カテゴリー「グルメ・クッキング」の141件の記事

2015年7月18日 (土)

「長崎うどん」?もしかして。。。 ~ ふじのや

市ヶ谷駅から靖国通りを九段方面へ3,4分歩いたところに、約1年ほど前にオープンしたうどん屋さんがあります。
ここ、以前はたしかカレーのパク森だったと記憶しています。

実はオープン当初からとっても気になっていて、そのうち訪れようと思いつつ1年が経ってしまっていました。

そのうどん屋さんの名前は「ふじのや」と言います。

01

何故そんなに気になっていたのか、それは「ふじのや」の下に書かれている文字、

「長崎うどん」

長崎出身の僕にとって、この言葉は聞き捨てならないフレーズなんです。
だって、そんな言葉聞いたことないし、長崎のソウルフードといえば、ちゃんぽん、皿うどん、それにトルコライスですよね。
長崎県で有名なうどんと言えば「五島うどん」ですが、地元では決して五島うどんのことを「長崎うどん」とは言いません。

これは実際に入って確かめなければ。。。
その前にお店の入口にある看板に目をやってみると。。。

02

結構メニューも豊富です。
ただし、ベースのうどんはどれも同じみたい、トッピングのバリエーションがいろいろあるみたいです。
中でも気になったのは、具うどんと揚げかんぼこうどん。
具うどんってなかなか聞き慣れない言葉かもしれませんが、僕にとっては子供の頃聞き慣れた、懐かしいフレーズです。
文字の通り、蒲鉾やワカメ、ネギ等いろんな具が入っていて、見てて楽しいうどんなんですよね。

店内のレイアウトは以前のパク森と変わらずカウンター席のみ、多少リニューアルして綺麗になっていました。
ちょうどランチ時だったので、2種類のランチメニューから選びます。
その2種類とは、長崎うどん+温泉たまご、そして揚げかんぼこうどん。
それにめんたい高菜めし、またはめんたいじゃこめしのどちらかをセレクトします。

揚げかんぼこ(かまぼこ)とは、いわゆるさつま揚げのようなもの。
長崎ではたくさんの種類の揚げかんぼこがあって、地元では一般的に「かんぼこ」と呼んでいます。
一方で一般的に言うところの「かまぼこ」のことを、「はんぺん」と言ったりします。
ちょっとややこしいけど、長崎に来た際には間違えないように。。。

さて、今回僕が注文したのは、「揚げかんぼこうどん + めんたい高菜めし」のセット。
これで750円。
店長直々にカウンター越しに出されたのがこちら。

03

なるほど、写真で見ていたので驚きはしなかったけど、あらためて見ると揚げかんぼこがでかい。
では、早速いただきましょう。

04

あぁ、なるほど、麺が細いんですね。
この細さは一見五島うどんのようにも見えますが、ちょっとちがいます。
五島うどんに比べて若干太いような気もするし、やや角ばっています。
食感も柔らかいし。。。

一応店長に確認したところ、やはり五島うどんではないとのこと。
ただし、麺は長崎から直送しているのだとか。
なるほどね。

続いてスープをいただきます。
あぁ、このダシの効いた甘めのスープ、これは懐かしい。
かつお節だけではない、アゴだしを使っているんじゃない?
これも店長に確認、するとやはりアゴだしベースなんだけど、サバ、イワシも使っているんだとか。

と、ここでハタと気が付いた。
この麺、このダシ、とっても懐かく幸せな気分になったのは、もしかして。。。
そして僕は最後の質問を店長に投げかける。。。

「もしかして、このうどん、『松乃家』のうどんじゃないですか?」

「お客さん、すごい、その通りです。」

「いやぁ、学生時代によく食べたうどんの味だったもんで。」

「はい、うちの社長(吉祥寺の店長らしい)も同じで、若い時にいつも食べていたのが松乃家さんのうどんなんです。それで松乃家さんのうどんを修行して東京に出店しようと決意したんです。『長崎うどん』という名前はうちの店長がつけた名前なんです」

そうだったのか。
「長崎うどん」というのは、長崎では知らない人はいないというあの「松乃家」さんのうどんのことだったんだ。
まさか松乃家のうどんを東京で食べられるとは思わなかった。
ちょっと、いや、かなり感動です、ほんと。

そして、これは質問しなかったけど、「ふじのや」というネーミングも、敬愛する「松乃家(まつのや)」にあやかってつけた店名なんでしょうね、きっと。

これから通わせていただきます。
全メニューを制覇するまで。。。
余談ですが、「長崎おでん」なるものもあるようです。
ということは、昼だけでなく、夜も来なきゃいけないってこと?

ふじのや 市ヶ谷店
昼総合点★★★☆☆ 3.8

関連ランキング:うどん | 市ケ谷駅麹町駅半蔵門駅

続きを読む "「長崎うどん」?もしかして。。。 ~ ふじのや"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2015年7月 9日 (木)

車で行かなきゃ食べられない? ~ 川崎家

前々回、前回に引き続き、ラーメンネタが続きます。

今回のラーメン食レポは、埼玉県越谷市にある、

「川崎家」

という、昨年2月にオープンしたラーメン店です。
国道4号バイパスの「平方」という交差点から東へ350メートル程の県道80号線沿いにあります。
最寄りの駅は無し、近所の方でなければ車で行くしか方法はありません。

01

店のまわりには畑も広がっています。
店の雰囲気はラーメン屋というか、コンビニっぽい。
それもそのはず、ここ以前はミニストップだったらしい。
いわゆる「居抜き物件」な訳ですな。

僕の場合、近所ではないんですがたまに通る道だったんです。
で、通るたびに気になっていたんです。
というのも、土日のお昼時はいつも満車状態、ネットで見てもなかなかの人気店みたいなんです。

でもって、ついにその暖簾をくぐる時がやってきたんです。

02

「自家製麺」を売りにしてるようです。
前回レポートした「桜木製麺所」さんもそうでしたけどね。

この日は平日の2時過ぎということもあってか、店内は空いていました。

03

店内はかなり広々としています。
なにせ以前はコンビニだったんですもんね。
カウンター席よりもテーブル席の方が多いのは、立地的にみて家族連れや友達同士のような団体客が多いからなんでしょうね。

