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2013年10月31日 (木)

海上自衛隊徳島基地へ行ってきました(後編)

とある9月の土曜日、海上自衛隊徳島基地へ行ってきました。
徳島航空基地開隊55周年の記念行事に参加するためでした。

前回の記事では記念行事が始まる前で終わってしまいましたので、今回は記念行事の様子を中心にお届けします。

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ところで、徳島基地にはもともと所在していた海上自衛隊の他に、陸上自衛隊の部隊も所在しています。
陸上自衛隊第14飛行隊です。
平成22年3月に、香川県善通寺にある第14旅団の隷下部隊として創設されたのです。
徳島県としては初めてできた陸上自衛隊の部隊で、陸自的に言うとこの場所は、陸上自衛隊北徳島分屯地となります。

今回の基地祭は海上自衛隊の行事なんですが、陸上自衛隊の部隊も参加、上の写真にあるように陸自のヘリも並んでいました。
体験搭乗もできるとあって、かなりの人だかりができていたのが印象的でした。

さて、記念行事のスタートです。

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エプロンに主要部隊が並んでいます。

白い制服の中にOD色(おーでーしょく)の制服が混ざっているのがおもしろい。
基地司令である徳島教育航空群司令の式辞を陸自の隊員が聞いている姿に若干の違和感を感じたのは僕だけでしょうか。

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式辞、祝辞の後は観閲飛行(編隊飛行)。
残念だったのは、US-2が飛んでくれなかったこと(多分)。
US-2の飛ぶ姿を見たかったなぁ。

記念式典が終わり、同じ会場で引き続き行われたのは、海上自衛隊航空学生によるファンシードリルでした。

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山口県下関市に所在する小月航空基地はここと同じく海上自衛隊のパイロットを養成する部隊。
海上自衛隊のファンシードリル隊はここの学生で編成されていて、全国の海上自衛隊の基地祭などで演技を披露してくれます。

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約10分程の演技でしたが、一糸乱れぬ姿は見ていて感動します。

で、今回見ていて気づいたことがひとつ。
おそらくですが、隊員の中に女子が一人だけいたような気がするんです。
陸自にも同じ様なファンシードリル隊がありますが、陸海通してもドリル隊のメンバーに女子がいるのを僕は見たことがありません。

基地祭のイベントでは、これらの他にアクロバット飛行展示やシミュレーターによる操縦体験など盛りだくさんだったようですが、今回は残念ながら見ることができませんでした。

以上、海上自衛隊徳島航空基地開隊55周年のレポートでした。

次回は、徳島名物「かつ天」をお届けする予定です。
最近のペースからするといつになるかわかりませんが、近日中にアップ予定です。
お楽しみに。

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2013年10月26日 (土)

海上自衛隊徳島基地へ行ってきました

とある9月の土曜日、海上自衛隊徳島基地へ行ってきました。
徳島航空基地開隊55周年の記念行事に参加するためでした。

チョー個人的な話になりますが、僕は日本全国47都道府県のうちまだ足を踏み入れていない県が5つあります。
その5つとは、北から秋田県、富山県、和歌山県、徳島県、愛媛県なんですが、今回そのうちのひとつ徳島県を制覇(?)することができました。
ヨシッ! これであと4つ。。。

徳島県には海上自衛隊の基地が2つあります。
ここ徳島基地と、徳島市からちょっと南へ行ったところにある小松島基地です。

どちらも航空部隊の基地なんですが、徳島基地に所在する部隊は、

「徳島教育航空群」

つまり、海上自衛隊のパイロットを育成するところなんです。

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なので、基地を入った正面には海上自衛隊の練習機が飾ってありました。

そもそも、徳島基地の生い立ちは、戦時中の昭和17年。
旧海軍の飛行偵察員の訓練基地として開設されました。
戦後は米軍に接収されましたが、昭和33年に海上自衛隊に返還

海上自衛隊徳島航空隊として再スタートを切りました。
再スタート当時は、教育部隊ではなく、対潜哨戒機「S2F-1」による実戦部隊でした。
ちなみに「S2F-1」は、もともと米軍が採用していた「艦載用対潜哨戒機」です。
当然空母を持たない海上自衛隊では艦載機としての用途はありませんけどね。

昭和48年に徳島教育航空群に改編され、現在の形になりました。

また、昭和62年より滑走路の民間共用が開始。
いわゆる徳島空港の誕生です。
なお、平成22年に新ターミナル完成とともに、「徳島阿波おどり空港」と呼ばれるようになり、また同時に「うずぴー」なるゆるキャラも誕生しているそうです。
気になる方はネットでチェックしてくださいね。

徳島基地の歴史の話はこれくらいにして、今回訪れた基地祭の様子をお伝えしましょうね。
案内に従い、格納庫を経由してエプロンへと進みます。

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格納庫の先に見えてきたのは、2機のプロペラ機。
でもって、左側に見える飛行機は、ひょっとして。。。

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出ました。
日本が誇る海上自衛隊救難飛行艇、「US-2」。

何故、「日本が誇る」という修飾語をつけたのかというと、
この飛行機の性能は世界中で注目されているから。

(気になるその性能を知りたい方は、こちらから)
(上の「こちら」をクリックすると新明和工業のページへジャンプします。)


現在は「武器輸出三原則」の規制の中、外国へ売るのはなかなか難しいのですが、近い将来海外で活躍する姿を見ることができるでしょう。
既に現在、インドへの輸出が検討されているんです。
なかなか順調に進んでいるとは言えないようですが。。。

この飛行機を製造しているのは、新明和工業と言う会社。
なかなか聞き慣れない名前の会社かもしれませんが、航空機業界では有名な、由緒ある会社なんです。

戦時中の社名は、「川西航空機」
そう、以前鹿屋航空基地史料館で見た、「二式大艇」を製造した航空機メーカーです。

そう、僕が初めて見たとき、思わず「美しいっ!!」と一目惚れした飛行機です。

このUS-2はまさにその二式大艇の優れた性能を引き継ぐ血統書付きの飛行艇なんです。
(以前のブログ、「二式大艇」の記事はこちらからどうぞ)

さて、先程格納庫から見えた右側の航空機へ近づいてみましょう。

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海上自衛隊の対潜哨戒機「P-3C」です。
徳島基地には対潜哨戒機の部隊はないので、おそらく岩国基地からやってきたんだと思います。

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その隣にいたのは航空自衛隊の航空機。
僕としては初めて見る飛行機です。
機体に丸い窓がついているところをみると、人員輸送機のようです。

説明の看板には、多用途支援機「U-4」と書いてありました。
あとで航空自衛隊のサイトで調べてみると、この飛行機は指揮連絡、小型軽量貨物などの空輸、訓練支援といった、いわゆる「多用途」の目的で使用するもので、平成7年度より合計5機導入されているそうです。
最新の計器表示システム、航法装置などを装備しており、米国ガルフストリーム社のビジネスジェット機ガルフスト リームⅣと同型機なんだそうです。

あれ、55周年記念行事のレポートをするつもりが、ここまで航空機の解説で終わってしまいました。
近日中にこの続きをお届けするってことで、今回はここまででご勘弁を。

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