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2013年4月 7日 (日)

吉野ヶ里遺跡ひとりツアー⑥ ~ 南のムラ、弥生くらし館

吉野ヶ里遺跡ひとりツアーもいよいよ大詰め。

最後は「南のムラ」といわれる区域を探訪します。

ここまで、南内郭、墳丘墓、北内閣、倉と市と、まあどちらかというと当時の上流層の遺跡を廻ってきたのですが、最後はその上流層を支えてきたと思われる一般層の人々の居住地区です。

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この区域の特徴は、その大半が竪穴式住居であること、周囲を取り囲む環濠がないこと、そして北が上位で南が下位という古代中国の考え方に影響を受けて造られていることなどからそう考えられているのだとか。

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弥生時代といえば、稲作が定着した時代と言えますが、ここ吉野ヶ里では絹織物のかけらがたくさん発掘されていることから、養蚕もさかんに行われていたことがわかっています。
したがって、南のムラには当然「機織器」もあったはずで、文明的にはかなり進んでいたことが伺えます。

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吉野ヶ里のすばらしいところは、再現されたほとんどの建物に入ることができる点ではないでしょうか。
しかもそれぞれ当時の時代を思わせる様々な道具等も再現されているので、とても勉強になります。

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こちらはお年寄りや体の不自由な人でも気軽に入れるようスロープが付けられています。
しかも、この竪穴式住居では食事ができるそうです。
今回僕が見た中ではこのように食事ができる住居は2つありました。

食事ができる建物には、ちゃんと「食事ができます」っていう看板が貼ってあるので、すぐわかります。
お弁当を持って、みんなで食べるのもいいんじゃないでしょうか。

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南のムラから出口へ向かうところに、「弥生くらし館」という建物がありました。
ここは単なる休憩所であるだけでなく、勾玉や鏡、金印等さまざまなものづくり体験ができるところでもあります。

さらに吉野ヶ里では年間を通して様々なイベントを行っていて、土器や鉄を作ったり、シイタケやサトイモの収穫体験、さらには竪穴式住居宿泊体験なんてのもある。
弥生時代の服装を着て、弥生人になりきって当時の生活を体験できるなんて、ちょっとワクワクしません?
いや、子供だったら絶対喜びますよ。

最後の1枚はこちら。

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この部屋も弥生くらし館の中にありました。
出土した土器のかけらを集めて、もとの形に復元しているところです。

ちなみにこの部屋、通路側が全面ガラス張り。
つまり見学者である僕たちからよく見えるように造られているって訳。
今回はたまたま作業員の方は不在でしたが、ここまでオープンにするってなかなか無いですよね。

約3時間をかけて回った吉野ヶ里遺跡。
とても見応えがありました。

ちなみに僕が訪れたのは2月2日だったんですが、3月20日には北墳丘墓のさらに北側に、「古代の森」というエリアがオープンしたそうです。

また来なくちゃ、近いうちにね。

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コメント

大変面白くそして感銘を受けながら読ませてもらっております。物凄く勉強になります。そして私の考えも同じで道は一つだけではないと言う事ですね。今、歴史が見直されているのも同じ理由ではないでしょうか。時の権力者が作り上げた人物、陥れた人物が今脚光を浴びているのはそういう事ではないでしょうか。石田光成が良い見本ではないでしょうか。

投稿: kitamura ryuuji | 2013年4月 8日 (月) 18時11分

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