で、驚きなのはメニュー。
ラーメンの種類もさることながら、それ以外のメニューが豊富なんです。
特に定食。
ロースカツ定食に唐揚げ定食、ミックスフライ定食などなど。。。
しかも、ミックスフライ定食は680円とかなりリーズナブル。
でもって、僕が一番気になったのは、「チキンミルフィーユチーズ・牛肉コロッケ定食」(750円)
チキンカツの間にとろとろチーズを挟んであるようです。
とても気になるぅ、美味しそぅ。。。

ダメダメ、定食の誘惑を払いのけ、ラーメンを注文しましょう。

ところでラーメンのメニューも豊富なんです。
とりあえず、並べて見ると、

醤油、野菜醤油、アゴ煮干醤油、信州味噌、白とんこつ、黒とんこつ、味噌豚骨、濃厚魚介つけ麺、特製濃厚魚介つけ麺、

となります。

どれも人気のようですが、今回僕がもっともお薦めしたいのがこちら。

07

白とんこつ & 黒とんこつ。
このスープがとってもクリーミィなんです。

メニューにある説明書きによると、

白とんこつ : 「豚ガラを白濁するまで煮込み、臭みを丁寧に取り除いたスープはとってもクリーミィー」

黒とんこつ : 「クリーミィースープに焦がしニンニク油で仕上げた、やみつきになる一杯」

だそうです。

04

実際白とんこつのスープを飲んでみると、見た目はこってりなのにそれほどしつこくない。
まろやかな口当たりでとても美味しいと感じました。

一方黒とんこつの方は、焦がしニンニクの香りが効いていて、白とんこつとはまた全然違った味とパンチを楽しむことができます。
仕事中の方や、この後人と会う用事のある方にはあまりお薦めできませんが、黒とんこつもかなりイケてると思います。

お次は麺。

06

中太の自家製ちぢれ麺は、このスープにとてもよく合うと感じました。
トロトロ系スープの場合、これくらいの太さの方がいい感じにスープをすくってくれるんですよね。
他の口コミを見て見ると、あっさり醤油系のスープと麺の相性がイマイチなんて記事を見ましたが、確かにそうかもしれませんね。
この麺には濃厚系スープの方が絶対に合うと思います。

という訳で、「これから人と会うのでニンニクはちょっと。。。」という方には「白とんこつ」、そうでない方には「黒とんこつ」をお薦めします。

でもやっぱり気になるんだよなぁ。
「チキンミルフィーユチーズ」


川崎屋 平方店
昼総合点★★★☆☆ 3.7

関連ランキング:ラーメン | せんげん台駅

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月 5日 (日)

復興途上多賀城市で見つけたラーメン ~ 桜木製麺所

先日、仕事の関係で多賀城市を訪れました。
実は多賀城市を訪れるのは約3年ぶり、前回は東日本大震災からちょうど1年経った頃でした。
あの時はまだ、震災の傷跡があちこちに残っていたのをよく覚えています。

ちなみに、その時に撮影したJR仙石線多賀城駅はこんな感じ。

00

新しい線路が高架化として建設中で、駅舎そのものは古いままでした。
津波はここまで押し寄せてきたらしく、建物内には被害の後が残っていました。

一方、今回訪れた際の多賀城駅がこちら。

01_2

古い駅舎は撤去され、高架化された新しい駅舎が完成、駅前周辺はすっかり様変わりしていました。
実はJR仙石線が全線開通したのはつい先日の2015年5月30日だったんです。

そしてあとで調べてわかったことなんですが、仙石線は単に復活しただけではなく、東北本線と仙石線が並んで走っている松島付近に渡り線が設置されたことで新たに「仙石東北ライン」という路線が新設され、仙台から石巻まで最大12分短縮されたんだそうです。
なお、東北本線は交流、仙石線は直流、渡り線は非電化であるため、東北仙石ラインを走る電車は、ディーゼルと電化、さらにはバッテリーを備えた、ハイブリッド気動車HB-E210系」という新型車両が導入されたんだとか。
機会があればこちらも体験、そしてレポートしたいところです。

あっ、今回の記事は鉄道の話じゃなく、ラーメンのお話でした。
のっけから脱線してしまい失礼。

さて、今回は午前中移動で宮城入り、仙台到着がちょうどお昼時ということもあり、最初は仙台駅で牛タン定食にしようかとも思いましたが、折角なので多賀城まで行ってランチをとることを考えました。
で、行きの新幹線の中でどこで食べるか検索していて見つかったのが、今回レポートする「桜木製麺所」さんです。

02

多賀城駅からは南、港方向へ歩くこと約10分、新しくできた広い県道と交わる交差点の一画にその店はありました。
この桜木製麺所さん、2014年7月にオープン、まだ1年経っていないんですが、ネット上では早くも口コミ殺到、行列もできるかなりの人気店のようです。
ただ、僕が訪れたこの日は行列も無く、すんなりとカウンターに案内されました。

01

店内はというと、まだ開業して1年ということもあってとても綺麗で広々とした空間が広がっていました。
カウンター席の他にテーブル席もあり、席数としてはまあまあ多いと感じました。

まず、入口を入ったところにある券売機でメニューを選びます。
メニューのバリエーションですが、店外の看板にある通り、基本は3種類、鶏塩中華そば、鶏醤油中華そば、そして節系鶏白湯そばです。
節系鶏白湯にも塩と醤油があるので、4種類といってもいいかも知れませんが。。。
さらに、トッピングを別皿に盛って出される、「特製塩中華」、「特製醤油中華」なるものもありました。

今回僕が選んだのは、「鶏塩中華そば(680円)」
スープの実力を見るには塩系がいいかなって思ったからです。

冷たい麦茶をいただきながら待つこと約10分。
カウンター越しに差し出されたラーメンがこれです。

03

何とも清楚で美しい。
れんげと箸の置き方を含め、お店のご主人の仕事の丁寧さを感じます。
また、中央に配置された三つ葉がとてもよいアクセントになっています。
これらのバランスが全体的に美しいと感じさせるのでしょうね。
これはかなり期待できそうです。

そしてこのラーメンの最大の特徴はチャーシューにありました。

04

よく見ると、2種類のチャーシューが載っているんです。
ひとつは豚チャーシュー、そしてもう一つは鶏チャーシュー。
豚チャーシューの方はトロトロ、鶏チャーシューの方はしっかりとした歯ごたえがあり、この触感の違いを楽しめるところが演出の妙、人気の理由なのかもしれませんね。

そして、スープは透明ながらしっかりとした味。
鶏ガラの旨味をしっかりと引き出したスープに仕上がっています。
僕は基本トンコツ派なんですが、このスープはかなり気に入りました。

