)という広大な敷地は、「王国タウン」「王国ファーム」という2つの地域に分かれています。
入場門があるのは王国タウン、王国ファームへは専用バスで往復します。

そんな訳で今回お届けする写真は、どうぶつ王国で出会った動物たち。
まずは「王国ファーム」より、動物のドアップ顔の数々をお送りします。

では、どうぞ。

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イチイチ説明はしません。

王国ファームでは、このようにいろんな動物と直接触れ合うことができるんです。
子供たちも大喜びでした。
いや、大人の僕たちも。。。ね。

次回は、王国タウンより小動物編をお届け予定です。
お楽しみに。

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2013年4月13日 (土)

名古屋名物 みそかつを! ~ 矢場とん

先日仕事で名古屋へ行った際のお昼の話。

午前中で仕事は終わり、名古屋駅についたのがちょうどお昼時。

僕ら4人、何にしようか迷ってたんですが、とりあえず名鉄百貨店本店の9階フロアが飲食街になっているみたいなので行ってみることに。

さすが百貨店のレストラン街だけあって、なんだか1ランク上の雰囲気。

おっ、ひつまぶし、味噌かつ、そして煮込みうどん。。。
名古屋名物のグルメも揃ってる。

そんな中、15人ほどの行列ができていたのが。。。

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「矢場とん」
というとんかつやさん。

味噌煮込みうどんの「山本屋」と迷ったんですが、今回はこの店に入ることに決定!
15分ほど待って入店することができました。

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店内はカウンター席とテーブル席、客席側からは調理場が見える構造。
雰囲気はかなりグッドです。
とんかつ屋、って感じではないけれど、百貨店のレストランって感じはします。

メニューを見ると、
出ました、名古屋名物。

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「みそかつ」です。
鉄板とんかつにわらじとんかつ。
どちらも味噌だれがかかって美味そう。
特に、鉄板とんかつはメチャメチャ美味そう。。。

次のページには盛り合わせ定食があり、こちらもなかなか魅力的。

そんな訳で今回は、ちょっと欲張ってロース、ひれ、海老フライの3点盛り合わせを注文。

で、やってきたのがこちら。

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量的には少なめですが、お昼時としてはこれで十分。

味噌ダレと特製ソースの2種類がついてくるのが名古屋流?
食べる前にもう一度メインディッシュを拝みましょう。

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海老フライがやけに長い。
ロースが3切れ、ヒレは2切れ。
これにご飯と味噌汁がついて1995円

ではいただきます。
うん、サクッとしてて、中はジューシー。
味噌ダレにつけて食べると、

「OH!名古屋~!」 って感じ?

行列ができるのも頷けます。

ただ、ランチで2000円払うのはちょっときついかな。
東京でも2000円出せば結構贅沢できるしね。

ちなみに、一緒に入った同僚が、「とんかつ三昧」というメニューにチャレンジしていました。
それがこちら。

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おおっ、鉄板とんかつが付いている。
湯気が立っててメチャメチャ美味しそう。
ボリュームありそうに見えますが、同僚いわく、量が多いとは感じずペロっといけたんだって。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

さて、僕が「矢場とん」を初体験した週末、たまたま見ていたテレ朝の「スマステ」で、「混んでも行きたいグルメスポット 名古屋編」というコーナーをやっていました。

そこで登場したグルメスポットの第2位が、なんと「矢場とん」だったんです。

エ~ッ?
名古屋味噌かつではダントツの人気なんだって?

しかも、1位はひつまぶしの老舗、「あつた蓬莱軒」に次ぐ第2位ですよ。

しかも、テレビでも紹介されたのは、やはり「鉄板とんかつ」

そっかぁ、しくじったぁ、あの時種類を欲張らずに素直にこっちにしておくべきだった。

これは絶対リベンジせねば。。。

しかも、次回は是非本店でね。。。

関連ランキング:とんかつ | 名鉄名古屋駅近鉄名古屋駅名古屋駅

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2013年4月10日 (水)

