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2015年7月18日 (土)

「長崎うどん」?もしかして。。。 ~ ふじのや

市ヶ谷駅から靖国通りを九段方面へ3,4分歩いたところに、約1年ほど前にオープンしたうどん屋さんがあります。
ここ、以前はたしかカレーのパク森だったと記憶しています。

実はオープン当初からとっても気になっていて、そのうち訪れようと思いつつ1年が経ってしまっていました。

そのうどん屋さんの名前は「ふじのや」と言います。

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何故そんなに気になっていたのか、それは「ふじのや」の下に書かれている文字、

「長崎うどん」

長崎出身の僕にとって、この言葉は聞き捨てならないフレーズなんです。
だって、そんな言葉聞いたことないし、長崎のソウルフードといえば、ちゃんぽん、皿うどん、それにトルコライスですよね。
長崎県で有名なうどんと言えば「五島うどん」ですが、地元では決して五島うどんのことを「長崎うどん」とは言いません。

これは実際に入って確かめなければ。。。
その前にお店の入口にある看板に目をやってみると。。。

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結構メニューも豊富です。
ただし、ベースのうどんはどれも同じみたい、トッピングのバリエーションがいろいろあるみたいです。
中でも気になったのは、具うどんと揚げかんぼこうどん。
具うどんってなかなか聞き慣れない言葉かもしれませんが、僕にとっては子供の頃聞き慣れた、懐かしいフレーズです。
文字の通り、蒲鉾やワカメ、ネギ等いろんな具が入っていて、見てて楽しいうどんなんですよね。

店内のレイアウトは以前のパク森と変わらずカウンター席のみ、多少リニューアルして綺麗になっていました。
ちょうどランチ時だったので、2種類のランチメニューから選びます。
その2種類とは、長崎うどん+温泉たまご、そして揚げかんぼこうどん。
それにめんたい高菜めし、またはめんたいじゃこめしのどちらかをセレクトします。

揚げかんぼこ(かまぼこ)とは、いわゆるさつま揚げのようなもの。
長崎ではたくさんの種類の揚げかんぼこがあって、地元では一般的に「かんぼこ」と呼んでいます。
一方で一般的に言うところの「かまぼこ」のことを、「はんぺん」と言ったりします。
ちょっとややこしいけど、長崎に来た際には間違えないように。。。

さて、今回僕が注文したのは、「揚げかんぼこうどん + めんたい高菜めし」のセット。
これで750円。
店長直々にカウンター越しに出されたのがこちら。

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なるほど、写真で見ていたので驚きはしなかったけど、あらためて見ると揚げかんぼこがでかい。
では、早速いただきましょう。

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あぁ、なるほど、麺が細いんですね。
この細さは一見五島うどんのようにも見えますが、ちょっとちがいます。
五島うどんに比べて若干太いような気もするし、やや角ばっています。
食感も柔らかいし。。。

一応店長に確認したところ、やはり五島うどんではないとのこと。
ただし、麺は長崎から直送しているのだとか。
なるほどね。

続いてスープをいただきます。
あぁ、このダシの効いた甘めのスープ、これは懐かしい。
かつお節だけではない、アゴだしを使っているんじゃない?
これも店長に確認、するとやはりアゴだしベースなんだけど、サバ、イワシも使っているんだとか。

と、ここでハタと気が付いた。
この麺、このダシ、とっても懐かく幸せな気分になったのは、もしかして。。。
そして僕は最後の質問を店長に投げかける。。。

「もしかして、このうどん、『松乃家』のうどんじゃないですか?」

「お客さん、すごい、その通りです。」

「いやぁ、学生時代によく食べたうどんの味だったもんで。」

「はい、うちの社長(吉祥寺の店長らしい)も同じで、若い時にいつも食べていたのが松乃家さんのうどんなんです。それで松乃家さんのうどんを修行して東京に出店しようと決意したんです。『長崎うどん』という名前はうちの店長がつけた名前なんです」

そうだったのか。
「長崎うどん」というのは、長崎では知らない人はいないというあの「松乃家」さんのうどんのことだったんだ。
まさか松乃家のうどんを東京で食べられるとは思わなかった。
ちょっと、いや、かなり感動です、ほんと。

そして、これは質問しなかったけど、「ふじのや」というネーミングも、敬愛する「松乃家(まつのや)」にあやかってつけた店名なんでしょうね、きっと。

これから通わせていただきます。
全メニューを制覇するまで。。。
余談ですが、「長崎おでん」なるものもあるようです。
ということは、昼だけでなく、夜も来なきゃいけないってこと?