05

そして最後は麺。
よく見ると麺の中に黒いぶつぶつのような模様があるんです。
そばじゃないので「挽きぐるみ」とは言わないのでしょうが、自家製麺なので独自に何かを混ぜ込んでいるのでしょう、でも食べただけではちょっとわかりませんでした。
でも、このオリジナルの中細麺はコシもしっかりとあって、さすが店名に「製麺所」を名乗るだけのものはあると感じました。

「桜木製麺所」、なかなかの実力、オープンしてすぐ人気になったのも頷けます。
いやほんと、仙台で牛タン定食を選択しなくて正解でした。

多賀城に来ることはなかなかありませんが、また来た際には必ず立ち寄りたいと思いました。
そして今度は是非「節系鶏白湯」に挑戦したいと思いますので、そのときはヨロシク。

桜木製麺所
昼総合点★★★★ 4.0

関連ランキング:ラーメン | 多賀城駅

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月27日 (土)

ラーメンなのにイタリア~ン!?

今回のラーメン屋レポートは、市ヶ谷駅から靖国通り沿いに九段方面へ向かって歩くこと5,6分、麹町郵便局のお隣にある、ちょっと変わったラーメンを紹介します。

01

ラーメン店とは程遠い店構え、うっかり通り過ごしてしまいそうになりました。

店名も 「ドゥエイタリアン」

ラーメンの写真が入った看板がなければスルーですよ、間違いなく。

お昼時を外したせいか、珍しく行列はありませんでした。
ちょっとラッキーです。
蒸し暑いお昼時に、外で並びたくはありませんからね。

では早速店内へ。

02

はっきり言ってオシャレです。
間違いなく、女性に受けそう。
店名にしろ、インテリアにしろ、女性をターゲットにしているのは明らかです。

ところで、上の写真の左上にあるカード。

「御祝 ミシュラン掲載 食べログ本部一同」

って書いてあります。
そうなんです。
昨年12月に発売された「ミシュランガイド東京2015」に、このドゥエイタリアンが掲載されたんです。
ミシュランといえば、「☆(星)」の数でレストランを格付けするあれです。
例え星がひとつであってもミシュランガイドに掲載されるだけで光栄なことなんですよね。

この本、僕も買いましたよ。
値段は何と、3000円+税。
一瞬買うのをためらいました。
だって、高いお金を払って買ったところで僕なんかが行ける訳ないし。

でも、ミシュランガイドに載っているお店って、星がつくお店だけじゃなかったんです。
「ピブグルマン」といって、あのミシュランのキャラクター、ミシュランマンの顔がマークとして付けられているお店が多数掲載されているんです。
このピブグルマンが付けられたお店は、「美味しい料理を手ごろな値段で食べられるお店」という意味なんだそうです。

でもって、このミシュランガイド東京2015では、ピブグルマンの対象として新たに和食カテゴリが追加され、その中にはラーメン、焼き鳥、うどん・そば、果ては居酒屋までが含まれています。
その結果、ピブグルマンのお店の数は全部で325軒。
なんと、今回初登場のお店の数は213軒と大幅UPなんだとか。

これなら、僕だって買っても損はないかなと。。。

あっ、また話がだいぶ脱線してしまった。。。
いい加減元に戻さないと。。。

03

さて、ドゥエイタリアンのメニューはもちろんラーメンなんですが、中には聞いたことのないような名前がありました。
で、今回僕がレポートするのは次の2つ。

「らぁ麺フロマージュ」 と 「檸檬らぁ麺」 。
どちらも聞き慣れない名前でしょ?

まずは、檸檬らぁ麺から。

06

初対面、第一印象では、それほど変わったラーメンには見えません。
一見、普通の醤油ラーメンのようにも見えます。

でも、目の前に出されたらすぐわかるんですが、漂う香りがラーメンとは別物なんです。
酸味の効いた香りは、それだけで口の中に唾液が出まくりです。

店内の説明にも、

「酸っぱいのがお好きでない方にはお勧めしません」

って書いてあるし、それくらい強烈ってことなんですね。

実際スープを飲んでみると、確かに酸っぱい。
でもこの酸っぱさ、全然嫌じゃない。
最後まで飽きない、っていうか、癖になる酸っぱさです。

お店の説明によると、この酸っぱさのもとはレモンの他にすだち、シチリアライム、シークァサー等数種類の柑橘系が配合されているのだとか。

とても美味しかったです。
健康にも良さそうだし、これはいいかも。

続いては、「らぁ麺フロマージュ」
実は僕のお目当てはこちらの方でした。

だって、フロマージュと聞くとどちらかというとスイーツをイメージしません?
果たしてどんなラーメンなのでしょうか。

04

これが、らぁ麺フロマージュですか。
「フロマージュ」とはフランス語でチーズのこと。
つまり、「ラーメン × チーズ」のコラボレーションなんですね。

でもこれ、中央に浮かんだゴルゴンゾーラチーズがかなりの存在感を出してます。
スープも透き通った黄金色で、まるでコンソメスープのよう。
塩ベースのようですが、どうやってこの色を出しているんでしょうか?

で、説明書きによると、

「ゴルゴンゾーラ入りクリームチーズの温度はスープにすぐ溶けないように低く設定してあります。あまりかき混ぜず最初は麺に絡めてお召し上がりください。」

とのこと。
確かに麺をすくうとチーズがたっぷり絡んできます。
急いで口の中へ。

「これは実に新感覚、美味い。」

さらに時間が経つにつれチーズが溶けていき、あっさりスープから濃厚スープに変身していくのも楽しい。
そして、麺が無くなると、何と、「発芽玄米ご飯」を持ってきてくれるんです。

05

つまり、ラーメンのシメに、チーズリゾットを戴けるんです
これがまた、本当に美味いんです。

980円は一見高そうに感じますが、これなら納得です。
大将、いやオーナーシェフの考え抜かれた一品だなぁって、ちょっと感動しました。

「ドゥエイタリアン」には、この他にも、「冷製イタリア麺」や「柿渋つけ麺」といった興味をそそられるメニューがあります。
また是非試してみたいと思います。

ということで、ミシュランも認めるイタリアンなラーメン店、「ドゥエイタリアン」でした。

黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン
昼総合点★★★★ 4.0

関連ランキング:ラーメン | 市ケ谷駅半蔵門駅麹町駅

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年5月 7日 (木)