吉野ヶ里遺跡ひとりツアー⑦ ~ おまけ編

一応、前回で吉野ヶ里遺跡ひとりツアーは終わったんですが、今回は「おまけ」編
個人的に気になったところを3点程ピックアップして紹介します。

まず1点目、南内郭や北内郭を取り囲んでいた「環濠」

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こんな感じ。
外柵の内側にV字型に掘られています。
一見たいした深さではないような気もしますが、南内郭そばの展示室にこのような説明パネルがありました。

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実物大のパネルです。
こうやって見ると、かなり深いんだなって一目瞭然です。

大勢で押し寄せた敵軍兵士たちが外柵を乗り越え、飛び降りた瞬間この濠にはまってしまうのを想像すると。。。

死ぬな。。。特に下の人は。。。プルプル。

次、2点目はこちらの建物。

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一見何の変哲も無い復元住居のように見えますが、よく見ると「休憩所」って書いてある。
特に休憩したいわけではないけれども、ちょっと気になったので入ってみます。

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確かに、いわゆる普通の休憩所ですね。

ただ、なんと、中には飲み物の自販機が。。。
ボディを茶色に塗る気遣いはあるものの、この建物に馴染むのにはちょっと無理あるんじゃない?

っていうか、休憩所だったらテーブルと椅子をもう少し入れたほうがいいんじゃないかな。

さて最後、3点目は公園内にあったトイレのマーク。
まずは男子トイレのマークから。

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おおっ、弥生人じゃん。
って、弥生人って本当にこんな髪型だったの?

この髪型、「みずら」と言うらしく、古墳時代の埴輪などで見られる髪型なんだとか。
吉野ヶ里遺跡では、甕棺から出土した頭骨の耳の上の位置から、束ねて巻かれた髪の毛が発見されました。
分析の結果、成人男性のものであったことから、弥生時代の成人男性の髪型も「みずら」であったことが初めて分かったのだそうです。

それはさておき、男子トイレがこういうマークってことは、当然女子トイレのマークも気になりますよね。

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ふむ、これが女子トイレですか。
弥生時代は女性のほうがシンプルな髪型だったのでしょうか。

そういえば、北内郭でみた占い師の女性はストレートの長い髪だったし、その下の階で会議をしていた女性の髪型は後ろでボンボンを作ってました。
つまり、男性の髪型は今と全然違うけど、女性の髪形は現代とそう変わっていないってことなんでしょうか。

ところで、最後に同じトイレにあった多目的トイレのマークを見ていただきたい。

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車椅子マークと弥生人たちの組み合わせは何ともシュールだと思いません?

っていうか、赤ん坊の髪型まで「みずら」。。。ですか?

みずらをほどいたらロンゲの赤ちゃんですか?

ねぇ、ここまでやりますかぁ。。。

でも、ブログネタ的にはベストな1枚でした。

吉野ヶ里歴史公園さん、ありがとう(笑)。

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2013年4月 7日 (日)

吉野ヶ里遺跡ひとりツアー⑥ ~ 南のムラ、弥生くらし館

吉野ヶ里遺跡ひとりツアーもいよいよ大詰め。

最後は「南のムラ」といわれる区域を探訪します。

ここまで、南内郭、墳丘墓、北内閣、倉と市と、まあどちらかというと当時の上流層の遺跡を廻ってきたのですが、最後はその上流層を支えてきたと思われる一般層の人々の居住地区です。

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この区域の特徴は、その大半が竪穴式住居であること、周囲を取り囲む環濠がないこと、そして北が上位で南が下位という古代中国の考え方に影響を受けて造られていることなどからそう考えられているのだとか。

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弥生時代といえば、稲作が定着した時代と言えますが、ここ吉野ヶ里では絹織物のかけらがたくさん発掘されていることから、養蚕もさかんに行われていたことがわかっています。
したがって、南のムラには当然「機織器」もあったはずで、文明的にはかなり進んでいたことが伺えます。

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吉野ヶ里のすばらしいところは、再現されたほとんどの建物に入ることができる点ではないでしょうか。
しかもそれぞれ当時の時代を思わせる様々な道具等も再現されているので、とても勉強になります。

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こちらはお年寄りや体の不自由な人でも気軽に入れるようスロープが付けられています。
しかも、この竪穴式住居では食事ができるそうです。
今回僕が見た中ではこのように食事ができる住居は2つありました。