ふじのや 市ヶ谷店
昼総合点★★★☆☆ 3.8

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2015年7月 9日 (木)

車で行かなきゃ食べられない? ~ 川崎家

前々回、前回に引き続き、ラーメンネタが続きます。

今回のラーメン食レポは、埼玉県越谷市にある、

「川崎家」

という、昨年2月にオープンしたラーメン店です。
国道4号バイパスの「平方」という交差点から東へ350メートル程の県道80号線沿いにあります。
最寄りの駅は無し、近所の方でなければ車で行くしか方法はありません。

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店のまわりには畑も広がっています。
店の雰囲気はラーメン屋というか、コンビニっぽい。
それもそのはず、ここ以前はミニストップだったらしい。
いわゆる「居抜き物件」な訳ですな。

僕の場合、近所ではないんですがたまに通る道だったんです。
で、通るたびに気になっていたんです。
というのも、土日のお昼時はいつも満車状態、ネットで見てもなかなかの人気店みたいなんです。

でもって、ついにその暖簾をくぐる時がやってきたんです。

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「自家製麺」を売りにしてるようです。
前回レポートした「桜木製麺所」さんもそうでしたけどね。

この日は平日の2時過ぎということもあってか、店内は空いていました。

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店内はかなり広々としています。
なにせ以前はコンビニだったんですもんね。
カウンター席よりもテーブル席の方が多いのは、立地的にみて家族連れや友達同士のような団体客が多いからなんでしょうね。

で、驚きなのはメニュー。
ラーメンの種類もさることながら、それ以外のメニューが豊富なんです。
特に定食。
ロースカツ定食に唐揚げ定食、ミックスフライ定食などなど。。。
しかも、ミックスフライ定食は680円とかなりリーズナブル。
でもって、僕が一番気になったのは、「チキンミルフィーユチーズ・牛肉コロッケ定食」(750円)
チキンカツの間にとろとろチーズを挟んであるようです。
とても気になるぅ、美味しそぅ。。。

ダメダメ、定食の誘惑を払いのけ、ラーメンを注文しましょう。

ところでラーメンのメニューも豊富なんです。
とりあえず、並べて見ると、

醤油、野菜醤油、アゴ煮干醤油、信州味噌、白とんこつ、黒とんこつ、味噌豚骨、濃厚魚介つけ麺、特製濃厚魚介つけ麺、

となります。

どれも人気のようですが、今回僕がもっともお薦めしたいのがこちら。

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白とんこつ & 黒とんこつ。
このスープがとってもクリーミィなんです。

メニューにある説明書きによると、

白とんこつ : 「豚ガラを白濁するまで煮込み、臭みを丁寧に取り除いたスープはとってもクリーミィー」

黒とんこつ : 「クリーミィースープに焦がしニンニク油で仕上げた、やみつきになる一杯」

だそうです。

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実際白とんこつのスープを飲んでみると、見た目はこってりなのにそれほどしつこくない。
まろやかな口当たりでとても美味しいと感じました。

一方黒とんこつの方は、焦がしニンニクの香りが効いていて、白とんこつとはまた全然違った味とパンチを楽しむことができます。
仕事中の方や、この後人と会う用事のある方にはあまりお薦めできませんが、黒とんこつもかなりイケてると思います。

お次は麺。

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中太の自家製ちぢれ麺は、このスープにとてもよく合うと感じました。
トロトロ系スープの場合、これくらいの太さの方がいい感じにスープをすくってくれるんですよね。
他の口コミを見て見ると、あっさり醤油系のスープと麺の相性がイマイチなんて記事を見ましたが、確かにそうかもしれませんね。
この麺には濃厚系スープの方が絶対に合うと思います。

という訳で、「これから人と会うのでニンニクはちょっと。。。」という方には「白とんこつ」、そうでない方には「黒とんこつ」をお薦めします。

でもやっぱり気になるんだよなぁ。
「チキンミルフィーユチーズ」


川崎屋 平方店
昼総合点★★★☆☆ 3.7

関連ランキング:ラーメン | せんげん台駅

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2015年7月 5日 (日)

復興途上多賀城市で見つけたラーメン ~ 桜木製麺所

先日、仕事の関係で多賀城市を訪れました。
実は多賀城市を訪れるのは約3年ぶり、前回は東日本大震災からちょうど1年経った頃でした。
あの時はまだ、震災の傷跡があちこちに残っていたのをよく覚えています。