店は小さくとも蕎麦は存在感あり ~ みよし

とある日曜日、家内と二人で湯島天神へ行って参りました。

(ここから何故か突然落語調になります。。。<m(_ _)m>)

お参りを済ますってぇと、丁度お昼どき。
そんじゃぁこの辺でお昼にしようってぇことになりますと、当然じゃあ何食べようかとなる。
で、「蕎麦はどうだい?」って持ちかけるってぇと、「あら、あたいも丁度蕎麦が食べたかったのよ」と、お互いの意見がめずらしく一致。

そんなら、折角なんで「池の端の藪蕎麦」がいいやってことで、そっち方面へぷらぷらっと歩き出す。
でもって通りを曲がって池の端の藪蕎麦が見えてくるってぇと、何やら辺りは大勢の人だかり。
「これ、人だかりじゃなくて行列じゃぁねぇか?」
そう、言われてみりゃぁその通り、東京の三大藪蕎麦のひとつってことをすっかり忘れてた。
休日お昼時は観光客でごった返すのは当然ってぇ言われりゃぁ当然ってぇもんだ。

「こりゃぁ、軽く1時間は待たされるな。なら、別の店を探そう」ってなことで、もと来た湯島方面へ引き返します。

今日は日曜日、やってない店もあったりなんかして、結局湯島駅まで戻ってくる。
電車に乗って帰ろうかぁなんて思案しつつ、ふと道っ端を見ると目の前に蕎麦屋があるじゃぁありませんか。

01

「みよし」と書かれた看板が目に入る。

池の端藪蕎麦と比べて、店構えもずいぶん小せぇもんだから、思わず見過ごしちまうところだった。
ふむ、ちゃんと「営業中」の札がかかってる。
店の前にはメニューも出てる。
そんでもってメニューを眺めるってぇと、最初に書かれた言葉が単なる「お品書き」じゃあなくって、「職人の手打ち蕎麦 品書き」とある。
ほほぅ、そんなら入ってやろうじゃぁねぇかってな訳で、早速暖簾をくぐるってぇと、粋のいいお姉さんの「いらっしゃいませぇ」の声が響きわたる。

店内は案の定さほど広くはない。

02_2

小さいテーブルが5つ並んでる。
詰めれば20人行けるかって感じだが、せいぜい15、6人ってところか。
とはいえ、狭いながらも落ち着いた感じがいい。
こじんまりとした造りながらも、風情があっていい按配じゃぁないですか。

格子柄の表紙がちょいと粋なお品書きをパラパラっとめくる。
小さい店構えの割には品数が豊富。
せいろ、ぶっかけ、鴨南蛮にカレー南蛮、でもって茶そばもある。

しばし悩みつつも、結局最初の頁にあった「海老と季節野菜の天ざるそば」に落ち着く。
1400円のお代は庶民のお昼には少々高くつくけれど、ここは江戸ッ子、やるときゃやるよ、ここは思い切っていきやしょう。

一方かみさんの方はってぇと、「あたいはせいろ、おろしぶっかけそばがいいや」ってんで、さっきの気立てのいいお姉さんを呼んで早速注文。

「あのさぁ、飯食った後ぁどうするよ?」
「そうだねぇ、外は暑いし、歩きまわるのもちょっとねぇ。」
「この近くにあの岩崎弥太郎が住んでたっていう所があるんだけど、そこなんかどうかな。」
「そこって近いのかい?」
「すぐそこみてぇだしさ、食後の散歩がてらどうだい?」
「おまえさんが行きたいっていうんなら、いいけどさぁ。」

なんて、とりとめのない会話で時間を潰してる間に、まずはかみさんが注文したおろしぶっかけが登場。

03

おぉ、これはお品書きにあった写真とまったく同じ。
見た目も綺麗、海苔の豪快さ、うずらの卵のアクセントも小粋でうれしいじゃぁないですか。
さすがうちのかみさん、グッジョブ!
いやいや、グッジョブなのは店のご主人の方だった。。。

ちなみにこのおつゆ、2種類の鰹ダレをブレンドしたぶっかけ専用の冷つゆなんだとか。
これにはかみさんも大絶賛。
そばの喉ごしと相まって、すっかり気に入った様子。

ところで、うちらが入った時は一人しかいなかったお客さんだったのが、いつの間にか満席になってやがる。
しかもしまいには、それでも暖簾をくぐってきた客にお断りを入れる顛末。

実は前々から思ってたことなんですが、うちらってもしかして「福の神」?

そんな戯言はどうでもいいってか。

ともかく、いよいよあたしが注文した天ざるのお出ましです。

04

いやいや、こりゃまた豪華絢爛雨あられ。
いやいや、それを言うなら感謝感激雨あられだろっ!
いやいや、そんなこたぁどうでもいいやっ。

さっそく頂くとしましょうか。

ところでこのお椀、ちょっと大きめだねぇ。
これって、ひょっとして天ぷらをつけるために大きめにしてるってこと?
なかなか小粋な計らいじゃぁありませんか。

まず、おろしとネギをお椀に半分ほど移す。
そこへ蕎麦つゆを半分ほど注ぎます。
ここは全部注いじゃぁいけませんよ。
どっぷり全部注いじゃっちゃぁ見た目も悪いし、箸に取った蕎麦を全部浸すことになりかねませんからね。

まずは蕎麦から。
ひとつまみ箸に取るってぇと、蕎麦の細さにびっくり。
しかもちゃんと艶もあって綺麗な色をしてる。
ご主人、いい仕事してるねぇ。

そのまま先っぽの方をつゆに浸す。
すかさず一気に江戸っ子らしく、

「ズッ、ズズッ!」

「美味いっ!」

う~ん、この喉ごし、こりゃぁたまんねぇなぁ。

続いて天ぷら。

05

まずは海老天から。
これまた予想以上の大きさ。
揚げたての海老天を豪快にほおばるってぇと、プリップリの食感と海老の風味が口の中に広がって、う~んこりゃまた幸せ。

野菜のかき揚げ、茄子、舞茸、そして緑の野菜はふきのとう。
やっぱできたて熱々の天ぷらはどれも美味いや。

最後は当然、そば湯で仕上げ。

1400円というちっちゃな冒険だったけど、これなら大満足。
全然高いとは思いませんよ、ほんと。

美味しいものを食べると幸せになるよねって、これもめずらしくかみさんと意見が一致。
いやぁ、御馳走様でした。

「見た目良しっ、中味良しっ!」

てな訳で、湯島の蕎麦屋「みよし」の一席でした。

お後がよろしいようで。。。

みよし
昼総合点★★★☆☆ 3.8

関連ランキング:そば(蕎麦) | 湯島駅上野広小路駅上野御徒町駅

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年5月 3日 (日)