食事ができる建物には、ちゃんと「食事ができます」っていう看板が貼ってあるので、すぐわかります。
お弁当を持って、みんなで食べるのもいいんじゃないでしょうか。

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南のムラから出口へ向かうところに、「弥生くらし館」という建物がありました。
ここは単なる休憩所であるだけでなく、勾玉や鏡、金印等さまざまなものづくり体験ができるところでもあります。

さらに吉野ヶ里では年間を通して様々なイベントを行っていて、土器や鉄を作ったり、シイタケやサトイモの収穫体験、さらには竪穴式住居宿泊体験なんてのもある。
弥生時代の服装を着て、弥生人になりきって当時の生活を体験できるなんて、ちょっとワクワクしません?
いや、子供だったら絶対喜びますよ。

最後の1枚はこちら。

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この部屋も弥生くらし館の中にありました。
出土した土器のかけらを集めて、もとの形に復元しているところです。

ちなみにこの部屋、通路側が全面ガラス張り。
つまり見学者である僕たちからよく見えるように造られているって訳。
今回はたまたま作業員の方は不在でしたが、ここまでオープンにするってなかなか無いですよね。

約3時間をかけて回った吉野ヶ里遺跡。
とても見応えがありました。

ちなみに僕が訪れたのは2月2日だったんですが、3月20日には北墳丘墓のさらに北側に、「古代の森」というエリアがオープンしたそうです。

また来なくちゃ、近いうちにね。

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2013年4月 2日 (火)

吉野ヶ里遺跡ひとりツアー⑤ ~ 倉と市

吉野ヶ里ひとりツアーもいよいよ後半戦です。

第5弾は、「倉と市」というエリア。

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昔教科書で習った高床式倉庫がたくさん現れてきました。

この写真は逆行になってしまい倉庫群はよくわかりません。
これはこれでお気に入りの一枚なんですが、一応反対側にまわって撮り直します。

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数えたわけではないので正確な数はわかりませんが、おそらく20棟くらいの倉庫や住居が建ち並んでいます。
これらのことから、この場所は海外との交易品や日本各地の特産品などが集まり、取引が行われた「市」であったと推測されています。

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市の中心にはこのような他の倉庫とは違う建物が建っています。

説明板には「市楼(しろう)」と書かれていました。
市全体を管理する「市長(いちおさ)」と役人たちが集まる、いわば管理事務所のような場所だったのではないかと考えられています。
ちなみに2階には見晴台と太鼓があり、この太鼓の合図で市の開催を知らせたのだそうです。

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ちなみに1階部分はこんな感じ。
結構広いスペースで、ここで市に参加するものに許可を与えた場所だと考えられています。

それぞれの倉庫は物別に分けられていて、穀物から着物、武器にわたるまで様々なものが保管されていたようです。

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2番目の写真をよく見ると、堀と塀が縦にはしっており、塀の右側は特に厳重に守られていたようです。
ここは「クニの大倉」と呼ばれる一画で、クニの軍事上、戦略上重要な物資を収められていた特別な場所と考えられています。

倉庫の数は5つ。
そのうち実際に中へ入れる倉庫が3棟ありました。

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そのうちのひとつ、武器庫です。
弓矢、槍の武器に加え、鎧や盾といった防具などが保管されていました。

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また別の倉庫には、赤い砂利のようなものが積まれていました。
何とこれは鉄鉱石なんだとか。
隣では鉄鉱石から鏃(やじり)のようなものを鋳造する道具(型)が展示されています。

この時代にはすでに鉄や銅から武器を製造する技術があったことが伺えます。

ところで冒頭に海外との交易があったと書きましたが、ここから出てきた出土品に中国の貨幣や中国で作られたであろう装飾品等が出土していることから、ほぼ間違いないだろうと思われます。

弥生時代紀元前300年頃から西暦250年頃までの約550年間くらいなんですが、この館に生活水準は大きく進化を遂げたことが吉野ヶ里遺跡の発掘によって裏付けられたことになります。

さて、次回は吉野ヶ里の一般の人たちが住む集落、「南のムラ」へと進みます。
お楽しみに。

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