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2013年6月 1日 (土)

蕪嶋神社

前回は八戸の陸奥湊から朝市の話題をお届けしましたが、そこからほど近いところに地元でも有名な神社があります。

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「蕪嶋神社」です。

もともとここは名前の通り、「蕪島」という瓢箪型をした島でしたが、現在は陸と島との間が埋め立てられ、陸続きとなっています。

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5月の初旬、島の一部はこのように菜の花が満開で、いい時期に来たなって思いました。

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この蕪嶋神社、どうして有名なんでしょうか。
それは、先ほどから写真の中にちらちらみえる白いもの。

そう。。。

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ウミネコなんです。
この時期、2月頃から8月頃の半年間、蕪島はウミネコたちによって占領されてしまうんです。
その数なんと、3万羽とも4万羽とも言われています。
これだけのウミネコが長さ300メートル・幅140メートルの小さな島に大挙してやってくるのですから、すごいことになるんです。

蕪島は、大正11年にウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されているんです。
そしてこの5月に指定された、三陸復興国立公園の一部でもあります。

当然彼ら(ウミネコたちのこと)は、「ここは自分たちのものだ」と思っているのか、僕らがすぐそばを通っても、かなり近くまで接近しても全く逃げようとしません。

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「また人間が来たよ」

「さっさとお参りして帰ってもらいたいよねぇ、ホント」

「なんで俺らの島に神社なんか作っちゃったんだろうね、全く」

「そうそう、しかも陸続きにされちゃって、ホント迷惑だよ」

なんて会話が聞こえてきそうです。

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そんな彼らの会話は無視して、階段を上り、境内へとやってきました。
この奥に本殿があります。

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狛犬もウミネコのフンまみれ。。。
こうなると神様を守る狛犬も立場なし、って感じです。
っていうか、ちょっと可愛そう。。。
きっと、彼らが飛び立った後には掃除してもらえるんでしょうが、半年間この状態ってのはかなり気の毒です。

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拝殿にて神様に拝んだ後、ふと横を見るとこのような光景も拝めました。
主役の2羽はともかく、全く無視して立ち去る2羽、そして座って見物している1羽。
このコントラストが面白かったので掲載させて頂きました。

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神社の裏側へ回ると、この島が縦長のひょうたん型であるのがわかります。
そして、そこには半端ない数のウミネコたちが。。。

この光景を見て、僕は子供の頃に見た映画、ヒッチコック監督の「鳥」を思い出しました。
ストーリーは忘れたけど、鳥の大群が襲い掛かってくる、とっても怖い映画でした。

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さらに島の向こうに広がる砂浜。
たくさんの海水浴客で賑わっています。。。って。

いやいや、北国の5月にそれは無いでしょ。

これも全部ウミネコたち。
ウミネコも海水浴を楽しむんですね(笑)。

そうそう、そういえば神社の入口、階段のスタート地点に無料の傘が置いてありました。
あれは、雨の時にさすのではなく、今日みたいな日にさすためのものだったんですって。

何故かって?
それは頭上を飛び交うウミネコたちによって、僕ら人間が先ほど見た狛犬のようにならないためなんだって。

無事、彼らの攻撃を受けることなく蕪島を脱出できました。
よかったよかった。

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