札幌ラーメンの新風? ~ 「久楽(くら)」

先日、久々に札幌へ行ってきました。
もちろん出張で。

同期入社の友人が札幌支社長をやっているんですが、その彼が今札幌で一押し(?)のラーメン店に連れて行ってくれました。
場所はというと、札幌駅南口から約7分、地下鉄さっぽろ駅22番出口からだと2分。

で、たどり着いたお店がこちら。

01

「久楽」と書いて、「くら」と読みます。
お店の名前を正確に言うと、

「北海道らーめん奥原流 久楽 本店」

なんだそうです。
店構えは、一見オシャレな和食系のお店な雰囲気。

店内に入ると、若い女性の店員さんが元気よく迎えてくれます。
店内も広々としていて、綺麗です。

02

座席はというと、カウンター席の他にテーブル席、それと小上がりの座敷が4つだったか5つだったかあり、全部で58席とかなり多めの席数です。

この席の多さと、店内の広さからすると、やはりラーメン店というよりは居酒屋的な雰囲気が漂うのですが、メニューを見て納得。

おつまみとドリンクメニューが充実しているんです。
そう、この辺りは札幌オフィス街の中心地
昼はサラリーマンのためのラーメン店として、そして夜は仕事帰りに軽く飲んでラーメンで〆るのにいいんだそうです。
ちなみに支社長はもっぱらラーメン店として利用しているようですが。。。

ところで、久楽のお薦めラーメンは、札幌ならではの「味噌」。
なんでも、「奥原流4大完熟味噌」が売りとのこと。
その4大味噌とは、白味噌赤味噌合わせ味噌、そして辛味噌

いずれも創始者であるご主人がいろいろと試作を重ねた結果たどりついた味らしく、どれも自信を持ってお薦めします、だって。
メニューには塩ラーメンや醤油ラーメンもあったんですが、そこまで言われちゃ味噌を注文するしかないでしょってことで、今回は「合わせ味噌」をオーダー。

待つこと約10分、やってきたのがこちら。

04

第一印象、これはかなり濃厚な感じに仕上がっているようです。
チャーシューは1枚ですが、この大きさならインパクト十分。
緑色の野菜は春菊でしょうか。
アクセントとして見た目にもGoodでいいと思います。

メニューの説明によると、

「コクの有る甘味を持つ白味噌とキレの有る香り高き赤味噌の特徴を損なうことなく、絶妙なバランスで合わせあせらずゆっくり熟成させました。
合わせ味噌ならではの奥行きの有る渾身の1杯です。」


なんだそうです。
もうちょっと接近してみましょう。

05

このスープの色は、合わせ味噌から出る色なんですね。
チャーシューの下には炒め野菜(もやし、人参、ネギかな?)がトッピングされているみたいです。
チャーシューは大きいんですが、厚み的にはもうちょっと頑張ってほしいかな。

とにかくまずはいつものようにスープからいただきましょう。

おぉ、これは見た目通りのクリーミィさ。
天下一品には及びませんが、このトロッと感はかなりのものです。
スープをすくった時に、湯気とともにいい香りが漂ってきます。
味も最初からインパクトあります。
味噌の場合、最初の一口は美味しいんですが、どうしても最後の方でしつこくなってしまいがち。
今回の場合も、その傾向は若干あるものの、合わせ味噌のまろやかさと香りがその感覚を最小限に抑えてくれているのかなって感じました。

今回このお店は初めてなので、白味噌、赤味噌は戴いていませんが、ご主人のこだわりからして、また全然違うインパクトを持っているのかもしれませんね。

06

麺の方は、札幌ラーメン特有の中太ちぢれ麺。
スープがトロトロなので、この太さでもスープがしっかり絡んできます。

最後まで美味しくいただきました。
あっさり系が好きな人にはお薦めしませんが、僕的には好きな味でした。
今度来た時には、赤味噌もしくは辛味噌にチャレンジしてみたいと思います。

最後に、メニューの片隅に記載されていた、ご主人の「奥原流」ラーメンにかける熱い思いを掲載させていただきます。

03

えっ?ご主人って沖縄出身なんですか?
味の修業を重ねながら、北海道に辿り着いたんですね。
きっとご苦労されたんでしょうね。

えっ?余計な御世話だって?
確かにそうですね。失礼いたしました。

北海道らーめん奥原流 久楽 本店
昼総合点★★★★ 4.0

関連ランキング:ラーメン | さっぽろ駅(札幌市営)大通駅西4丁目駅

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年4月29日 (水)

HB ~ 鉛筆じゃなくて、ビアホールの名前です

さて、いきなりですが、今回はミュンヘンにあるビアホールのお話です。

ミュンヘンと言えば、やっぱビールでしょう。

「♪ミュ~ンヘ~ン、サッポロ~、ミールーウォ~キィ~~♪」

なんてコマーシャルソングもあったしね。
(これ、口ずさむことができる人、かなり古いっすよ。。。(^_^;))

ミュンヘンはドイツの南部、バイエルン州の州都。
人口140万人はドイツで3番目に人口の多い都市。
ドイツでは南に位置するも、アルプス山脈に近い高地であることから、夏は涼しく、冬は寒い気候です。

昨年7月、そして今年2月と2回にわたって行ってきましたが、北海道と同じ緯度ということもあってか、気候も似ていると感じました。ただ、冬は豪雪地帯になるという訳ではなく、札幌や旭川というよりは帯広に近いと感じました。

Hb01

ミュンヘンの中心地、マリエン広場にある、この立派な建物は「新市庁舎」
ここの仕掛け時計は必見、とのことですが残念ながら僕はまだ拝めてません。
聖金曜日と諸聖人の日を除く毎日11:00、12:00から約10分間、華麗なダンスや演奏で楽しませてくれるみたいです。

で、このマリエン広場からほど近い場所にあるビアホールに行ってきました。

Hb02

「HOFBRAUHAUS(ホフブロイハウス)」、通称「HB」。

ミュンヘンに数多(あまた)あるビアホールの中で、最も有名で観光客に人気のあるのがこの「HB」なんです。

創業は、何と1589年。
当時のバイエルン公、ウィルヘルム5世の命により、宮廷のための醸造所として設立されたのだとか。
由緒正しい、歴史的にも興味深いビアホールなんです。