ちなみに、その時に撮影したJR仙石線多賀城駅はこんな感じ。

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新しい線路が高架化として建設中で、駅舎そのものは古いままでした。
津波はここまで押し寄せてきたらしく、建物内には被害の後が残っていました。

一方、今回訪れた際の多賀城駅がこちら。

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古い駅舎は撤去され、高架化された新しい駅舎が完成、駅前周辺はすっかり様変わりしていました。
実はJR仙石線が全線開通したのはつい先日の2015年5月30日だったんです。

そしてあとで調べてわかったことなんですが、仙石線は単に復活しただけではなく、東北本線と仙石線が並んで走っている松島付近に渡り線が設置されたことで新たに「仙石東北ライン」という路線が新設され、仙台から石巻まで最大12分短縮されたんだそうです。
なお、東北本線は交流、仙石線は直流、渡り線は非電化であるため、東北仙石ラインを走る電車は、ディーゼルと電化、さらにはバッテリーを備えた、ハイブリッド気動車HB-E210系」という新型車両が導入されたんだとか。
機会があればこちらも体験、そしてレポートしたいところです。

あっ、今回の記事は鉄道の話じゃなく、ラーメンのお話でした。
のっけから脱線してしまい失礼。

さて、今回は午前中移動で宮城入り、仙台到着がちょうどお昼時ということもあり、最初は仙台駅で牛タン定食にしようかとも思いましたが、折角なので多賀城まで行ってランチをとることを考えました。
で、行きの新幹線の中でどこで食べるか検索していて見つかったのが、今回レポートする「桜木製麺所」さんです。

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多賀城駅からは南、港方向へ歩くこと約10分、新しくできた広い県道と交わる交差点の一画にその店はありました。
この桜木製麺所さん、2014年7月にオープン、まだ1年経っていないんですが、ネット上では早くも口コミ殺到、行列もできるかなりの人気店のようです。
ただ、僕が訪れたこの日は行列も無く、すんなりとカウンターに案内されました。

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店内はというと、まだ開業して1年ということもあってとても綺麗で広々とした空間が広がっていました。
カウンター席の他にテーブル席もあり、席数としてはまあまあ多いと感じました。

まず、入口を入ったところにある券売機でメニューを選びます。
メニューのバリエーションですが、店外の看板にある通り、基本は3種類、鶏塩中華そば、鶏醤油中華そば、そして節系鶏白湯そばです。
節系鶏白湯にも塩と醤油があるので、4種類といってもいいかも知れませんが。。。
さらに、トッピングを別皿に盛って出される、「特製塩中華」、「特製醤油中華」なるものもありました。

今回僕が選んだのは、「鶏塩中華そば(680円)」
スープの実力を見るには塩系がいいかなって思ったからです。

冷たい麦茶をいただきながら待つこと約10分。
カウンター越しに差し出されたラーメンがこれです。

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何とも清楚で美しい。
れんげと箸の置き方を含め、お店のご主人の仕事の丁寧さを感じます。
また、中央に配置された三つ葉がとてもよいアクセントになっています。
これらのバランスが全体的に美しいと感じさせるのでしょうね。
これはかなり期待できそうです。

そしてこのラーメンの最大の特徴はチャーシューにありました。

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よく見ると、2種類のチャーシューが載っているんです。
ひとつは豚チャーシュー、そしてもう一つは鶏チャーシュー。
豚チャーシューの方はトロトロ、鶏チャーシューの方はしっかりとした歯ごたえがあり、この触感の違いを楽しめるところが演出の妙、人気の理由なのかもしれませんね。

そして、スープは透明ながらしっかりとした味。
鶏ガラの旨味をしっかりと引き出したスープに仕上がっています。
僕は基本トンコツ派なんですが、このスープはかなり気に入りました。

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そして最後は麺。
よく見ると麺の中に黒いぶつぶつのような模様があるんです。
そばじゃないので「挽きぐるみ」とは言わないのでしょうが、自家製麺なので独自に何かを混ぜ込んでいるのでしょう、でも食べただけではちょっとわかりませんでした。
でも、このオリジナルの中細麺はコシもしっかりとあって、さすが店名に「製麺所」を名乗るだけのものはあると感じました。

「桜木製麺所」、なかなかの実力、オープンしてすぐ人気になったのも頷けます。
いやほんと、仙台で牛タン定食を選択しなくて正解でした。

多賀城に来ることはなかなかありませんが、また来た際には必ず立ち寄りたいと思いました。
そして今度は是非「節系鶏白湯」に挑戦したいと思いますので、そのときはヨロシク。

桜木製麺所
昼総合点★★★★ 4.0

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