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2014年5月 6日 (火)

シンガポールエアショーより ~ 後編 

前回のつづきです)

前回に引き続き、シンガポール・エアショーの話題です。
屋内の展示ブースを回ったあと、いよいよ屋外の展示スペースへと進んでいきます。

ところで、今回行ってきたのは2月初旬
みなさん覚えていますか?
2月の頭、東京では大雪が降ったのを。
実は今回の出発が大雪直後の月曜日だったので、成田空港はパニック状態を引きずっていたんです。
前日までは欠航便だらけで、空港内は人だらけ。
出発手続きも長蛇の列。
なので僕らの出発も1時間半遅れで、幸先悪いなぁなんて思いながらシンガポール入りしたんです。

で、そのときの気温なんですが、出発地、東京はほぼ「0℃」
でもって、到着地シンガポールは約「30℃」。。。
厚手のコート姿から、いきなり半袖短パンですよ。

つまり、何を言いたかったかというと、

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展示会場の建物から一歩出た外は、真夏の暑さだったってこと(笑)。

なのでとにかく広大な敷地に展開されている数多くの航空機から、ほんの少しだけピックアップして掲載したいと思います。

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こちらは今回のエアショーの目玉でもある、エアバス社の新型旅客機「A350」
エアバスの旅客機というと、ボーイングに押されているようにも見えますが、最近の話題でいうと、オール二階建ての超大型機「A380」でしょうか。

一方、「A350」はボーイング787の対抗馬となるモデル。
787がトラブル等でつまずいている間に、最近エアバスではこの機種の設計を全面的に見直し、「A350 XWB」というモデルで猛アピールをかけているんです。
この機種のデモンストレーション飛行を行うのはシンガポールエアショーが初めてのことなんだとか。
という訳で、マスコミからも業界からもかなりの注目を集めていました。

そういえば最近JALもこの機種の導入を決めたってニュースが流れていたような。。。

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続いては、米海軍の対潜哨戒機、「P-8」。
その筋の方なら(ってどの筋なんだよ。。。)、海上自衛隊の「P-3C」という飛行機を知っているでしょう。
そして、その後継機としてジェットエンジンの「P-1」という対潜哨戒機があることもご存知ですよね。
その「P-1」に相当する米軍機が「P-8」です。

昨年から運用が始まったこの航空機は、ボーイングの737がベースとなっているんです。
737と言えば結構古い機種なんですが、なぜこんな古い機種を今頃に、なんて思うかもしれませんが、実はここに至るまで米国ではいろいろと紆余曲折があったようですよ。
ここではこれ以上触れませんが、興味がある人はWiki等で調べてみてください。

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続いては、米空軍が保有する大型輸送機「C-17」です。
これがまた、とにかくデカイ。
この大きさは上の写真ではちょっと判りづらいかもしれません。

ということで、機体後部の貨物室へ回ってみましょう。

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どうです?デカイでしょ?
日本の航空自衛隊が所有する、同じジェットエンジンの輸送機「C-1」と比べてはるかにデカイですよね。
エッ?並べて比較しないとよくわからない?
確かにそうですよね。
でも、今は比較できる写真が見つからないため、数字で比較します。
「C-1」の最大積載量は約8トン
一方「C-17」の最大積載量は約78トン
ざっと10倍の開きがあるんですよ。
これでわかっていただけたでしょうか。
これでもわからないって方、あとはご自分でC-1の写真を検索してみてください。
あっ、そのとき人物が一緒に写ってるやつにしてくださいね。
そうしないと、たぶん比較してもわからないから。

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つづいては、無人航空機、いわゆる「UAV」というやつ。
こちらはイスラエルにあるIAI社という会社の最新型UAVで、「super Heron」と名付けられていました。
イスラエルは結構軍需産業が盛んで、無人機もいくつかの会社が作っており、輸出も積極的に行っています。
欧米の製品に比べてコストパフォーマンスが高いのが特徴で、そのため引き合いもかなりあるようです。
IAI社についても同様で、このUAVの前身にあたる「Heron 1」という機種は中国にも販売したそうです。

しかし近い将来こんな無人航空機が世界中の空をウヨウヨ飛びまわって、僕らの生活を監視しているんでしょうか。。。
ちょっと不気味な気もしますが。。。ねっ。

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そしてこちらが最近何かと話題のティルトローター機、「オスプレイ」です。
第一印象は、想像していたよりデカいということ。
特に両側にあるあの3枚の羽根が超デカいんです。

今回展示されているオスプレイは当然本物ですが、何と沖縄の米海兵隊のものなんだそうです。
しかも、沖縄からここシンガポールまでノンストップ、つまり途中給油なしで来れちゃうんだそうです。
これって、実はすごいことなんですよ。
陸上自衛隊には現在輸送ヘリとして配備されている「CH-47(通称:チヌーク)」という機種があるんですが、これだって九州から沖縄へ行くのがやっとなんですから。
ついでにいうと、航空自衛隊が所有する「C-1」輸送機だってここまでは来れません。

日本の自衛隊が欲しがる理由も、こんなところにあるのかもしれませんね。

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会場内には航空機だけではなく、航空機を撃ち落とす兵器。
つまり対空ミサイルやレーダーもいくつか展示してありました。

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ところ変われば品変わる、というか、やっぱ世界って広いなぁって思い直した、そんな「シンガポール・エアショー」でした。

ここまででかなり長文の内容になってしまったので、エアショーの話題はこのあたりでおしまいといたします。
次回は、「シンガポール・スリング発祥の地」に関する話題に触れたいと思います。
いつになるかわかりませんが、どうぞご期待ください。

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