Hb03

さて、入口を入ると目の前にいきなりだだっ広い空間が広がります。
1階ホールは基本的に自由席。
特に案内も無く、空いているテーブルを探して適当に座ればそこからスタート。

ブロックごとにウエイターさんが決まっているみたいで、席に着くとまもなくウエイターが注文を取りにやってきます。
メニューはドイツ語版と英語版があり、両方持ってきてくれました。
もちろん、英語版を解読しながら注文します。

もちろん最初に注文するのは何をおいてもビール!
まずは、無難なところから攻めようと言うことで、「オリジナル・ラガー」を注文。

Hb04

やって来ました。
大ジョッキサイズは迫力の1リットル。
っていうか、このサイズしかないんです。
これで8ユーロ。
レートによりますが、値頃感としては日本と変わらない感じでしょうか。

ドイツはビールを常温で飲む、なんていう噂を聞いたことあったんですが、そんなことはありません。
夏場はちゃんと冷えた状態で持ってきてくれます。
冬場は外気が氷点下なので、わざわざ冷やす必要が無いってことなんです。
「常温」=「なまぬるい」というのは、間違った解釈だったんですね。

Hb06

ドイツでビールのお供と言えば、上の2つは外せませんよね。
「アイスバイン」と「ソーセージ」
ちょっと大きさが分かりづらいかもしれませんが、かなり大きいんです。
ドイツ人は一人で食べるのかもしれませんが、僕たち日本人の場合、この2皿を3人くらいで食べる感じじゃないでしょうか。

そして忘れちゃいけないのが、ソーセージの下に敷いてある付け合わせ。

そう、「ザワークラウト」です。

本場ドイツで食べるザワークラウトは、ほどよい酸味が効いていてとっても美味しい。
滞在中、野菜不足になりがちな僕らにとってはとてもGoodな付け合わせ。
こちらも一度食べ出したら止まらない一品です。

Hb05

ところで、店内ではこのように音楽の生演奏を楽しむことができます。
演奏している曲名は分かりませんが、いわゆるビアホールという名前にふさわしい、楽しい楽曲がホールに鳴り響いていました。
こういう生演奏を聞きながらビールを飲んでいると、ここはドイツなんだなぁって実感できます。

さて、2杯目は違う種類のビールを注文しましょう。

Hb08

ちょっと色が濃く見えますが、ミュンヘンに来たら一度は飲んでおきたい、「ヴァイスビール」。
「白ビール」とも言われていて、爽やかで口当たりがよく、とても飲みやすいビールです。

そして、「ヴァイスビール」と一緒に食べたいのがこちら。

Hb07

ミュンヘン名物、「白ソーセージ」

思ったより大きい。
なるほど、地元では朝食に出てくるって聞いていたけど、油で炒めるのではなく、茹でるタイプなんだ。
こちらの方がヘルシーだね、確かに。
後で調べてわかったんだけど、正確には茹でるのではなく、熱湯に浸すのだそうです。
大体10分くらい浸したくらいが食べごろなんだって。
なので、こんな器に入って出されるんですね。

ところでこの白ソーセージ、食べ方にも特徴があります。
皮が結構分厚いため、この皮は食べません。
器からソーセージを取り出すと、まずナイフで縦にスーッと切り、皮を剥がして中味を食べるんだとか。
本場では甘いマスタードで食べるのだそうですが、個人的には普通の粒マスタードの方が好きです。
食感はとってもふわふわ、若干酸味の効いたスパイスが入っているためか、さっぱりとした味です。
確かに、朝食向きのソーセージなんだなってよくわかりました。

ヴァイスビールに白ソーセージ、日本ではなかなか食す機会もないと思うので、ドイツ南部へ行った際は、絶対食すべし!ですよ。

ということで、ミュンヘンを代表するビアホール、

「HOFBRAUHAUS(ホフブロイハウス)」

でした。(上記クリックでサイトへジャンプします)

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2015年4月10日 (金)

麺屋 ようすけ ~ 今もっとも人気?の佐野ラーメン店へ

年に何回か佐野方面へ行くことがあります。

佐野方面に行くとほぼ必ず食べるのが「佐野ラーメン」
青竹打ちの平麺とあっさり塩味系のスープが特徴ですよね。

で、今回行ってきたのが、「麺屋 ようすけ」

01_3

2012年に開業して、じわじわと人気が上昇。
今や、開店と同時に行列ができるという、超人気店なんです。

そして、何といっても3月8日に放送された日テレ「鉄腕DASH」の人気コーナー、

「世界一うまいラーメンつくれるか!?」

で、城島さんの麺打ち修行の舞台として紹介されたのがこのお店。
実は僕も今回この番組を見て、是非行きたいって思ったんです。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

さて、今回行った時間が5時くらいだったせいか、何とラッキーなことにほぼ並ばずに入店できました。

02

写真がボケて見にくく、大変申し訳ないんだけれど、お店のほぼまん中、とっても目立つところに書かれた、

「一麺一心」

の文字。

テレビで見た、ご主人の麺打ちの姿を思い出しました。
若いご主人が一心不乱に麺を打つシーン、格好良かったです。ホント。

ところで、この「一麺一心」の文字、これと同じ言葉を掲げたお店がここ佐野市内にもう一軒あります。
こちらも佐野ラーメンの人気店のひとつ、「田村屋」さん。

実は「ようすけ」さんのご主人は、このお店を出す前、田村屋さんで修業したのだとか。
佐野ラーメンの代名詞とも言える「青竹打ち麺」を継承する、正統派佐野ラーメン店だったんですね。
もう少し調べて見ると、田村屋さんで修業した方が暖簾分けして出した店は他にもあるみたいです。
そして、それらの店にはいずれも「一麺一心」の看板が掲げられているのだとか。
それらを総じて、「田村屋系」なんて言葉もあるんだって。

さて、メニューを確認。
らーめん600円、これが王道かつ定番メニューです。
でも僕がちょっと惹かれたのが、「創作の塩らーめん」650円。

今回、これにプラス煮卵トッピングで注文。
そして、ほどなく運ばれてきたのがこちら。

03

スープは佐野ラーメン特有の透明系スープ。
ちょっと判りづらいんですが、海苔の上に盛り塩がトッピングしてあるんです。
追加トッピングの煮卵、存在感半端ないです。

まずはスープをいただきます。
おっ、このさらっとした感じ、佐野ラーメンだぁ、って味です。
これまでよく行っていた「おぐら屋」さんと比べて油が少なめのような気もしますが、これはこれで逆にいいかも。

そして、今度は盛り塩を溶かしていただきます。
んっ?これはただの塩ではないような。
これを溶かしたスープを飲むと、口の中に磯の風味がパァ~ッって広がるんです。
これ、塩じゃなくて魚粉なんですね。
一杯で二度美味しい。
これ、オリジナル感があって、有りだと思います。

04

続いて麺へ。

何か想像していたのとはちょっと違う。
これも「おぐら屋」さんとの比較になってしまうんですが、佐野ラーメンの麺ってもうちょっと白っぽくて平べったいイメージがあります。
でも、ここの麺は確かに平打ちちぢれ麺ですが、普通の中太麺にも見える。

食べて見ると、意外とコシがあって、しっかりした仕上がりになっていると感じました。
やっぱり佐野ラーメンの麺でした。

厳しめの口コミなんかを見ると、柔らかすぎとかしょっぱいとかいうのもあるみたいですが、僕はそんなことはないと思いました。
そもそも、佐野ラーメンって、バリかたコッテリとんこつ系が好きな人には合わないと思います。

ダシの効いた透明系スープの中に、青竹平打ち麺が漂う姿こそが、佐野ラーメンの特徴なんですから。

老舗中の老舗「とかの」さんとかが無くなって行く中、ひとつの進化系佐野ラーメンの完成形なのかも知れませんね。

ちなみに、一緒に頼んだチャーシュー丼もタレが効いてて美味しかったです。

また来ます。
赤ちゃんを背負って店内を忙しそうに走り回る(おそらく)女将さんの姿も、もう一度見たいしねwww

ようすけ
昼総合点★★★☆☆ 3.8

関連ランキング:ラーメン | 田島駅

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2014年10月16日 (木)

ロンドンでの食事 ~ ロンドンでもラーメン!?

イギリスの食文化ついて、よく耳にする言葉があります。

「イギリスってあまり美味しいものはないんじゃない?」

確かに、イギリス料理って聞かないし、イギリスで思いつく料理っていうと「フィッシュ・アンド・チップス」くらいですよね。

29

でも、逆に言うとイギリスはかつて大航海時代においては世界を席巻した大帝国。
植民地も多数所有してたりしていたことから、世界中の食文化が集まってきた国だとも言えます。

あくまで私見ですが、イギリス料理って無い訳じゃないんだけど、それ以上に美味しい世界の料理が入ってきたため、トラディショナルな料理が霞んでしまったんじゃないかって思うんです。

という訳で、ロンドンでの食事第1弾は日本の食文化、ラーメンです。
(ちょっと強引な展開っぽい感じもしますが。。。)

前回の「さるく」シリーズはピカデリーサーカスにたどり着いたところまででした。
実は、ロンドンで有名なラーメン店がこの近くに2軒あるんです。
その2軒とは、「一点張」「昇龍」
一点張は醤油系、昇龍はとんこつ系。

今回僕が行ってきたのはとんこつ系の昇龍。

01

お昼時とあってか、店の前には行列ができていました。
僕らの前に並んでいたのは同じ日本人かと思いきや、言葉の感じから中国人っぽい。
中国の観光客ならすぐ近くのチャイナタウンに行けばいいのに。
でも、それだけ日本のラーメンがグローバル・スタンダードな食べ物になったってことなんでしょうね。

02

店内は結構広い。
中央にカウンターがあるんだけど、バーカウンターみたいになってました。
普通ラーメン屋のカウンターというと一人席みたいな造りのカウンターなんでしょうが、そこはロンドン、ちょっとカフェを意識したようなオシャレな造り。

で、カウンターの上に太鼓が置いてあるんですが、お客が来店すると店員が、

「ドンドンッ!」

って、太鼓を鳴らしてお出迎えっていう粋な演出をしてくれるんです。

客層も様々、地元の人、特にこの辺りに勤務するビジネスマンがかなり多いなって雰囲気です。

テーブルに案内されメニューを見ます。
基本的にはとんこつラーメン専門店なんですが、いくつかのバリエーションがあります。

店の名前が入っている「Shoryu Ganso Tonkotsu」が定番商品。
そこからのバリエーションとして、「Kotteri Hakata Tonkotsu」「Piri Piri Tonkotsu」「Yuzu Tonkotsu」と広がって行きます。
他につけ麺やカレーラーメンもあるようです。

で、僕らが最初にオーダーしたのは、

03

いや、あの。。。
ここまで結構歩いたし、すっかり喉が渇いてしまってたし。。。
すんません、昼間っから行っちゃいました。。。

ここで、枝豆の左側にある調味料に注目。
これって、あの、懐かしい「卓上ゴマすり器」じゃないですか。
昔実家にありましたよ、これ。
あの赤い円板を回すと、擂りたてのゴマが出てくるんですよね。
まさかロンドンでこいつにお目にかかれるとは。。。
ホント懐かしい。。。

ビールと来ればやはりツマミも必要でしょってことで、

04

鉄鍋餃子にキムチ乗せ豆腐。。。
ラーメンレポートのはずが居酒屋レポートみたいで失礼。。。

えっと、ラーメンの話に戻します。
まず、連れの者が注文した「Ganso Tonkotsu」です。

05

いやぁ、本格的なラーメンですよ。
トッピングにはチャーシュー、ネギ、海苔にキクラゲ。
そして半熟卵もほぼ完璧です。
味の方もしっかりしたとんこつだったようです。

そして僕が注文したのはこちら。

 

07

「Hakata Tan Tan Tonkotsu」

「Tan Tan」の文字を見逃さなかった僕。
ちゃんと豚ひき肉を辛味噌で炒めてあって本格的。
アクセントの紅しょうがもグッジョブ!

08_2

麺は博多とんこつにしては若干太めなような気もしますが、ちゃんとしたストレート麺なので許容範囲です。
とんこつスープもしっかり味が出ていて美味しかったです。
個人的には坦々麺はもう少し辛くてもよかったかなと。
ただしラー油もちゃんと卓上に並んでいるので調節できます。

さすが世界の食が集まるロンドンだけあって、ラーメンも本格的でした。

昇龍はピカデリーサーカスの周りに4軒ほどあるようです。
ロンドンでラーメンを食べたくなったらググってみてはいかが?

昇龍(Shoryu)オリジナルHP : http://www.shoryuramen.com/

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2014年9月23日 (火)

六本木で流し○○○○!?

今回の話題は夏も終わりの8月下旬、暑気払いを兼ねた職場の懇親会のお話です。

場所は六本木、六本木と言えば今やインターナショナルな街。
個人的には、かつては防衛庁があったことから毎日のように通ってたところでもあります。
今は防衛庁跡にはミッドタウンがそびえ、交差点にあった本屋や行きつけの居酒屋も無くなってしまいました。
そう、六本木は個人的に言うとここ10年ちょっとですっかり様変わりしてしまったなぁって感じる場所なんです。

どうでもいい回想話は置いといて、今回行ってきたお店は麻布警察の裏手にある、

04

「六本木農園」

という名前のお店です。
「六本木」と「農園」、何ともミスマッチングな言葉の組合せが妙に気をそそられるネーミングですよね。

01

お店の入り口付近には、ミニ耕うん機が飾ってあります。
単なる耕作機械でも、こういう置き方をするとお洒落なインテリアに見えます。
こんな所にもお店のこだわりが感じられるのですが、一体どんなお店なのかネットで調べてみましょう。

お店の公式サイトに「六本木農園とは?」というページを見つけました。
それによると、

『近年問題となっている日本の食料自給率、40%しかない現状の大きな原因は農家の高齢化や就農者の減衰とも言われています。

 《中略》

そんな中、実家が農家だけど今は都心で働いているという「こせがれ」が実家に戻って就農していくのが、ハード面でも、ノウハウの面でもハードルが低いと農家のこせがれネットワークでは考えています。
ではいったいなぜ若者は就農しないのか?
それは農家の魅力が伝わっていないからです。きつい、きたない、かっこ悪い、食えない、そんな農家のイメージを払拭して、本当に顔が見える農家の友だちが多くできで、まずは週末は自分の実家の畑仕事からでもスタートしてもらう、そんな気持ちにさせる場所を作りたいという思いからこのプロジェクトはスタートいたしました。

 《中略》

六本木農園とは期間限定で若者やこれから就農する生産者・地域のプランディング、マーケティングから販売のサポートまでをトータルでプロデュースするプロジェクトです。』

『生産者と一緒に日本を元気にしたい!“農業実験”レストラン!』

要するに、農家の「こせがれ」たちを支援して日本の農業を活性化させるプロジェクトであり、こせがれたちの食材を使って都会の消費者に食を提供する場所が、ここ「六本木農園」なんですね。

02

ところで店内は建物の中だけではなく、隣接した庭園部分も含まれます。
店内と店外を合わせると100席以上のスペースがあり、大きなパーティーも開けそうです。

今回は約10名で予約したんですが、外のオープンスペースでほぼ貸し切り状態でした。
8月下旬とはいえ、夜はまだまだ残暑の暑さが残っていました。
なので、テントの回り3,4箇所に大型の扇風機が設置されていました。

03

さて、最初に登場したのは旬の野菜のバーニャカウダです。
お店のスタッフがそれぞれの野菜の生産者を説明してくれます。
おそらく、プロジェクトに参加している「こせがれ」さんたちなんでしょうが、申し訳ない、聞き流してしまいました。。。

さすがに野菜はどれも新鮮でシャキシャキしています。
唯一の難点は、扇風機の風のせいでバーニャカウダを温める固形燃料の火がすぐに消えてしまうこと。
仕方ないことなんだけどね。

05

こちらは一風変わった創作料理。
土台はキュウリだったかズッキーニだったか忘れましたが、上に乗っかってる刺身も鯛だったかハマチだったか忘れましたが、とにかく添えてあるディップを載せていただきます。
(いい加減な説明でスミマセン。。。<m(_ _)m>)
素材の味を生かすためなのか、全体的に薄味だなぁって感じました。

10

こちらの鉄鍋に出てきたのは、メイン料理です。
キャベツの下にあるのは、ひき肉と野菜を使った蒸し料理。
この状態だとよくわからないので、器によそってみますね。

11

こんな感じの料理です。
野菜の食感が残っていて、とても美味しかったです。

ところで、今回このお店を選んだのは、ここからのイベントが本当の理由。
お店の外のこのスペースでしかできないオプションメニューがお目当てだったんです。

それがこちら。

07

流しそうめん!!

10名以上、庭園貸し切り、1日1組限定のオプションプランなんだとか。
暑い夜にもかかわらず、店外の席だったのはこのためだったんです。

とはいえ、最初にこの装置(?)を見たときには、ちょっと期待外れな気もしました。
全長5,6メートルの竹竿が置いてあるだけだし。

ところが、実際やってみると、めちゃくちゃ楽しい!!
その最大の理由は大勢で囲んでワイワイやるからだと思います。
都会の真ん中で流しそうめんができるシチュエーションってそう簡単に体験できるもんじゃないしね。

09

最初に簡単なルール(?)を聞いた後、まず、流し役を1名決めます。
当然普通は食べ役がいいに決まってます。
なので、まずはジャンケンで負けた人が流し役に。

06

陣取る場所もジャンケンで決めます。
今回僕はジャンケンで一番になりました。
当然、奥側の最も上流をゲットです。
右ききにとって最も有利な場所だからです。

この場所の最大のメリットは、流した直後の、まだ速度が遅いそうめんを狙えること。
比較的簡単にゲットできます。
ただ同時に最大のデメリットは、下流の人たちから思いっきり罵声を浴びせられること。
ここで彼らを無視して食べ続けるか、仲間の輪を尊重するかは僕次第だったりして。

08

この後僕は流し役と交代。
で、わかったこと。

そうめん流すのって結構楽しい。

だって、僕が流さない限りみんなはそうめんを食べられないんだもんね。
実はこのイベントを仕切っているのは流し役なのかもしれない。

このイベント、パーティの企画で盛り上がること間違いなしです。
東京のど真ん中、六本木で流しそうめん。
どうやらこのオプションプラン、10月までやってるみたいです。
秋の夜長に、お月見プラス流しそうめんで一杯ってのもいいかも。。。ネ。

六本木農園
夜総合点★★★☆☆ 3.9

関連ランキング:野菜料理 | 六本木駅乃木坂駅麻布十番駅

| | コメント (2) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